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2019年7月12日 (金)

2019夏の移籍マーケットその1

 ちょっと遅くなっちゃったのですが、表題の話題です。

 来週から夏の移籍ウィンドウがオープンされます。それに向けて周りがザワつき始めており、中村俊輔の磐田から横浜FCへの移籍など正式発表されたものも出ています。エスパルスについてはそれほど話にはあがっていませんが、それでも既に2つ公式リリースがされたので、それについて取り上げたいと思います。

 〇期限付き移籍

   西村 恭史(岡山へ育成型期限付き移籍)

 〇退団

   ヴァンデルソン(期限付移籍契約解除およびバイーアへ完全移籍)

 西村は怪我がちながらルヴァン杯でスタメン出場するなどアピールはしていたのですが、エスパのセンターMFの選手層がそれなりに厚い事とルヴァン杯で敗退してしまった事を受けて、出場機会を求めての移籍となりました。能力は間違いなくある選手ですし、だからこそ今の年代のうちに試合出場経験を積む事は大事なので、良い事だと思います。金子や石毛などは期限付き移籍を経てたくましくなって帰ってきたので、同じように成長して帰ってきて欲しいです。

 ヴァンデルソンについては、ブラジル1部所属の選手である事、大榎GM自らがブラジルで交渉して獲得した選手である事などから、即戦力のCBとして期待されていましたが、なかなか日本のプレースタイルになじめず、さらには怪我にもみまわれた事から、わずか半年での退団となってしまいました。開幕戦でのプレーは悪くないと思ったのですが、やはりG大阪戦で自らのミスで失点してしまった事がダメージになってしまいましたかね。身体能力は高いので時間をかけて日本にアジャストしてくれればと思っていたのですが、残念です。ただ移籍先がこれまたブラジル1部のクラブという事でやはりブラジルでは評価が高いわけだから、エスパルスでの生活は不運な形で終わってしまいましたが、ヴァンデルソンのこれからのサッカー人生が幸福である事を祈りたいです。

 さてこれでCBの補強は必須となりました。ここのところ二見が篠田監督の信頼を受けてスタメン出場を続けており、立田、鎌田も控えているものの、やはり心許ないと言わざるを得ません。クラブも当然同じ事を考えていると思いますが、何せここ数年の強化部は移籍に関する情報を地元マスコミの協力も得て完全にコントロールしているため、「ほぼ確実」の状態にならないと出てこないんですよね。なのでこちらとしてはドキドキしながら待つしかないわけですが、さてどうなりますか。

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