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2020年1月 4日 (土)

2019年オフの動き・コーチ編

 1/3にはコーチについても公式リリースがありました。

 トップチームのコーチとして今矢直城氏、平岡宏章氏が、フィジカルコーチとして安野努氏が、GKコーチとしてアダウト氏が就任する事が発表されました。

 まず新任の2人についてですが、今矢氏は2018年シーズンに横浜FMで通訳としてポステコグルー監督やクラモフスキーコーチを支えてこられた方です。自身のコーチ歴としては関東2部の早稲田ユナイテッドのコーチくらいではありますが、コーチもしくは監督業を志向しており、2019年はオーストラリアのコーチングライセンスを取得していたとの事。何よりクラモフスキー氏とは旧知の間柄であり、新監督の考えを言語化して選手に伝える役割をこなす事の出来る人材という事で、白羽の矢が立ったものと思われます。個人的にクラモフスキー新監督が信頼のおけるコーチをつける事は必須だと思っていたので、よくぞうってつけの人材を連れてきてくれたと思います。新監督とともに今矢氏が新たに発する言葉が楽しみです。

 今矢氏だけでも「おおっ」と思っていたので、安野氏の就任についてはさらにビックリといった感じです。こちらは2018年から2年間横浜FMのコンディショニングコーチとして、横浜FMの運動量を側面から支えてこられた方です。おそらくネガトラ、ポジトラのところでがんがんスプリントを要求する戦術になると思うので、そのためのフィジカルを整える上でぴったりの人材でしょう。クラモフスキー新監督のやり方などもわかっているでしょうしね。こちらについてはシーズンを通してウチの選手達の運動量がどれだけ変化するのかを楽しみに待ちたいと思います。

 それにしても上記のお2人に関しては、また横浜FMサポからの怒りを買ってしまうかもしれないですねぇ。ていうか、クラモフスキー氏招へいを皮切りに、目指すべきスタイルを定めてそれに合った人材を揃えてくるなんて、「ウチの強化部に何があった!」と思ってしまいます。大熊新GMはこのあたりの動きには絡んでないでしょうから。

 平岡氏、アダウト氏についてはユースからの昇格みたいな感じですね。平岡氏については大榎新強化部長がトップチームの監督になった時からユースの監督を務めてこられ、北川、立田、滝らをトップチームへ送り出してきました。その延長からおそらく主に若手の面倒を見る事になるのでは、と思っています。ただその場合にトップチームのコーチとして残る事になっている篠田前監督との役割分担が気になるところではあるのですが、一方でトップチームの監督経験があるのは篠田氏だけなので、その立場から監督、コーチの間をつなぎながら戦術以外のところでの選手へのフォローを行う事になるのかな、と考えています。このへんは新体制発表会でもう少しはっきりするでしょうね。

 アダウト氏については、2017年の途中までGKコーチを務めていたものの体調不良で辞任し、2018年からユースのGKコーチを務めてこられました。GKについてはポルトガル語が話せた方がいいという事で、トップチームに戻る事になったと推察されます。また厳しい指導でウチのGKのレベルを引き上げて欲しいと思います。

 これに伴ってユースの監督とGKコーチが不在となります。まだ発表はされてないですけど、たぶん現トップチームの久保山コーチと羽田GKコーチがスライドする事になるんじゃないかなと予想しています。久保山氏はトップチームコーチの前はジュニアユースの監督でしたしね。こちらも近日中にリリースがあるでしょう。

 コーチングスタッフの人選には一区切りつきました。後は選手ですが、どうなるでしょうね。

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