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2018年12月29日 (土)

2018年オフの動きその7(ちょっと長文)

 今日も大きな動きがありました。

 ○移籍

   白崎凌兵(鹿島へ完全移籍)

 ○復帰

   高木和 徹(千葉への期限付移籍満了後復帰)

 まずはエスパに復帰する事になった高木和について。今年の3月に育成型期限付移籍で千葉へ行ったものの、出場機会を得る事なく復帰する事になりました。ただ千葉では結構足元でのプレーを要求されたと思われ、今のエスパもペイトンコーチが入ってからGKからつなぐ事を意識するようになっているので、千葉でのトレーニングの成果を見せられるかもしれません。六反、西部の壁は厚いですが、頑張って欲しいです。

 もう一つはかねてから報道のあった白崎の移籍。以下、それに関して感じた事を書きます。

 純粋に戦力的に痛いですよね。今季は怪我があって前半戦は出場機会がなかなか得られませんでしたが、天皇杯と中断期間中のキャンプなどでヨンソン監督に認められ、中断明けのホームのC大阪戦でセンターMFでスタメン出場。その後はセンターMFもしくは左SHとしてプレーして、河井、竹内と3人でゲームメイクしかつ最終ライン前を掃除するいわば「裏番長」的な役割を担い、後半戦の巻き返しに大きく貢献してくれました。来季チームが復権を目指す中で大きな役割を期待されていただけに残念ですが、高卒からの加入時も7クラブと競合する中でウチを選んでくれて、その後も他クラブからマークされていたと思うので、いつかはこういう日が来るだろうとは思ってました。ウチの予算規模はJ1で中位レベルで、鹿島とはタイトル獲得数でかなり離されちゃいましたからね。その中でウチが生き残ろうと思ったらリーガでのセビージャのように若い選手を育てて高く売りその資金でまた若い選手を獲るという循環をまわすしかないと思っているので、今回の事も仕方ないと思っています。

 が、1つだけ気に入らないのは、今回の移籍には移籍金がかかっていない事です。最近見た欧州移籍マーケットに関する記事にもあったのですが、ゼロ円移籍って自らの価値を自分で下げているに等しいんですよ。移籍金の安い選手よりも高い選手の方が使われやすいんです。岡崎がシュツットガルトで苦労したのはそこが理由の1つだと思いますし、今のレスターでも高い移籍金で入ってきた選手にスタメンを奪われる事が多いですよね。まあ日本ではまだまだゼロ移籍は多いですけど、それでも最近は移籍金を払う体力のあるクラブが増えてますし、特に海外でプレーする事を目指すならなおの事今のうちから自分の価値を意識すべきでしょう。白崎みたいなクレバーな選手が何で代理人にだまされちゃったかな、というのが残念ですね。

 一方でクラブにも「何で大前の時と同じ事やるの?」という思いがあります。契約期間が切れる半年前からは他のクラブからアプローチできるので、その前から契約延長の話をしないといけないですし、ましてや最終戦終了の翌日の時点で契約延長できてない時点で半分アウトでしょ。昨季は松原に移籍話があって「ちょうど契約が切れるからか」と思っていたのですが、いつの間にか契約を結び直していたみたいで、「クラブも学習したのかな」と思った矢先にこれですよ。相変わらずお人好しだなあと思います。ぶっちゃけどんなにクラブ愛を語る選手でも、目の前に給料アップとかタイトルとか代表とかいうニンジンをぶらさげられたらコロッとなるものですよ。だからセビージャ的な立ち位置で生き残ろうとするなら、もっとしたたかにならないといけないと思うので、そこをクラブには求めたいです。

 なお白崎が10番をつけていた事で、「清水の10番を軽んじやがった」的な論調を時々見かけますが、その事に関しては何とも思ってないです。これもぶっちゃけてしまうと、ジーコ、プラティニ、マラドーナ、ジダン、ルイ・コスタのような絶対的司令塔が10番をつけて攻撃のタクトをふるう時代はとうに終わってるし、ましてや今季のエスパはより現代サッカーのトレンドに近いサッカーをやっていたのですから、「サッカー王国」を自称するのであればいいかげん「10番幻想」からは脱却すべきだし、10番をつけた選手に過度な期待をするのも止めた方が良いと思います。あくまで僕の私見ですので、異論は認めますけどね。

 さて、来季の構想上白崎は当然中心として計算されていたと思うので、これをどう穴埋めするかが大きな課題となりました。ただ一方で昨日から今日にかけて竹内、河井、金子、石毛といった白崎、デューク以外の中盤の主力とは無事契約更新できました。あとは今季が怪我などでくすぶっていた六平、増田が復活し、西村、滝、高橋といった二年目組が台頭し、そこへ大卒新人の西澤と昨日加入が発表された中村がチームに早くフィットしてくれればあるいはカバーできるかもしれません。去年犬飼が抜けた穴もフレイレが見事に埋めてくれましたしね。もちろん思わぬサプライズがないとも限らないので、ここ2~3週間の動きに注目したいと思います。

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