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2020年9月20日 (日)

祝!J1通算400勝!(9/19 湘南戦)

 昨日(9/19)はアウェイでの湘南戦でした。一応まだアウェイ観戦は控えた方がいいかな、と考えて、DAZNで観戦しました。

 17位と18位の対戦という事で、通常のシーズンならお互いにピリピリしたムードでの試合になるところですが、そこまでのムードは感じられない試合ではありました。たださすがのクラブワーストとなる8連敗をするわけにはいかないという事で、選手達からは「ここで連敗を止める」という想いを感じました。その想いが通じての約1か月ぶりの勝利という事で、選手達は喜んでいたし、観ているこちらとしても本当にホッとしました。

<明治安田生命J1リーグ 於 Shonan BMWスタジアム平塚>

 清水エスパルス 3ー0 湘南ベルマーレ

 この日のDF陣は立田がサスペンション、ソッコ、岡崎、金井が怪我という事で、メンバーのやり繰りが難しかったと思います。そんな中でクラモフスキー監督が選んだのは、真ん中に六平を置く3バックでした。これはCB、SBとも不慣れなメンバーが揃う中で少しでも負担を軽減するとともに、湘南と同じ3-5-2にする事でマッチアップする相手をハッキリさせて守りやすくした側面があったと思います。結果的にはその選択は吉となりました。六平が不慣れなポジションながらこまめにラインの上げ下げをしてくれたおかげでブロックのコンパクトさが保たれ、ヴァウドとヘナトが強靭なフィジカルを活かした守備で相手2トップを自由にさせず、中盤でもダブルボランチ+後藤が豊富な運動量で相手の中盤を封殺。そして両サイドでは金子、西澤が相手WBとのマンツーマンで相手に決定的な働きをさせませんでした。2トップはそれほど前からプレスをかけるわけでもなく、相手3バックからアンカーの金子へのパスコースを消す事にまず集中していましたが、こちらが押し込まれた時には中盤まで戻っての守備で貢献してくれたのも効いたと思います。

 それとこの日特徴的だったのは、最終ラインから繋ぐ時に相手のプレスを受けて近くの味方に付けるのが難しい時にはロングボールを使っていた事ですね。まあ基本的にはちゃんと味方がいるところへ蹴っており、最終ラインから繋ぐ事を放棄したわけではないのですが、湘南は試合開始当初からこちらがGKで再開する時にこちらの陣に多めに人を配置してボールホルダーに寄せてきていました。間違いなくこちらが自陣でミスするのを誘っていたと思うし、湘南のチームカラーは出来るだけ前目でボールを奪い、そこからのポジティブトランジションで一気にゴール前に殺到するというものですから、それによって嵌められたらウチとしてはかなり厄介になっていたはずです。が、こちらが状況に応じてロングボールを蹴った事で狙っていた形をいなした格好となり、湘南の持ち味を出させませんでした。試合後の浮島監督の「スタイルを捨てて」という言葉は、試合前に狙っていた形を思い切り外された事による悔しさが表れたものでしょうね。繰り返しになりますが、安易に蹴っていたつもりは全然ないんですけどね。

 攻撃については、リーグ戦では初めて2トップを採用したわけですが、カルリーニョスとドゥトラの2トップが利いてましたね。2人ともボールを預ければ簡単に奪われないので、味方としては全体を上げやすくなりますし、前半はこの2人のコンビネーションだけでチャンスを作る場面が何回かありました。もちろん周りの日本人選手も、後藤はいつもの献身的な動きで中盤と2トップとのリンク役をこなし、竹内、慶太の後ろからのパス出しも効果的でした。また「この日のエスパは現実的な戦いをした」という見方をしているエスパサポが多いみたいですけど、1得点目はGKから繋いでのものですからね。大久保が相手のシュートを止めた後に傍にいた味方に繋ぎ、ヴァウド、金子、六平らで丹念に繋いで相手のプレスをいなし、そこから持ち出した慶太が相手3バックの横のスペースへ走り出した後藤へパスを出して決定機につなげているわけです。3得点目にしても何本もパスを繋いでのものですし、これまで練習や試合を通して磨いてきたパス回しがちゃんと活かされて得点に繋がった事は強調しておきたいと思います。

 この日の勝利は今までのベースは活かしつつロングボールを織り交ぜてリスクを軽減させた事によるものだと思います。守備時に前からプレスをかけてボールを奪う形はここ数試合封印した状態だし、目指す理想形にはまだまだ及ばないとは思います。ただ「ボールを握る時間を長くする事で試合をコントロールする」という大原則は、ちゃんと味方が競る事ができるところへロングボールを送っている事から見ても、ちゃんと維持されていると考えます。名古屋戦までは試合の間のインターバルが少ないので、当面は現実的な策をとりながら勝ち点を積み上げていく事になるでしょう。観ているこちらとしてはそういう事情をしっかり理解しつつ、理想とする形にどのように近付けていくかをしっかりと観察していきたいと思います。

 次は水曜日にホーム・アイスタ日本平に浦和を迎えての試合です。浦和が今日試合をしているのでコンディション面では有利ですが、そういう有利さを活かすのはウチは苦手ですし、個人能力の高い選手が揃っているから簡単な試合にはならないと思います。ただようやくJ1通算400勝を達成してプレッシャーから多少なりとも開放されたと思うので、アイスタでよりのびのびと試合をして欲しいですね。

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