原点回帰（3/17 神戸戦）

　えー、また仕事の影響で更新が遅くなってしまいました。というか、基本的に平日は動けないですね。それだけに土日のエスパ戦が大きなストレス発散の手段だったりします。

　で、先日の神戸戦はDAZN観戦でした。ノエスタは見やすくて良いスタジアムなのですが、どうしても昨年のホーム最終戦の時のしこりがあるので、遠征する気には全くなれませんでした。試合自体は相当苦戦すると予想していたのですが、思ったよりはやれていて、勝ち点１もとれたので、良かったと思います。

＜明治安田生命J1リーグ　於　ノエビアスタジアム神戸＞

　清水エスパルス　1ー1　ヴィッセル神戸

　今季見た試合の中では一番出来が良かったと思います。フォーメーションは前節と同じく4-4-2ですが、全体をコンパクトにした上で前からプレスをかけるというのが徹底されてましたね。北川、滝の２トップが相手の最終ラインを追いかけまわしてプレッシャーをかけ、サイドに逃げたボールには金子、中村の両サイドがチェックにいって、容易にボールを繋がせないという意識が徹底されていました。ボールを持たれて自陣に押し込まれても、ブロックをコンパクトにして相手のボールをはね返し続け、中にボールが入っても容易にシュートを打たせないように圧力をかける事が出来ていました。さらにこれを90分間ほぼ続けられたというのが、非常に良かったなと。さすがに最後の15～20分は前半ほど圧力をかけられなくなりましたが、それでもやり続けようという姿勢は見てとれました。ボールを奪ってからの攻めに関しては大敗したG大阪戦、札幌戦とも出来ていなかったわけではなく、この日も北川、金子らを中心に鋭い攻撃を見せる事が出来ていたので、とにかく守備を何とかしなければというところだったので、また１試合だけではありますが、こういう昨季のレベルに近い試合が出来たのは自信につながると思います。

　それだけに勝てなかったのは残念ですね。失点が崩されたというよりはミス絡みですから。ファン ソッコがトラップしたところをもっていかれたのはちょっと譲って目をつぶるとしても、その前の立田のクリアはいかにも軽率だったと思います。その後5分～10分ほど動きが落ちて（相手が上がったのもありますが）、立て続けに決定機を作られてしまったのも反省すべき点です。昨季後半とは違ってなかなか自分達で自信を持ち切れないところはあるのでしょうが、そこはきっちり切り替えていかないといけないです。反省点としてはその２つです。ただ全体としては、原点に帰って戦った結果、昨季に近いサッカーを見せて勝ち点１をとれたというのは大きな意義があると思います。あとはそれを迷いなく続ける事ですね。それで結果を出せば自然に雰囲気が良くなると思いますから。

　個人に目を向けると、テセの同点弾はチームにとっても個人にとっても大きいですね。ドウグラスが不在の間はテセにも重要な得点源として頑張って欲しいですし（もちろん復帰後も、ですが）、あまり出場時間を多く与えられない中でも結果を残せば良いアピールになりますから。今後の彼に活躍にも期待、です。

　国際Aマッチウィークという事で、今週はＪ１リーグはお休み。来週の湘南戦に向けてチームは練習を再開した模様です。良いタイミングでブランクが出来たので、ここから来週末までしっかり準備して、昨季のイメージを少しでも取り戻して欲しいと思います。

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