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2019年4月 9日 (火)

もどかしい2(4/6 FC東京戦)

 もう一昨日(4/6)になりますが、味スタへFC東京戦を観に行って来ました。自宅から一番近いところにあるスタジアムなので、楽でした。

 試合は逆転負け。あと15分我慢すれば勝てただけに残念でした。開幕から6試合も勝てないというのはなかなか記憶にないので、ダメージもそれなりにありました。ただ正直「思っていたより戦えていた」という印象があったので、ダメージも前節ほどではなかったです。

<明治安田生命J1リーグ 於 味の素スタジアム>

 清水エスパルス 1ー2 FC東京

 あえなく逆転負けを喫してしまいましたが、内容的には良かったと思います。まず守備においてはヘナト アウグストをリーグ戦で初先発させたのですが、彼が非常に効いていました。ボールホルダーに対する距離の詰め方が上手いし、抜かれそうなところで足が出てきてボールを奪えるのは大きな武器です。彼が最終ラインの前で掃除役をしてくれた事で大きな助けになってくれていたんじゃないかと思います。彼に触発されるように他の選手達も粘り強く守る事が出来ていたし、さすがにカウンターを武器とするF東相手という事で結構危ない場面を作られましたが、少なくとも前節のように最終ラインがカウンターに晒される事はなかったですね。また攻撃においても前節のように前の方が渋滞する事は少なかったですね。特に右サイドの金子、エウシーニョはお互いのポジションを意識しながら動いていましたね。エウシーニョが中に入ろうとしたら金子が外に開くとかそういう連携がとれていました。左サイドも、後半は松原が存在感を示す事が出来ましたし、勝敗を抜きにすれば無敗のF東相手に互角の戦いが出来た事は評価できると思います。

 ただ、どんなに良い試合をしても勝てないと意味がないんですよね。繰り返しになりますが、無敗のF東に対してそれほど差を感じない戦いが出来ただけに、「これだけやっても勝てないか」という思いはありますね。で、敗因を考えた時に一番に浮かぶのは「チャンスをどれだけ確実に得点に結びつけられたか」という点です。前半のテセ、後半の北川と、二度GKと一対一になりながらどちらもシュートが枠を捉えられなかったのは問題かと。この二人は本当に猛省して欲しいです。あとやはり2失点目は固めているはずの中央を思い切り割られているというのが、ねえ。昨季から中央は割らせないという守備をしているわけで、そこをやられたというのは個々の細かい対応に問題があったんだと思います。個々の選手が自分の役割を遂行するという部分において甘さがあるからやられているという要素は間違いなくあると思うので、そこは選手達がじっくりと自分達を顧みて欲しいですね。

 開幕から6試合勝ちなしというのは2005年以来のクラブワーストタイだそうです。これを受けて「監督を解任すべき」という意見が多数出ています。が、ツイッターでも書きましたが、僕は反対です。なぜなら今節の戦いは2節のG大阪戦の後半や3節の札幌戦の後半よりもはるかにマシな内容だからです。確かにキャンプでのチーム作りには失敗しましたが、わずかひと月でこれだけチームを修正できた事は評価すべきと考えます。昨季作ったベースがあったからこそ出来た事だと思いますし、ここで監督を替えてもかえってチームが混乱するだけです。今はブレずに今の戦い方の微調整に努めるべきと考えます。

 とはいえ、リーグ戦勝ちなしはウチだけなので、焦る気持ちもわかります。何より次の相手の磐田がリーグ戦初勝利をあげましたから、これで次のリーグ戦で負けたらどうなるかと考えるとぞっとします。もちろんそのような事は考えたくないので、水曜のルヴァン杯で少しでも浮上のきざしを見せてくれればと願うばかりです。

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