兵働選手、引退
昨日(11/4)、SC相模原所属の川口能活選手の引退が発表され、「ああ、もうそういう季節なんだな」と思っていたら、今日、身近な選手の引退が発表されました。
彼が入団したのが2005年。この年は当時の久米強化本部長の意向のもと、7人もの新入団選手全員が前の所属チームでキャプテンを経験した事があるという珍しい構成でした。その年から現FC東京監督の長谷川健太さんが率いたわけですが、この年から2010年にかけては同じ年に加入した青山、枝村、岡崎、岩下、平岡、翌年に加入した藤本、矢島など若いタレントが雨後のタケノコのように次々と台頭してきて、雰囲気的には今年と同じで、すごく活気がありました。残念ながらこの時はタイトルを獲れませんでしたが、伝わってくるチームの雰囲気の良さもあって、僕の中ではオジー・ペリマン時代と並んで好きな時代でした。
その中心にいたのが、兵働でしたね。
左足の正確なキックとゲームコントロール能力の高さは魅力でしたし、そのキャプテンシーでチームをまとめあげてくれました。印象に残るゴールも多くて、ダービーでは5-1で大勝した時の見事なトラップからの3点目を決めてくれましたが、それと並んで印象に残っているのが2005年のホームでのダービーでの、昨日引退を発表した川口の頭上を打ち抜いた同点ゴールです。負けると本当に残留が危うくなる中でのゴールだったからかもしれませんが、ゴール後のガッツポーズと相まって印象に残っています。
こんな感じで思い出話がポロポロ出てくるくらい好きな選手だったので、2010年オフに柏への移籍が発表された時は本当に残念だったし、今年エスパルスへの復帰が発表された時も本当に嬉しかったです。復帰してからわずか1年で引退してしまうのは残念ですが、彼の決断を尊重しなければならないし、選手生活の最後のクラブにエスパルスを選んでくれたのはやはり嬉しいです。
とにかく、お疲れ様でした&ありがとうございました。次のキャリアでのご活躍を心から祈っています。
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