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2018年11月30日 (金)

ヨンソン監督との契約更新

 前の記事は「審判の話は稿を改めて」と書いておきながらクソ忙しくてなかなか更新できずにいたところ、クラブから下記のリリースがありました。

  ヤン ヨンソン監督 契約更新のお知らせ

 ここ4年厳しい年末を送っていたクラブに5年ぶりの平穏をもたらしてくれた方ですし、切る要素は全然ないですから、当然といえば当然なのですが、かといって他から何のオファーもないという事はないでしょうから、その意味ではホッと一息といったところですかね。

 ヨンソン監督の功績はいろいろとあると思いますが、やはり小林前監督が作ってくれたオーソドックスな4-4-2をベースにしたサッカーに、具体的な戦い方のイメージを持ち込みトレーニングの中で落とし込む事で、より完成されたチームを作ってくれた、という事に集約されるかなと思います。もちろん北川、金子といった個々の選手を成長させてくれた事もあるのですが、それも戦い方が整理された分プレーしやすくなったというのもあると思うので、最後はそこかなと思っています。

 では去年のチームに比べて何が変わったのかという事については、最終戦終了後のシーズン振り返り記事なんかで書きたいなとずっと思っているのですが、まあ審判ネタがこんな感じなんであまり期待しないで下さい(汗)。何にせよ、最終戦が終わった後のオフは、来季ヨンソン監督がどのようなチームを作ってくれるかをニマニマしながら妄想して過ごせそうです(それを吹き飛ばすようなネタが出て来る可能性もありますが・・・)。

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2018年11月25日 (日)

いろいろあり過ぎたホーム最終戦(11/24 神戸戦)

 さて、改めて昨日(11/24)の試合の感想です。チケットが早々に完売して、二万人もの観客がアイスタ日本平を訪れたこの試合。僕もイニエスタ、ポドルスキというビッグネームを生で観られるという事で、楽しみにしていました。

 それがあんな試合になってしまうとは。AT20分近く、両チーム合わせて3人の負傷退場者という事で、非常に後味の悪い試合となってしまいました。試合後のセレモニーでの左伴社長、ヨンソン監督、竹内、兵働の言葉に救われたし、神戸サポの一部が選手達の場内一周まで残ってくれて兵働コールをしてくれた事も嬉しかったですね。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

  清水エスパルス 3ー3 ヴィッセル神戸

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久米副社長兼GM急逝

 昨夜、エスパルスの久米一正副社長兼ゼネラルマネージャーが、がんのため急逝されました。63歳でした。

 エスパルスはもちろん、日本のサッカー界、Jリーグにとっても大きな損失と言えるでしょう。Jリーグ立ち上げ時にスタッフとして尽力され、その後は柏の強化担当として、柏を強豪クラブへと育て上げました。エスパルスをはさんで名古屋にいってからも効果的な選手補強により、クラブ初のリーグ制覇に貢献されました。

 エスパルスにいた2003年からの5年間も、運営会社が変わって以降外部からの有力選手獲得ができなかったところにスカウトに関するノウハウを持ち込み、兵働、藤本、原といった大卒の有力選手を次々獲得しました。この時持ち込まれたノウハウは、例えば去年の高橋、西村といった選手の獲得時にも活かされているのではないかと思います。今年副社長兼GMとして再びエスパルスに復帰されましたが、フリーになっていたヨンソン氏の監督としての招へいを進言したのが久米さんだとも聞いています。そうしたいろんな功績をクラブに残して下さいました。左伴社長との二頭体制は頼もしかったし、今オフも辣腕をふるってくれるだろうと思っていた矢先なので、本当に残念としか言いようがありません。

 ただ、一番無念なのは久米さんご本人だと思います。一方で久米さんの思いは、薫陶を受けた強化スタッフの方々が必ず引き継いでくれると思います。僕らもそれを信じてしっかりエスパルスをサポートしていかなくてはならないですね。

 とにかく、ありがとうございました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 試合については、あまりにいろいろあったので、試合の映像を見直した後で改めて書きたいと思います。

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2018年11月19日 (月)

Jユースカップ決勝

 昨日(11/18)は北九州・ミクニワールドスタジアムでJユースカップ決勝が行われ、エスパルスユースは1-2で横浜F・マリノスユースに敗れ、準優勝に終わりました。

 残念ながら攻守とも横浜FMユースがちょっとずつ上でしたね。攻撃では両サイドとトップ下に技術のあるタレントを揃え、これまで1試合平均5得点で勝ち上がってきたという触れ込みでしたが、それは伊達ではなく、試合開始15分ほどは圧倒的に押し込まれる展開にされてしまったし、その後エスパユースも徐々に慣れてきて試合の流れを押し戻す事に成功したのですが、ちょっと気を抜いた時に個人技から2点を奪われてしまいました。どちらも見事なゴールとしか言いようがないです。守備に関しても特に中盤でのディフェンスが強固で、ちょっと判断が遅れたらすぐ囲まれてボールを奪われるし、最終ラインも高いラインを保って対応していたので、なかなかチャンスを作れませんでした。悔しいけれど、優勝にふさわしいチームだったと思います。

 しかしながらこれでエスパユースの敗戦を過剰に嘆く事はありません。よく戦えていたと思います。前述の通り開始15分は圧倒的に攻め込まれましたが、次第に相手の攻撃のパターンに慣れてきた後は、真ん中を閉めてサイドへ追いやった上でボールを奪うトップと同じような守り方で嵌めていって五分の展開に持ち込めたし、攻撃に関しても川本君が前線で次第にボールを持てる時間が長くなるにつれて少しずつ相手ゴールに迫る事が出来るようになりました。前半終了直前のCKで同点に追いつけていたら、という思いはあるものの、GKの梅田君やキャプテンの斎藤君、準決勝では2トップの一角だった佐野君を怪我などで欠きながらあそこまで戦えたのは大したものだと思います。何よりこれまで夏のクラ選と冬のJユースの両方でファイナリストになった代ってこれまでないと思うので、胸を張っていいです。あとはプレミアリーグの3試合を残すだけですが、少しでも上位3チームに近付けるように頑張って欲しいですね。

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2018年11月12日 (月)

Jユースカップ準決勝

 昨日(11/11)行われたJユースカップ準決勝で、エスパルスユースがアルビレックス新潟U-18を2-0で下し、決勝へ進出しました。

 DAZNで生中継をしてくれたので観たのですが、クラ選の時と比べて守備が安定したなぁと思いました。トップと同じで4-4-2のコンパクトなブロックを敷き、相手が入ってきたところへしっかりとチェックにいけていたし、最終ラインと中盤の間も狭くして、中盤の後ろに入られても最終ラインと中盤とでしっかりサンドしてボールを奪う事が出来ていました。夏のクラ選の時は特に後半は3回くらい決定機を作られていたし、今回当たった新潟U-18も中盤の本間君を中心に技術がしっかりした選手が揃っていたのですが、ほとんど危ない場面を作られませんでしたからね。このへんはタイトルをとった自信から来るものなのかな、と思いました(まあ単純にコンディションの違いもあるかもしれませんが)。

 攻撃に関しても、一人一人の技量が高い上に基本的にタテ方向へポンポンとパスをつないでくるので、観ていて面白いなと感じました。先制点につながるパスは見事でしたし、他にも印象に残ったプレーが多かったです。個々の選手を見ても、エスパユース伝統の(?)ちびっ子系アタッカーの青島君がいる一方で、身体がしっかりしていてスケールの大きそうなプレーをすると川本君みたいな選手もいて、なかなか面白かったです。

 決勝は来週日曜。エスパルスユース初の二冠をかけて横浜F・マリノスユースと対戦します。伝統のあるチームですから厳しい戦いになるでしょうが、確か去年のクラ選のグループリーグで対戦して負けてしまってまさかのグループリーグ敗退となってしまったという記憶があるので(間違ってたらゴメンなさい)、ぜひその時の借りを返して二冠を達成して欲しいなと思います。

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2018年11月11日 (日)

クリスランに捧げた勝利(11/20 名古屋戦)

 昨日(11/10)はホーム・アイスタ日本平での名古屋戦でした。最終戦のチケットが早々に売り切れた影響かこの試合のチケットも前売りで完売。良い天気だった事もあって、多くの観客が詰めかけました。

 この日、選手達は入場時に背番号20のTシャツを着て入場。試合終了後の勝ちロコでもそのTシャツを着て踊っていました。北川が先制ゴール後にクリスランを真似たパフォーマンスをしていたし、ヒーローインタビューでも立田がクリスランの事も触れていました。こうやって選手誰もが無念の長期離脱となったクリスランの事を思ってプレーするあたり、「このチームは本当によくまとまった良いチームだなぁ。」と胸が熱くなりました。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

  清水エスパルス 2ー0 名古屋グランパス

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2018年11月 9日 (金)

2018年新人獲得動向 その2

 1週間前の話ですみません。来年新加入する選手として、GKの梅田透吾選手がユースからの昇格の形で加入しました。

 ○新加入

  梅田透吾(GK エスパルスユース)

 各年代別の代表にも選出された経験を持ち、優勝した夏のクラ選でMVPに選出された選手が、満を持しての加入となりました。クラ選決勝の映像を観ましたが、上背があるのに反射神経も凄くて、相手の決定機を何度もセーブしていました。チームメイトからの信頼も厚いようで、将来頼りになりそうな選手が入ってくれたと思います。トップチームのGKには何といっても六反がいるし、競争は大変そうですが、同時にお手本になる選手も多いという事でもあるので、どんどん良い所を吸収して欲しいと思います。

 しかし現在GKは、期限付き移籍中の高木和も含めて5人。となると誰かとお別れする可能性が高いわけで、そこは少し寂しさを感じるところではあります。

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2018年11月 5日 (月)

兵働選手、引退

 昨日(11/4)、SC相模原所属の川口能活選手の引退が発表され、「ああ、もうそういう季節なんだな」と思っていたら、今日、身近な選手の引退が発表されました。

 兵働昭弘選手 現役引退のお知らせ(クラブ公式)

 彼が入団したのが2005年。この年は当時の久米強化本部長の意向のもと、7人もの新入団選手全員が前の所属チームでキャプテンを経験した事があるという珍しい構成でした。その年から現FC東京監督の長谷川健太さんが率いたわけですが、この年から2010年にかけては同じ年に加入した青山、枝村、岡崎、岩下、平岡、翌年に加入した藤本、矢島など若いタレントが雨後のタケノコのように次々と台頭してきて、雰囲気的には今年と同じで、すごく活気がありました。残念ながらこの時はタイトルを獲れませんでしたが、伝わってくるチームの雰囲気の良さもあって、僕の中ではオジー・ペリマン時代と並んで好きな時代でした。

 その中心にいたのが、兵働でしたね。

 左足の正確なキックとゲームコントロール能力の高さは魅力でしたし、そのキャプテンシーでチームをまとめあげてくれました。印象に残るゴールも多くて、ダービーでは5-1で大勝した時の見事なトラップからの3点目を決めてくれましたが、それと並んで印象に残っているのが2005年のホームでのダービーでの、昨日引退を発表した川口の頭上を打ち抜いた同点ゴールです。負けると本当に残留が危うくなる中でのゴールだったからかもしれませんが、ゴール後のガッツポーズと相まって印象に残っています。

 こんな感じで思い出話がポロポロ出てくるくらい好きな選手だったので、2010年オフに柏への移籍が発表された時は本当に残念だったし、今年エスパルスへの復帰が発表された時も本当に嬉しかったです。復帰してからわずか1年で引退してしまうのは残念ですが、彼の決断を尊重しなければならないし、選手生活の最後のクラブにエスパルスを選んでくれたのはやはり嬉しいです。

 とにかく、お疲れ様でした&ありがとうございました。次のキャリアでのご活躍を心から祈っています。

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2018年11月 4日 (日)

4連勝ならず(11/2 湘南戦)

 今節のエスパの試合は金曜のアウェイでの湘南戦でした。あそこはスタジアム内はともかくスタジアム外のグルメが充実しているので、土日であれば間違いなく行ったのですが、残念ながら速報メールが頼りとなりました。

 結果は久々に無得点に終わってのドロー。今季初の4連勝はなりませんでした。内容的にもあまり良いところのない試合となったので、落胆した方も多いかと思います。ただ試合は相手があっての事なので、湘南が上だったと認めざるを得ないでしょうね。

<明治安田生命J1リーグ 於 Shonan BMWスタジアム平塚>

    清水エスパルス 0ー0 湘南ベルマーレ

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