2020年シーズンの新人獲得については、昨年のインターハイなどで名をあげた西川選手が早い段階でC大阪に加入する事が発表されたり、川崎が即戦力となりそうな大卒選手獲得を発表したりと、早くから動きがあります。エスパルスについても、地元の有望選手の松村選手こそ鹿島に獲られたものの、他チームと同様に早くから練習参加させたりした結果、先週までに4人の新加入が発表されています。
〇新加入
川本 梨誉(FW エスパルスユース)
鈴木 唯人(MF 市立船橋高校)
栗原 イブラヒムジュニア(FW 三菱養和SCユース)
ノリエガ エリック(DF エスパルスユース)
今年は4人とも高卒で、ユースからの昇格が2人、外部からの獲得が2人となりました。まず外部から来てくれる選手からコメントしますと、鈴木選手は名門・市船で中盤の中心的役割を担う選手で、U-17の候補にもあがっていました。おそらく市船から直接来てくれる選手は初めてなのでそれだけでもビックリですが、それだけスカウトの植草さんが頑張ってくれたのではないでしょうか。市船の選手は鍛えられている印象があるので楽しみです。もう一人の栗原選手は父親がガーナの方で、190cmの恵まれた身体を持つストライカーです。どちらかというとちびっ子アアッカーばかりのエスパルスにとっては異色の存在といえるでしょう。それだけにアピールの仕方によっては早くからトップに絡む事も出来ると思うので、頑張って欲しいです。
ユースからは2人。川本選手は二種登録されて既にリーグ戦でもデビューしています。身体能力は高いし、それでいて足元の技術もしっかりしているので、将来が楽しみな選手です。ユースではWBで使われるなど器用貧乏がゆえに損をしているところがあるようにも見えますが、前への推進力をアピールポイントとして活かす事が出来れば、こちらも早くからトップに絡む事が出来るのではないかと思います。もう一人のノリエガ選手は今季CBにコンバートされて花開いた選手。こちらも身体能力の高さが売りで、セットプレーでは得点源にもなっていますが、コンバートされて1年に満たないのにポジションを不動にした器用さも魅力かもしれません。CBは人材不足なので割って入るチャンスはあるでしょう。こちらも期待したい選手です。
新人獲得に関してはこれで打ち止めでしょう。たまたま高卒ばかりとなりましたが、昨年が1人だけだったぶん年齢のバランスを考えたのでしょう。個人的にはユースの青島太一選手にも来て欲しかったのですが、いかんせん滝とキャラがまるかぶりなので、仕方ないですかね。
この4人をJ1でプレーさせてあげられるように、残り3試合頑張らないといけないですね。
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11/18 追記
鈴木選手が市船から直接加入した初めての選手では?と書いたところ、友人から「2000年に加入した黒河がいるよ」という鋭い指摘がありました。いやぁ、天皇杯初優勝時の正GKを忘れていたとは不覚でした。お詫びするとともにここに追記しておきます。

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