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2020年1月31日 (金)

2019年オフの動きその15

 日曜にキャンプ地・鹿児島に入り、シーズンインに向けた準備を着々と進めているエスパルスですが、大熊GM曰く「妥協のない補強」は続いておりました。

 〇加入

  ティーラシン・デーンダー(ムアントン・ユナイテッドFC(タイ)から完全移籍)

 既報の通り、ティーラシンの加入が発表されました。スイスやスペインでのプレー経験があり、一昨年は広島でプレー。またタイ代表でも主力であり、106試合で47得点をあげたタイの国民的英雄です。ポジション上どうしても移籍したドウグラスと比較されてしまうし、その面で「物足りない」と感じている方もいるみたいですけど、僕は「良い補強だな」と思ってます。理由は一昨年の広島でのプレーにあります。秋にアイスタで広島と対戦した時に彼は途中出場だったのですが、結構いやらしいポジション取りをしてそこから良いプレーをしていて、際どいシュートも結構打たれた記憶があるのです。その試合は六反が大当たりの日で、ことごとくグッド・セーブをしてくれたので失点はしなかったのですが、「良い選手だな」と思ったのはよく覚えてます。その試合のハイライトがYoutubeにあったので見返しましたが、やはり「上手いな」という印象は変わらないですね。

 まあドウグラスがスーパーな選手だった分見劣りする部分は確かにあるかもしれないですが、ティーラシンにはティーラシンの良さがあるし、何より昨季ドウグラスがいてもあの程度の攻撃力しかなかったチームの全体を根本から変えようとしているわけですから、個人の比較は全く意味がないと思います。彼がCFに入ってチームにどのような色を付けてくれるのか、今から楽しみです。

 さてヨーロッパの移籍市場は間もなく閉じようとしてますので、もう1人の噂の選手に関するリリースももうすぐですかね。(関係ないのかな?)

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2020年1月25日 (土)

2019年オフの動きその14

 今年は小出しのリリースが多いですね。

 〇加入

  ヴァウド(セアラーSC(ブラジル)から完全移籍)

 今週頭からチームに合流したブラジル人CBの加入が発表されました。昨年はブラジル1部のセアラーSCでプレー。持ち味はカバーリングと足元の上手さとの事。強化部が1年前からリストアップして追いかけていた選手だそうで、今季の足元のパスを多用する戦術に合うだろうという事で、引っ張って来た模様です。懸念はやはり国外でのプレーは初めてという事で、Jリーグはイングランドほどではないですがテンポが速いですし、プレスも結構きついですから、そこにアジャストできるかというのがあります。昨季のヴァンデルソンのような過ちは犯したくないので、そこはクラブ全体できっちりサポートしてあげる必要があるでしょうね。とはいえ実力は確かだと思うので、今年の新しいスタイルにどうはまっていくのか楽しみです。

 チームは明日(1/26)鹿児島へ出発します。充実したキャンプにして欲しいですね。

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2020年1月24日 (金)

2019年オフの動きその13

 昨日(1/23)公式リリースされた選手の情報です。

 〇加入

  ネト ヴォルビ(アメリカ・デ・カリ(コロンビア)から完全移籍)

 先週のチーム始動時から練習に参加していたブラジル人GKの加入がようやく発表されました。ここ3年はコロンビアでプレーし、昨年はアメリカ・デ・カリのリーグ優勝に貢献し、その年のベストGKに選ばれた選手だそうです。GKとしては身長はそれほど高くありませんが、映像を見る限りではセービング能力は高く、またフィードの精度も高そうです。さらに今日(1/24)の記者会見では足元の技術にも自信があると発言しています。今年のエスパルスのサッカーではGKにもかなり足元の技術が求められるので、そういうGKをしっかりリサーチして獲得に踏み切ったのでしょう。どんなプレーを見せてくれるのか、楽しみです。

 明日は必勝祈願とサポーターズサンクスデーなので、それまでにもう1人の「謎の練習生w」も紹介してくれるのかなと思っていますが、何というか、今年のクラブは焦らし戦術をとっているようです。また昨日「タイの英雄」が来日したそうですし、さらにスイスでプレーしているブラジル人の獲得も濃厚という報道もあります。こうやってクラブの「本気」が伝わってくるのは嬉しいですね。ただそろそろ出揃った選手の名前を見ながらスタメン予想などしたいとこなのですが。

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2020年1月20日 (月)

2019年オフの動きその12

 今日(1/20)も動きがありました。こちらは既に一部で報道のあった通りですが。

 〇退団

  松原 后(シント・トロイデンVV(ベルギー)へ完全移籍)

 松原のシント・トロイデンVVへの移籍が内定したとの発表がありました。これから渡欧してメディカルチェックを受けた後、正式契約となる見込みです。今回の移籍については先週コメントさせて頂いたので、あまり語る事はないですね。こうして自分の夢を叶えたわけですが、やはりそれだけではダメだと思うので、これまで持ち続けてきた「ヨーロッパでプレーする」という野心を「ヨーロッパで活躍する」というものに変えて、頑張って欲しいです。そのためにも5年は日本に戻らないつもりでいて欲しいし、ベルギーを足掛かりにさらなるキャリアアップを果たして欲しいと思います。で、「自分はヨーロッパでやり切った」と感じた時、戻ってきてくれたら嬉しいですね。

 エスパルスとしてはほぼ4年間不動だった左SBを失うのは痛手ですが、既に後釜候補として金井の獲得が発表されてますし、松原の穴をチームとしてどう埋めるのかという新たな見どころも出来たので、それを楽しみにしたいと思います。

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2020年1月19日 (日)

2019年オフの動きその11

 先週火曜に新体制発表記者会見が行われ、翌日から新チームの練習が始まって、いよいよシーズン開幕も間近かと思っていたところに、思わぬニュースが飛び込んできました。

 〇加入

  金井 貢史(名古屋から完全移籍)

 横浜FMのアカデミー出身で、その後横浜FM、千葉、名古屋、鳥栖と様々なチームでプレーした金井選手の加入が発表されました。昨シーズン後半は鳥栖に期限付移籍していて今季から名古屋に復帰すると発表されていたところを、まさに一本釣りした格好です。一昨年途中まで横浜FMでプレーしてポステコグルー監督、クラモフスキーコーチの下でプレーしていたのが移籍の決め手となった模様です。右利きですが左右のSBをこなしCBでのプレー経験もあるという事で、おそらく退団濃厚な松原の後釜候補として引っ張ってきたと思われます。持ち味は攻撃力で、昨夏以降の鳥栖での在籍中の10試合で4得点をあげているとか。その意味でドウグラスが抜けた後の得点力を補完してくれる1人になるかもしれません。福森とのポジション争いになるでしょうが、どういったプレーを見せてくれるか楽しみです。

 それにしてもウチの強化部のステルスっぷりは相変わらずすさまじいですね。ドウグラスの後釜候補に関する話も伝わってきてるし、これで左利きのウィングプレーヤーを連れて来れたら僕としては満点をあげたくなりますが、どうでしょうね。

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2020年1月16日 (木)

U-23アジア選手権

 先週からU-23アジア選手権が始まりました。2年に1回行われますが、今大会は東京オリンピックのアジア予選も兼ねています。日本は自国開催のため出場権を持っていますが、格好の腕試しという事で国内組で固めた布陣で参加しました。

 が、皆さまご存知の通り、戦績は2敗1分けで、グループリーグで姿を消す事となってしまいました。

 この大会でのグループリーグでの敗退はもちろん初めて。それより若い年代になると、U-17はフィジカルの面で劣るため、3~4回ほどグループリーグで敗退していますが、ここ2回は連続してW杯の出場権を勝ち取っています。その上のU-20では’95年の予選突破による初めての国際大会出場権獲得以降、グループリーグ敗退は1度もないし、U-23もアトランタ以降毎回オリンピックに出場し続けています。だから今回の結果はショッキングな結果として伝わっているわけです。

 まあ敗因はいろいろあるし、選手もなんだかなぁという感じでしたが、一番ガッカリしたのは森保監督に対してですね。サッカー監督の一番の仕事は、チームがどのような戦うかについてのプランを立て、それを選手達に伝えるとともに練習を通してその考えを落とし込んでいく事です。代表の場合は集まる時間が少ないですから限界はありますが、それでも最低限の事はやっていく必要はあります。が、森保監督がそのような指導をした形跡はなし。だから3試合とも同じように自陣に引きこもった相手の前でボールを回すだけとなり、同じようにカウンターを食らってしまう。何でも森保監督は選手に対して「自主性」を求めているとの事ですが、それを理由に練習でろくな指導をしてないってのは自分の仕事を放棄しているもんだし、さもなくばそもそもサッカー監督の仕事を分かってないとまで思ってしまいます。去年のアジアカップから怪しいと思ってましたが、ここまで無能だとは思わなかったし、さすがにこいつにA代表とU-23代表の両方を任せるなんて無謀だと思います。

 が、日本サッカー協会(以下、JFA)の田島会長は森保監督を続投させると表明したとか。まあここで監督交代なんかしたら自分に責任が降りかかるから、でしょうね。技術委員長の関塚氏も同様でしょう。大体一昨年のハリルホジッチ氏解任以降、ジャパンズウェイという言葉がやたら使われ出しましたが、ではジャパンズウェイに基付くサッカーとはどのようなもので、それを今後若年層も含めてどう広げていくか、どう強化に役立てていくかについて議論がなされている形跡は全然ないわけです。世界、特にヨーロッパでは「言語化」の考えの下、戦術をよりわかりやすく伝える努力がされているにも関わらず。その結果現れるのが、決め言葉に「これが世界基準です」と言うだけで具体性のかけらもない事ばかり言うY氏のような解説者なわけです(この人も将来のJFAの幹部候補らしい)。一昨年の代表監督解任騒動以降、JFA関連については今書いたモヤモヤをずーっと抱えながら見てますね。

 グチが長くなってすみません。

 ただ、現時点で救いなのは、エスパルスが今シーズンからサッカーの内容も変えようと模索し始めた事です。「エスパルスのサッカーとは?」というところを大榎氏の方で考えてもらったり、昨年J1を席巻した横浜FMからクラモフスキー氏を監督として引き抜いて、よりヨーロッパの先端に近いサッカーを取り込もうとしているので、そうした努力を始めているというのは嬉しいですね。この試みが成功して、あのJFAのズブズブ・モヤモヤから離れる事が出来れば、結構痛快な気分になれると思うので。おそらく明日あたりから立田、岡崎がチームに合流すると思いますが、森保監督の下でさぞモヤモヤした気分になったと思いますので、それを三保での活気ある練習を通して浄化してくれればと思います。

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2020年1月15日 (水)

2019年オフの動きその10・松原の動向

 さて、今日(1/14)の新体制発表記者会見の中で、未だにエスパルスとの契約更改をしていない松原に関する話がありました。本ブログでは基本的に報道がされただけの状態ではコメントしない方針なのですが、ちょうど新チームが始動するタイミングなので、触れておきたいと思います。

 松原に関しては移籍する可能性が高いと思っていました。以前から海外移籍を希望していましたし、ちょうど契約がこの1月で切れますから。特に昨季はチーム自体が浮上できない状態で、松原自身も守備に関してはだいぶ成長したと思いますが攻撃に関しては伸び悩んでいるように見受けられましたから、自分自身が成長する場を求めて環境を変えたいと考える可能性は当然あると思ってました。契約更改をなかなかしなかった事に関しては「まあ去年も遅かったから」と思ってましたが、昨日の段階で契約更改しなかったのを知って「これは移籍するな」と思いました。

 まあ自身の進路を決めるのは最終的には自分自身ですし、以前からの海外でプレーするという夢を実現する事は他から否定できるものではありません。自分で決めた以上、頑張って欲しいと思います。

 が、やっぱり移籍金を残さずに退団するのは「ん?」と思ってしまうんですよね。貧乏性なので。それに、昨年も白崎の移籍の時に書きましたが、ゼロ円移籍って自分の価値を下げる行為なのでやるべきではないです。ヨーロッパではそういうのをシビアに考えるから、どんなに能力が高くても同じポジションで高い移籍金でやって来た選手の方が使われる事が多いんだそうです。日本だとそこまでの意識はないですけど、海外に移籍したいんだったらちゃんと移籍金を払ってくれるクラブに移籍すべきだと思ってます。だからその意味では残念ですね。

 とはいえ、本人がそういうリスクも覚悟した上でそれでも行きたいと言うのなら、止められないですけどね。ヨーロッパの移籍ウィンドウが開いているのは1月いっぱいなので、その間に松原の希望に沿った形になればいいですね。

 さて、エスパルスとしては不動の左SBの退団は痛手です。確か福森が左SBでのプレーを希望していると聞いているので、まずは彼が第一候補でしょうが、あるいはここに誰かを引っ張ってくるのか、こちらも注目ですね。

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2020年1月14日 (火)

2019年オフの動きその10・新体制発表とこれまでのまとめ

 今日(1/14)はエスパルスの新体制発表記者会見が行われました。Facebookで生配信されたようなので、会見の内容をご覧になった方もいらっしゃるのではないかと思います。特に今年は社長、GM、監督が変わったという事で、もりだくさんの内容になったようです。

 また昨日(1/13)までに昨シーズン契約更改オファーを受けて新シーズンもエスパルスでプレーする事になった選手がおおよそ出揃いましたので、このタイミングで総括的な事を書きたいと思います。

 今回のオフを迎えるにあたっては、昨季後半が夢も希望もないサッカーをしていた分、どれだけの選手が残ってくれるか不安でした。特に松原、金子、ドウグラスあたりは良い話が来たら出ていくだろうなと思っていました。契約更改が始まってみたら思っていたよりは残ってくれた感じですが、それでも昨季の絶対的エースと不動の左SB(こちらは確定ではないですが)を失って、この2人に代わる選手を補充できていません。噂のブラジル人2人が加入したとしても、このオフの収支としては赤字と言わざるを得ないと思いますし、シーズン前の各評論家の順位予想も厳しいものになるでしょう。

 しかしながら、それほど僕は悲観していません。理由はクラモフスキー氏の招へいに成功し、彼と旧知の仲である今矢氏までコーチとして加わって、昨季と方向性の全く違うサッカーをする事になるからです。今日の記者会見でも攻守一体となったアグレッシブなサッカーで点をとりに行くという姿勢がビシビシ伝わってきて、楽しみになってきました。もちろん最初から上手くいくはずはないですし、ゴトビ元監督の1年目のように3試合連続アウェーで0-4で敗戦、なんて事もあるかもしれません。でも次第に新しいやり方に慣れた時、例えば金子、石毛、滝のちびっ子3トップが相手守備陣を翻弄する様が見られるようになれば、と考えると楽しみですよね。

 また今年は大宮、FC東京、C大阪の強化スタッフを歴任された大熊氏がGMとして加わってくれて、「妥協せずに補強を進める」と宣言して下さっているので、こちらも期待していいのでは、と思っています。明日からの練習が楽しみですね。

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2020年1月13日 (月)

高校選手権

 今年の冬は仕事が一段落してそこそこ時間の余裕があったのと、たまたま今大会は準々決勝も休みの日にあったので、準々決勝、準決勝の計4試合を観に行きました。どの試合もレベルが高くて面白かったですね。

 そんな中今日(1/13)決勝が行われ、静岡学園(以下、静学)が青森山田を逆転で下し、24年ぶり2回目の優勝を勝ち取りました。静岡県勢としても24年ぶりです。

 エスパルスを応援している関係上同じくエスパルスを応援する方を多くフォローさせて頂いていますが、皆さん本当に喜んでいましたね。ここのところ静岡県勢はなかなか選手権で上に行けず初戦敗退も結構あって、静岡の人としては悔しい思いをずっと持ち続けてこられたと思うので、本当に溜飲が下がったのではないかと思います。静岡の皆さまに対しても「おめでとう」と言いたいです。

 試合に関しては、試合巧者の青森山田に早々に2点先行され、静学としたら相当に慌てたと思うのですが、それを表には表さずに黙々と自分達のサッカー、個人の高い技量をベースにしたドリブルとパスワークを使ったサッカーでどんどん前に出ていって、それによりペースを自分達に引き戻したのは見事でしたね。これを見て、やっぱり苦しい展開でも自分達が自信を持っているやり方があれば気持ちはそう簡単には折れないし、逆に流れを引き寄せる事が出来るんだなと思いました。ここはエスパルスも見習うべきかもしれませんね。攻撃面だけでなく中盤の守備もしっかりしていて、優勝にふさわしい試合を見せてくれました。おめでとうございます。

 選手権連覇とプレミアリーグとの二冠を阻まれてしまった青森山田には悔しい結果となりました。2点早々に先行した事で受け身になってしまったのが敗因ですかね。厳しい組み合わせになりながら堂々と勝ち上がり、準々決勝では昌平、準決勝は帝京長岡というボールを大事につないでくるチーム相手にも早々に先制して逃げ切ってきたので、余計に油断が出たのかもしれません。が、昌平にも帝京長岡にもあと一歩で同点というところまで追い込まれていたんですよね。準決勝は帝京長岡の方が明らかに決定機が多かったですから。その意味ではフィジカルとパワー、そしてロングスローといった飛び道具に頼り過ぎて、流れの中で取り切る力はあるいは足りなかったかもしれません。ただJクラブアカデミーが居並ぶプレミアEastで毎年上位に食い込むなど高体連のチームでは群を抜く力を持ったチームなのは確かなので、捲土重来を期待したいと思います。

 何にせよ、昨晩のU-23の体たらくを見て怒りまくっていた自分にとっては、恰好の精神安定剤となりました。両チームの皆さま、お疲れ様でした。

P.S ただ、毎回書く事ですが、目の前のサッカーを語ろうとしない日テレのアナとアホな事しか言わない解説者には辟易とさせられます。

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2020年1月12日 (日)

2019年オフの動きその9・ドウグラス退団

 既報通り、ドウグラスの神戸への完全移籍が発表されました。

 昨年の天皇杯準決勝のあたりからあちこちで報道があったので、覚悟はしていました。といいますか、昨シーズン終盤のエスパルスの戦いを見て、「これはドウグラスもどこかから良いオファーがあれば出ていくかもな」と思ってました。ぶっちゃけあまりにも夢も希望もない戦いで、ドウグラスに負担ばかりかけてましたからね。噂では神戸がドウグラスに出した条件はかなり良いものだったみたいですし、そうなると選手は個人でビジネスをしているわけですから、そちらを選ぶのは致し方ないでしょう。ウチとしては移籍金を残してくれた事に感謝しないといけないですね。

 今回のような主力の流出は毎年おきており、それを受けてのクラブや親会社への的外れな批判もあるようです。が、これはエスパルスのリーグにおける立ち位置やフットボールとビジネスが密接に結び付いた状況を考えると仕方のない事です。ぶっちゃけここ数年はエスカレータークラブになりかけのところを何とか踏みとどまっている状況ですので。で、そんな状況に甘んじるわけにいかないから、昨年末からいろいろ変えようと動き出しているわけですから、今はそうしたクラブのトライとそれに賛同して集まってくれた選手達をサポートするしかないと思いますし、それが実を結ぶまでは毎年こうした事は起こり得ると覚悟しておく必要があると思いますね。

 ドウグラスは在籍期間が1年半と短かったので、少なくとも僕の中ではエスパの外国籍選手のレジェンドであるサントスやオリバやジェジンにはちょっと追いつかなかったですかね。ただ印象に残るゴールは多いですし、短い在籍期間の中でエスパルスに対して並々ならぬ愛情を示してくれた事は確かです。何より昨シーズン最終戦でJ1残留に繋がるゴールを決めてくれた事は、最高の置き土産となりました。その事に深く感謝します。一方で今シーズンからは敵ですから、全力で叩くのみです(今シーズン中に叩けるようなチームになっているかはわかりませんが・・・。)

 さて、これで昨シーズンのチーム得点王を失ってしまいました。テセは契約更改してくれたものの、センターFWは明らかに不足しています。ドゥトラはどちらかというとサイドの選手ですし。これを受けて強化部がどう動くか、注目ですね。

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2020年1月11日 (土)

2019年オフの動きその9

 新体制発表の3日前となる今日(1/11)、いくつかのリリースがありました。

 〇加入(復帰)

  西村 恭史(岡山への期限付き移籍終了に伴い復帰)
  新井 栄聡(金沢への期限付き移籍終了に伴い復帰)

 〇退団

  ドウグラス(神戸へ完全移籍)

 期限付き移籍していた2人の復帰が発表されました。まず西村については、昨年夏に岡山から声がかかり、試合経験を積むために武者修行に出ましたが、残念ながら試合に絡む事は出来ずに期限付き移籍契約が満了し、復帰する事となりました。本人にとっては悔しい思いをしたと思いますが、宮本の時に書いたようにウチの中盤は世代交代を考え始めないといけない時期にさしかかってますから、このタイミングで戻ってきたのは本人にとってもちょうど良いかもしれません。長身にも関わらず足元の技術もしっかりしている事などの長所をしっかりアピールして、レギュラー争いに食い込んで欲しいと思います。

 新井についても、金沢で出場機会に恵まれないまま復帰する事となりました。GKは人数が多いのでどうなるのかと思いましたが、結果としてウチのGKのレギュラー争いに加わる事となりました。ライバルは多いので大変ですが、今季はGKに求められる資質が変わってくると思うので、そこが新井のアピールポイントにマッチすればいいですね。頑張って欲しいです。

 ドウグラスの事については、稿を改めます。

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2020年1月 8日 (水)

2019年オフの動きその8

 新体制発表会まで間近なせいか、今日(1/8)も昨日に続いて公式リリースがありました。

 〇加入

  奥井 諒(大宮から完全移籍)

 〇退団(期限付き移籍)

  高木和 徹(長崎へ期限付き移籍)

 リリースされた順にコメントします。まず驚かされたのが奥井選手の加入。大宮との契約更新が発表された後にエスパルスへの完全移籍成立とは驚きです。まあ制度上は問題ないのですが、昨年横浜FMと契約更新したと見られていた山中の浦和への移籍くらいしか同様のパターンが思いつかないですからね。これを受けてエスパサポの中にはネガティブな想像をする方もいるようですが、単純に飯田の移籍によって生じた穴を埋めるためのものでしょうね。エウシーニョは怪我がちで、2019年シーズンも何試合か欠場してますから。それ以前の話として純粋なSBがウチには少ないですし、右SBとして神戸、大宮で活躍してきた選手なので、非常に心強いです。むしろエウシーニョを追い落とすようなアピールをして欲しいですね。

 一方、既に一部で報道がなされた通り、高木和の長崎への期限付き移籍が発表されました。ユースから昇格したものの先輩GKの壁を越えられず、通算でもリーグ戦での出場はなし。2019年もルヴァン杯、天皇杯の出場だけでした。出た試合では安定感のあるセービングを見せていただけにもったいないし、もう今年25歳になりますから焦りが出るのは当然でしょう。修行先の長崎には偶然にも見知った顔が何人かいますし、J1復帰に向けて積極的な補強をしているクラブですから、いろいろな刺激を受けるのではないかと思います。長崎のJ1昇格に貢献して、来季ウチの強化部から「戻ってきてくれ!」と言われる選手になって欲しいですね。

 それにしても今季の長崎はエスパルス色が強くなりましたね。特にGKとDF陣。この際J2では長崎を応援してみるのもいいかもです。球蹴り仲間の中には長崎サポもいるので。

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2020年1月 7日 (火)

2019年オフの動きその7

 今日(1/7)も昨日同様昨季期限付き移籍していた選手の動向についてのリリースです。

 〇加入(復帰)

  宮本 航汰(FC岐阜への期限付き移籍満了に伴う復帰)

 一部報道機関での報道の通り、宮本のエスパルスへの復帰が発表されました。北川、水谷と同タイミングでユースからトップチームへ昇格(つまり西澤とも同期)したもののなかなか出番に恵まれなかったため、2年目の2016年に長崎に期限付き移籍して2シーズン在籍。2018年にはFC岐阜に活躍の場を移し、大木さんの下で試合経験を積んでの復帰です。岐阜がJ3へ降格してしまった事に対する後ろめたさのような思いはあるでしょうが、ウチとしても中盤の真ん中を務める竹内、河井、六平がいずれも30代にさしかかってきたという事で世代交代が必要なので、ここで呼び戻したのは当然かと思います。ちょうど監督も代わってイチからレギュラー争いが始まりますから、宮本としても良いタイミングでの復帰でしょう。長崎、岐阜で培った経験を活かして頑張って欲しいです。

 明日以降も小出しでの発表ですかね。

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2020年1月 6日 (月)

2019年オフの動きその6

 1/3にいろんな発表があって以降、またちょっと静かになってますね。今日(1/6)はこの発表がありました。

 〇退団

  高橋 大悟(北九州への期限付き移籍期間延長)

 昨年夏に北九州へ武者修行に出た高橋大悟の修行期間が1年間延長になりました。加入後、サイドアタッカーのレギュラーとして北九州のJ3優勝とJ2復帰に貢献したので、「これは小林さんが簡単に手放すはずがないな」と思ってました。その意味では「既定路線」ですね。まあ出す側としても彼が北九州で試合経験を積んでくれるのは嬉しいし、今年はカテゴリを1つ上げた中でどこまでやってくれるかというのを見たいですからね。また小林さんは信頼できる方なので、小林さんの下でさらに成長してくれると思っています。頑張って欲しいですね。(でも2021年シーズンには返して欲しいかなw)

 来週火曜(1/14)の新体制発表会まであと1週間。これから巻きがかかるんですかね。

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2020年1月 4日 (土)

2019年オフの動き・コーチ編

 1/3にはコーチについても公式リリースがありました。

 トップチームのコーチとして今矢直城氏、平岡宏章氏が、フィジカルコーチとして安野努氏が、GKコーチとしてアダウト氏が就任する事が発表されました。

 まず新任の2人についてですが、今矢氏は2018年シーズンに横浜FMで通訳としてポステコグルー監督やクラモフスキーコーチを支えてこられた方です。自身のコーチ歴としては関東2部の早稲田ユナイテッドのコーチくらいではありますが、コーチもしくは監督業を志向しており、2019年はオーストラリアのコーチングライセンスを取得していたとの事。何よりクラモフスキー氏とは旧知の間柄であり、新監督の考えを言語化して選手に伝える役割をこなす事の出来る人材という事で、白羽の矢が立ったものと思われます。個人的にクラモフスキー新監督が信頼のおけるコーチをつける事は必須だと思っていたので、よくぞうってつけの人材を連れてきてくれたと思います。新監督とともに今矢氏が新たに発する言葉が楽しみです。

 今矢氏だけでも「おおっ」と思っていたので、安野氏の就任についてはさらにビックリといった感じです。こちらは2018年から2年間横浜FMのコンディショニングコーチとして、横浜FMの運動量を側面から支えてこられた方です。おそらくネガトラ、ポジトラのところでがんがんスプリントを要求する戦術になると思うので、そのためのフィジカルを整える上でぴったりの人材でしょう。クラモフスキー新監督のやり方などもわかっているでしょうしね。こちらについてはシーズンを通してウチの選手達の運動量がどれだけ変化するのかを楽しみに待ちたいと思います。

 それにしても上記のお2人に関しては、また横浜FMサポからの怒りを買ってしまうかもしれないですねぇ。ていうか、クラモフスキー氏招へいを皮切りに、目指すべきスタイルを定めてそれに合った人材を揃えてくるなんて、「ウチの強化部に何があった!」と思ってしまいます。大熊新GMはこのあたりの動きには絡んでないでしょうから。

 平岡氏、アダウト氏についてはユースからの昇格みたいな感じですね。平岡氏については大榎新強化部長がトップチームの監督になった時からユースの監督を務めてこられ、北川、立田、滝らをトップチームへ送り出してきました。その延長からおそらく主に若手の面倒を見る事になるのでは、と思っています。ただその場合にトップチームのコーチとして残る事になっている篠田前監督との役割分担が気になるところではあるのですが、一方でトップチームの監督経験があるのは篠田氏だけなので、その立場から監督、コーチの間をつなぎながら戦術以外のところでの選手へのフォローを行う事になるのかな、と考えています。このへんは新体制発表会でもう少しはっきりするでしょうね。

 アダウト氏については、2017年の途中までGKコーチを務めていたものの体調不良で辞任し、2018年からユースのGKコーチを務めてこられました。GKについてはポルトガル語が話せた方がいいという事で、トップチームに戻る事になったと推察されます。また厳しい指導でウチのGKのレベルを引き上げて欲しいと思います。

 これに伴ってユースの監督とGKコーチが不在となります。まだ発表はされてないですけど、たぶん現トップチームの久保山コーチと羽田GKコーチがスライドする事になるんじゃないかなと予想しています。久保山氏はトップチームコーチの前はジュニアユースの監督でしたしね。こちらも近日中にリリースがあるでしょう。

 コーチングスタッフの人選には一区切りつきました。後は選手ですが、どうなるでしょうね。

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2019年オフの動きその5

 三が日の最後の日、いくつか公式リリースがありました。まずは選手関連から。

 〇加入

  岡崎 慎(FC東京から期限付移籍)

 〇退団

  六反 勇治(横浜FCへ期限付移籍)

 まずは岡崎についてですが、生粋のFC東京アカデミー育ちのDF。CBが主戦場ですがSBやボランチもこなせるとの事。2019年シーズンはJ1で7試合に出場しましたが、立田と同じ五輪代表入りを目指しており、そのためにはさらに出場機会を増やす必要があるという事で、エスパでの武者修行を選択した模様です。ウチとしては鎌田に加えて飯田も抜けた右SBもこなす事ができてフィードも上手い若いCBの加入は大歓迎ですし、何より立田への良い刺激になると思うので、二人で切磋琢磨して欲しいと思います。難点はU-22アジア選手権出場のため立田と共にチーム合流が遅れる事ですが、そこも若いがゆえのアジャストの速さをアピールしてくれればいいですね。

 なお、「慎」と書いて「まこと」と読むそうです。エスパルスサポの皆さま、お間違いなきよう。

 六反については、「無念」という言葉が一番ぴったりきますかね。一昨年の加入以降安定したセービングで守護神の座を譲る事がなかったし、ピッチ外でも北川を始めとした若手メンバーの模範となっていた選手なので、本当に夏頃の怪我さえなければとどうしても考えてしまいます。怪我を早く治してチームに貢献しようと焦った結果がオーバートレーニング症候群につながったのでしょうし、大久保の加入も焦りにつながったでしょうし。それさえなければ今季のゴールマウスも六反が守ってくれていたんじゃないか、と考えると、「無念」という言葉しか浮かびません。

 という事で、残念なお別れの仕方になってしまいましたが、いったんはウチへの所属を残したままのようですので、また一緒に戦う事が出来ればと思います。そのためにもまずは移籍先で元気なプレーを見せて欲しいですね。

 スタッフの動きについては稿を改めます。

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2020年1月 1日 (水)

謹賀新年

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

 昨年のエスパルスについては、開幕前は「今年はいけるぞ」と期待感に満ち溢れていたのですが、開幕前からいろんな事があって、結局最終戦まで残留を争っての12位という不本意な結果に終わりました。それを受けてクラブは社長、GM、監督の全てを交代させました。「なんとかこのじり貧感を脱したい」という強い思いから行った事だと思いますが、これが吉とでるか凶と出るかは全くわかりません。ただ、特にサッカーのスタイルについては少しでも新しいものを積極的に取り入れていかないと今のJリーグを生き残っていくのが困難なので、そのTryは歓迎したいし、観ている僕らも腹をくくらないといけないと思います。

 個人的にも去年は仕事が本当にしんどくて、その余波が年末まで続いている感がありますが、オリンピックにはもう少し元気を取り戻して、より楽しくやっていきたいなと思っています。

 というわけで、今年も本ブログをよろしくお願い致します。

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