2018年オフの動きその2
昨日(12/6)に続いてクラブからリリースがありました。
○退団
ミッチェル デューク(契約満了)
フレイレ(契約満了)
二人とも確か契約が今年で切れるはずだったので「どうなるかな」と思ってましたが、二人とも退団という形になるとは思いませんでした。特にフレイレは今年はずっとレギュラーをはってくれてましたからね。
まずデュークですが、加入したのは2015年。他のアタッカーとは違う馬力のあるドリブルでスタメン組に入るようになり、大榎元監督下ではWBとして起用されていました。が、彼も当時のチームの混乱の犠牲者の一人で、今思えば無茶なタスクを与えられていたものだと思います。J2で戦った2016年は主にサイドハーフとしてプレーしましたが、怪我もあってあまり出場機会が得られませんでした。しかし2017年は最初はバックアッパーとして、そして次第に右のサイドハーフとしてスタメンを張るようになり、今年は前半戦に左サイドハーフのスタメンとして活躍してくれました。ドリブルの時の迫力もさる事ながら、何より目立ったのはその献身性で、豊富な運動量でチームを支えてくれたし、サポにも愛されていました。中断明け以降に白崎がスタメンに復帰し石毛も存在感を見せていく中で次第に出場機会を失っていきましたが、2015年から始まったクラブ激動の時期にチームを助けるべく奔走してくれた事を忘れる事はないでしょう。新天地での活躍を祈ってます。
フレイレが加入したのが昨年。復帰したJ1を戦うにあたって外国人のボランチが必要という小林前監督のリクエストにこたえる形でやってきた選手でした。が、彼は生粋のCB。ただでさえ日本という異国の環境にアジャストしなければならないところにポジションまで変えなければならないというのはやはり無理がありました。ボランチとして使われたのは最初の2試合だけ。その後はなかなか出番が与えられませんでした。今思えばよく腐らずにやってくれたと思います。そしてヨンソン監督体制下の今年、彼は今年加入のファン ソッコとともに開幕戦でスタメン起用され、そこからは怪我や出場停止の時以外は常時フル出場を果たし、最終ラインを支えてくれました。また明るいキャラクターみたいで、ゴール セレブレーションの時はいつもその中で一緒に喜びあっていた姿が印象的なナイスガイでした。去年苦しんでいた分今年活躍してくれた事は嬉しかったので、それだけに退団になってしまったのは残念ですが、こういう別れはあるものですからね。フレイレならどこででもやっていけると思うので、フレイレが新天地で活躍する姿が観られたらいいなと思います。
さて、フレイレは今季バリバリでスタメンだった選手。その彼を手放したという事は、最終戦の翌日に報道のあった某ブラジル人右SBの獲得を本気で狙っている事、そしてクラブとしては立田はやはりCBとして育てたいという意思を持っている事が伺えます。しかし、ウチのCBはただでさえ人材不足。それに立田がCBとして一年間戦えるかはまだ未知数です。という事はどう考えても即戦力のCBの補強を考えているという事だろうと思います(でなかったらGM補佐失格です)。どういった選手にアプローチをかけているのかわかりませんが、今後の動きに注目したいと思います。
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