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2020年9月18日 (金)

2020年エスパルスの現状認識(のようなもの)

 一昨日(9/16)の横浜FM戦で、リーグ戦全34試合中半分となる17試合を消化しました。結果は勝ち点わずか9で最下位です。何度も引き合いに出して申し訳ないのですが、降格した2015年でも勝ち点13をあげており、それよりも低いクラブのワースト記録となります。

 こうなるとどうしても悲観的な意見が多くなりがちだと思いますが、実際のところどうなんだろうというのを自分なりに考えてみましたので、今回はそれを書きます。なにぶんトーシローの書く駄文ですので、あまり真面目に捉えずに目を通して頂ければ幸いです。

 今季のエスパルスが志向するサッカーを非常にざっくり書くとこんな感じかと思います。

 ①ボールを後ろからテンポ良く繋ぎその時間を長くする事で相手を攻め立てる攻撃的なサッカーをする。
 ②①を行うためにボールロストした場合はネガティブトランジションを早くしてボールを素早く奪い返す。
 ③守備時は前からプレスをかけてパス、ドリブルのコースを限定してボールを奪う。

 では、それに対して現在のチームがどの程度出来ているかというと、せいぜい2~3割ってところだと思います。①に関しては、ミスはあるもののGKからパスを繋いでボールを相手陣に運ぶ事はかなり高い再現性を持って出来ていると思います。が、サイドにボールが入った後、そこからハーフスペースを切り崩したり真ん中にボールを送ってゴールを奪うところについては、まだ確立した形はないように思います。最後のラストパスやシュートの精度が低いのもありますしね。②に関してはリーグ開幕戦のF東戦が一番理想的な形で出来てましたし、大分戦や札幌戦あたりでもある程度出来ていましたが、現在はそこが出来なくなってますね。③の相手ボールからの守備に関しては、これも一番出来ていたのはF東戦で、再開後はなかなか思うように出来ていないように見えます。そもそも②、③を行うための前提であるはずの「最終ラインを高く保って全体のゾーンをコンパクトにする」というのが出来ていないので、その分相手にスペースを与えて押し込まれてしまい、リトリートして守備せざるを得ない状況になっていると思います。

 原因はいくつかあると思います。1つはやはり暑さですね。運動量が多く要求されるサッカーにも関わらず、このクソ暑い7~9月に集中して17試合(ルヴァン杯も含めると19試合)をこなしているわけですから、どうしても想定より運動量は落ちると思います。次に監督の問題もあるでしょうね。クラブの監督を率いるのが初めてである分経験不足の部分は否めないと思いますし、それと就任前にイメージしていたよりも選手に細かい部分の調整を任せているように見え、それに対して選手が適応しきれてない感じはします。何となくライプツィヒのナーゲルスマン監督のように試合中から細かい指示を出すタイプかなと勝手に思っていたのですが(まあナーゲルスマンは極端ですが)、それは違いましたね。3つ目は選手の意識の問題で、監督が細かい部分をある程度任せてくれる以上選手間でどんどんコミュニケーションをとっていく必要があると思うのですが、試合中の声を聞いている限りではそういう感じには思えません。また必要に応じて監督とコミュニケーションをとる事もやっていいと思うのですが、それが出来ている感じでもないですよね。

 あと一番大きな問題は、今季が非常にイレギュラーなシーズンだという事です。普通のシーズンであれば、例外はありますが基本的に試合は週1日なので、残りの6日間を練習にあてる事が出来ます。チームはその期間を利用して前の試合のリカバリーをして、次に前の試合で出た課題を潰すための練習を2~3日程度かけて行い、残りの1~2日で次の対戦相手をイメージした練習を入れて次の試合に備えるというサイクルをこなしていきます。が、今季は7~12月の6か月で34試合プラスカップ戦をこなさないといけないわけで、そのために容赦なく水曜に試合が組まれています。そうなるとかなりの日数をリカバリーに割かなくてはならず課題を潰すための練習が十分とれないのですよ。ただでさえ昨季と180度異なるサッカーをしようとしているわけですから、このサイクルでチーム力を向上させるのはかなり難しいと思います。この点においては僕はクラモフスキー監督には同情的です。「中断期間があったじゃないか!」という意見も出そうですが、やはり公式試合と練習試合とでは強度などに差が出ますから十分課題を洗い出せたとは思えないですし、まして中断期間中の1か月半はチーム全体の練習も止めてますからね。

 以上、現状分析をした上で、では今後どうするかですが、少なくとも僕は監督交代はすべきでないと考えます。確かに選手に任せ過ぎの感もありますが、前述の今季の特殊性を考慮すると現段階でクラモフスキー監督を代えるのは可哀想だと思いますし、後任で来られる方も同様の難しさを背負うわけですから、本当に何もチームに残らなくなる可能性が大だと思います。またもう1つの理由として、今季はこの新型コロナ禍のために営業収入がかなり減少する事が予想されます。そんな中で監督解任時にかかる違約金を払うのは経営上厳しいでしょう。幸い9月の最終週からはスケジュールが少し楽になります。また目指すサッカーが全く出来ていなかったわけではなく、F東戦や札幌戦のような基準となる試合もあるので、来週からそのレベルに戻すべくじっくりトレーニングしていけば、巻き返す可能性はあると思います。

 とはいえ、昨日の静岡新聞の大熊GMのインタビューにある通り、具体的な数字も残さないといけないと思います。これは僕が考える基準ですが、最低レベルでも残り17試合で勝ち点20以上積み上げられなければクラモフスキー監督には今季でお引き取り願わないといけないのではないかと思うし、そういう目で今後観ていきたいと思います。

 以上、長文駄文失礼致しました。

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