今頃ですがダービーについて(11/2 磐田戦)
ようやく仕事がひと段落つきました。これからは普通の更新頻度に戻していこうと思っています。
で、明日(11/10)はもう仙台戦ですので、その前に前節のダービーの事を書きます。
<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>
清水エスパルス 1ー2 ジュビロ磐田
この試合については、試合開始後5分でゲームプランが完全に壊されたのが全てですね。試合の入りは決して悪くなかったと思うのですが、5分にファン ソッコが一発退場を食らった事で試合前の準備が全て無駄になりました。ゴールキックのボールに対してバウンドを合わせそこねて相手FWに前に入られるなんて間抜けの一言でしょう。あげく相手に手をかけて倒したらそりゃ「得点機会の阻止」となって退場でしょ。ソッコのあのプレーは罰金モノです。浦和戦の同点ゴールの時といい、今季のソッコには昨季のような安定感を感じないのが残念ですね。
その後の約85分間は数的不利の中で防戦一方となりましたが、その割には残った選手達はよく頑張っていたとは思います。前半は完全にリトリートして相手の攻撃をはね返すのみでしたが、この試合では後半に西澤をドウグラスの後ろに上げてより前への意識を高め、それにより後半開始早々に同点に追いついて、その後も互角に近い展開に持ち込む事が出来ました。最後の15分間は足が止まって再び防戦一方となり、またも右のハーフスペースに入られて勝ち越しゴールを許しましたが、あれだけ走らされていたらスタミナが切れるのもしょうがないでしょう。この試合がダービーでなかったら選手達には拍手を送っていたと思います。
ただねぇ、この日はダービーだったのですよ。そこで負ける事は許されないのです。それだけにある選手の愚行によってゲームプランを台無しにし、結果自滅の形で負けてしまった事は、ダービーの歴史に汚点を残す残念な事だったと思います。
それとこの日も低い位置でボールを奪った時の攻め手がなさすぎる事が非常に気になりました。数的不利だったにせよ、ドウグラスへのイチかバチかのロングボールしか手がないのです。この日は数的不利だったので仕方ない面もありますが、前節の広島戦もそうだったし、もっといえば篠田監督が就任してからずーっと悩まされている事なのです。要は低いボールを奪った時にどう相手のプレスをかいくぐってボールを前に運ぶかが整理されてないんですよ。完全に個人任せなんです。昔ならそれでも良かったかもしれませんが、現代サッカーでそれはないだろうというのが僕の思いです。広島戦に続いてハーフスペースを攻略されて失点した事といい、同じようなミスをしているのに対し何の手も打てない事に、僕は「篠田監督の限界」を感じています。まあ今季はリーグ戦4試合と天皇杯だけなのでこのままいくでしょうが、クラブに対し「当然来季もこのままでいいと思ってないよね?」という点は言いたいところです。
で、明日(11/10)はアウェーでの仙台戦。同じ勝ち点のチームとの対戦、6ポイントマッチです。ユアスタではずっと勝っていないし苦しい試合になる事は間違いないですが、せめて勝ち点1でも積み上げてくれる事を祈るばかりです。
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