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2019年12月 1日 (日)

無為無策(11/30 C大阪戦)

 昨日(11/30)はアウェイ・ヤンマースタでのC大阪戦でした。エスパはこの長居の地ではとにかく勝てず、J2時代の逆転勝ちが10数年ぶりの勝利でした。僕自身も関西アウェーでは勝ち試合を観た事が少なくて、最後に勝ったのを観たのは10年前のナビ杯(まだナビ杯でした)の神戸戦までさかのぼらなくてはならない状態でした(ヨンセンと原一樹のゴールでの勝利でした。懐かしいですね。)。

 なので、「僕が関西に行くと負けるから行かない方がいいな。」と思って、自宅でDAZN観戦しようと思っていたのですが、そこへDAZNのトラブル発生。こうなると行かなかった事を後悔したりもするのですが、結果的には行かなくて正解でしたね。

<明治安田生命J1リーグ 於 ヤンマースタジアム長居>

 清水エスパルス 1ー2 セレッソ大阪

 この試合に向けてどういう守備の仕方を準備をしたのかに注目していたのですが、前節の大分戦のようにある程度前から嵌めにいくというよりは後ろに重心をとって相手にスペースを与えない策をとったように見えました。が、立ち上がりから柿谷に最終ラインの前で自由に動きまわられ、と特に左サイドの清武との連係から何度か危ない場面を作られます。それでも何とか立ち上がりの攻勢を凌いで、2度目のセットプレーから先制し、その後もブロックを敷いてスペースを与えない戦いで前半をリードして終える事が出来たところまではゲームプラン通りだったのかなと思います。

 後半も立ち上がりこそは前からプレスをかける姿勢を見せたものの、その後は4-4のブロックを作ってカウンター狙いという戦いを選択。それにより相手に決定機を与える事なく相手の焦りを誘う事も出来ていたのですが、ボールを奪ってのカウンターは殆ど仕掛ける事が出来ずセットプレーを貰うのが精一杯。そうやって体力を消耗するうちに、75分、コーナーキックのこぼれ球を拾った水沼のシュートが河井の頭に当たって方向が変わるアンラッキーなゴールで同点に。さらに79分、コーナーキックのこぼれ球を柿谷に押し込まれて逆転。その後楠神、ドゥトラを投入するものの見せ場を作る事も出来ず、またも逆転負けとなってしまいました。

 失点はいずれもアンラッキーなものでしたが、逆転負けに至る必然性はあったかなと思います。記事のタイトルの通りであまりにも「無為無策」でしたね。同じ4-4-2なので1対1の状況がおこりやすい事、C大阪がポゼッション能力に長けている事から後ろに重心を置いて戦うという選択はアリだったかもしれません。ただあれだけCBやボランチに好き放題ボールをさばかれて左右から揺さぶられていたら選手は疲弊しますよ。もう少しボールを握る時間を長くするとかカウンターから数少ないながらも決定機を作るとか出来ていれば多少なりとも呼吸を整える事も出来たでしょうが、ほとんどそれが出来ないまま終盤まできてしまっていたわけですから、そりゃいつかはやられます。その意味では「無為無策」だったと言わざるを得ません。

 もっと言うと、もう後ろでブロックを作って耐え忍ぶしか今のチームには選択肢がないんじゃないの?と思えてしまうところがイヤですね。篠田監督になってから試合毎に前からプレスのかけ方を変えてボールをひっかけてカウンターをかける戦いを志向するようになり、それにより勝ち点を積み上げる事が出来るようになりましたが、そうした試合前の準備を崩されてしまうとそこからの修正が出来ない事を見透かされると次第に前でひっかけられなくなり、かといって後ろでボールを奪っても相手のネガトラからのプレスから逃れる手段を何ら持ち合わせていないため、結局ドウグラス頼みのロングキックしか出来なくなり、さらにたまに相手を押し込んでもそこで相手のブロックをどう崩すかの策もなく、結果簡単にボールを失ってカウンターから失点を重ねる。その結果ただ後ろでブロックを作って籠る事しか出来ない低レベルなチームに成り下がっている。今はそんな状態かなと思います。

 特に前述の相手のプレスを逃れる方策や相手ブロックを崩す方策が何もなく、たた個人の能力に頼るのみの攻撃面は深刻です。これだからこれだけ逆転負けするんですよ。こちらが反撃の能力を持つという事はそれだけ相手の攻撃の時間を減らす事につながりますからね。で、相手のプレスを逃れる術がないという状態は、篠田監督就任後からずーっと続いている事なんですよね。ヨンソン前監督の最後の試合の川崎戦の時だってまだカウンターの術を持ってましたし、ある程度川崎を押し込む事も出来てました。それが全く出来なくなっているという点は、ひとえに篠田監督の能力の無さ、そしてその監督を選んだ強化部の責任を言わざるを得ません。はっきり言って大榎現GMの監督時代と同等の無能ぶりだと思います。

 すみません。ちょっと批判し過ぎました。

 16位の湘南が勝ったため、エスパとの勝ち点差はわずか1となりました。最終節はエスパはアイスタで同じ勝ち点の鳥栖と、湘南は降格の決まった松本と対戦します。16位になる可能性のあるチームはウチと湘南、鳥栖の3チームに絞られましたが、どう贔屓目に見てもエスパがこの3チームの中で一番チーム状態が悪いと思います。今は勝つイメージがしにくい状態ですが、唯一の救いはアイスタ日本平でやれる事です。満員の観衆の声援は間違いなく選手の後押しとなりますし、特に前節の大分戦終盤の雰囲気は最高でした。あの雰囲気をもう1度作って選手に勇気を与えるべく、僕も土曜日は日本平へ行きます。

(追記)
 友人から「2年前一緒に神戸に行かなかったっけ?」との指摘を受けました。その通りで、2年前のリーグ戦の最終戦を観に神戸ユニバに行って、J2行きを免れたのを見届けたのをすっかり忘れてました。お詫びして訂正致します。ま、偉そうな事を書いてますが、自分の記憶力なんてこんなもんっすよ(苦笑)。

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