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2020年6月16日 (火)

久々の対外試合(6/3 藤枝戦3・4本目)

 予告していた通り、先日行われた藤枝とのトレーニングマッチの3・4本目の感想です。

 1本目のあたりではカメラが近過ぎてなかなか全体を見られなかったり、2本目は音声が少し割れ気味になったPlayerを用いてのネット配信ですが、3本目からはそれらの課題が解消され、ストレスなく見る事が出来ました(4本目の冒頭10分くらいまで中継が切れちゃいましたけどね)。4本目には1・2本目に出場していた金子や立田も中継席に来てくれて、中継を盛り上げてくれたのも良かったですね。

 最初にざっくりと感想を書くと、1・2本目に出た選手達と比べて戦術理解度やそれ以前のフィジカルコンディション、選手経験の差が出ちゃったなと思います。明らかに内容的には落ちましたね。

 最初は良かったんですよ。12分にカウンターから相手のオウンゴールを誘って先制し、15分にも相手を押し込んだ中での西澤のミドルシュートのこぼれ球を押し込んでの河井のゴールを決めましたが、それまでは1・2本目と同様にタテへ勢い良く出ていくサッカーを見せていました。が、これで気が緩んだのか全体的にプレー強度が落ちて藤枝に攻め込まれるようになり、25~30分あたりからは完全に押し込まれてろくに相手陣へ攻め込めない展開に。何とか3本目はGKの大久保の好守に助けられて無失点に終わり、4本目開始早々に鈴木唯人の技ありゴールで3-0としたまでは良かったのですが、57分と60分に立て続けに失点してからは完全にアップアップ状態となり、62分のテセのゴールで突き放し、その後の藤枝の攻撃を1失点で凌いで3・4本目トータルとしては勝つ事が出来ましたが、何とも後味の悪い終わり方でしたね。

 試合を見直す事が出来ていないので分析するのは難しいのですが、原因として1つ思ったのは気の緩みですね。2点先行するまではそこそこやれていたと思うのですが、2点とってからは藤枝の何とか挽回しようと前に出てきたのを捕まえられず、また対人でも負ける場面が増えて、どこかふわっとした感じになったように思いました。それと低い位置でボールを奪った時のトランジションのところが遅くなって、無理にタテにつけようとしては通らなかったり通ってもすぐ奪い返されたりして、逆襲をしかける事がほとんど出来ませんでした。このあたりは1・2本目で出た選手と比較して中盤から前の選手(ティーラシン、河井、石毛、金井他)の後ろからのボールの引き出し方が劣っていたかなと思います。

 全体練習を始めてからまだ2週間たっただけなので、戦術理解について活動休止に伴うブランクからどれだけキャッチアップできたかという部分で差が出ている状態なんだろうと思います。ただ、河井は本来クレバーな選手なのでもっとやれるはずだと思うし、ボランチの六平にしても年齢を考えるともっとやってくれないと困ります。石毛にしてもいつの間にか宮本にポジション争いで後れをとった状態で、しかも調整中のエウシーニョが控えているのですから、もっと奮起してもらわないと。結局3・4本目に出場した選手の中で1・2本目に食い込みそうな選手って、3本目で再三好セーブを見せた大久保と4得点目を決めたテセ、後は西澤がどうにかくらいな感じなので、3・4本目に出た選手は残り3週間もっと頑張ってアピールして欲しいと思います。

 という事で、3・4本目は少しほろ苦い内容になりましたが、全体としては収穫が得られた試合だったと思います。残り3週間あるので、しっかり準備していって欲しいですね。

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