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2019年12月 8日 (日)

今出来る事を精一杯やりきった試合(12/7 鳥栖戦)

 昨日(12/7)はJ1の最終節。エスパルスはホーム・アイスタ日本平に鳥栖を迎えての一戦でした。

 前節の結果、エスパは15位で16位の湘南とは勝ち点1差。したがって負けはもちろん引き分けでも湘南に抜かれて16位に落ちる可能性が高くなる。相手の鳥栖も同じ勝ち点だが得失点差で優位に立っている。つまりエスパルスとしては勝ちしか許されないという非常に厳しい立場で、そのために試合前は結構緊張してました。一方でゴール裏サポーターはとにかく声で選手を盛り立てようという思いがビシビシ伝わってきて、それがスタジアムのムードを非常に良いものにしてくれました。そんな雰囲気の試合でエスパルスは何とか1-0で勝利し、自力でのJ1残留を決めました。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 1ー0 サガン鳥栖

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 この試合に向けて戦術面とメンタル面でしっかり準備してきた事が伝わってくる試合でした。守備では全体をコンパクトに保ち、鳥栖がロングボール主体で攻めてくるのを見越して、相手と競った後のセカンドボール回収に神経を集中させて相手に容易に次の手を打たせないようにしていました。両SB、SHの攻め上がりについても対面のSB、SHがきっちり対応して簡単にはクロスを上げさせない事を徹底させてました。特に全般を通してチャレンジ&カバーがきっちり出来ていた事と、球際の強さに定評のある鳥栖に対して怯む事なく対応してむしろ競り勝つ場面が多かった事が印象的でした。

 攻撃に関しては、まずはドウグラスに当てる事から始めていましたが、この日スタメンに入ったドゥトラにも当てる事で負荷を分散していたし、ここのところ少なくなっていた両SHが中に入ったのを狙ってのタテパスが結構入っていたのが印象に残りました。ただ基本はドゥトラ、エウシーニョの推進力を活かしてとにかく前への圧力を強めて鳥栖へ圧力をかけるのが主体。それにより鳥栖を自陣に押し込んでカウンターの精度を下げる事に成功していました。ドウグラスのゴラッソもこの日のエスパルスの攻め方、前へボールを運ぶ事と相手のウラを狙い続ける事の2点が結実してのもので、そこは評価できるかなと思います。

 また75分に立田を入れて3バックにしましたが、その時は「早すぎるんじゃないか」と思っていました。が、結果的には成功でしたね。鳥栖のパワープレーにきっちり対応でき、最後のヘッド1本くらいで危ない場面はほとんど作らせませんでした。また印象に残ったのは立田を中心にしてラインを一生懸命に上げていた事。ロングボールに対して安易に下がらずにコンパクトさを保つというのはセオリーだと思うし、このあたりにも試合前の意思統一がしっかり出来ていた事が伝わってきました。前節の記事で篠田監督を酷評しましたが、この日については篠田監督がしっかり鳥栖戦に向けた対策をきっちり落とし込んでくれた事が勝ちに結びついたと思うので、その点は感謝したいです。

 まあ粗探しはいくらでも出来ます。特に攻撃に関してはエウシーニョと松原が中に入り過ぎていてポジションのバランスが良くなかったし、ボールを握れていた割には決定機は少なかったです。全般的には選手のアイディア任せでデザインされた崩しは殆どなかったというが実情です。ただ、シーズンがここまできた中で急に戦術面をテコ入れするなんて不可能です。それをふまえてチームはこの試合に向けての戦い方を意思統一し、今出来る事を精一杯戦ってくれました。そして「気迫、走力、球際」のところで相手に負けませんでした。ここまで6試合勝ちがない中ではそれを遂行する事は簡単ではなかったと思うので、それに関しては本当に選手、スタッフに「よくやった!」と評価してあげたいです。

 これで何とかプレーオフにいく事なく来季J1で戦う権利を獲得しました。が、ここ6年のうち最終節まで残留or昇格が決まらないのが4度目となりました。残りの1回は最終節を待たずに降格しているし、シーズン最後をのんびり過ごす事が出来たのは昨季だけなんです。それに今季のリーグ戦の目標順位は5位だったはず。このへんはしっかりクラブとして検証して来季以降へつなげていかなくてはなりません。それはしっかりやって欲しいですね。

 一方でエスパルスはリーグ戦終了後もシーズンが続きます。次は天皇杯準決勝。厳しい相手ですが、この日と同じく今できる精一杯の事をして欲しいと思います。

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