久米副社長兼GM急逝
昨夜、エスパルスの久米一正副社長兼ゼネラルマネージャーが、がんのため急逝されました。63歳でした。
エスパルスはもちろん、日本のサッカー界、Jリーグにとっても大きな損失と言えるでしょう。Jリーグ立ち上げ時にスタッフとして尽力され、その後は柏の強化担当として、柏を強豪クラブへと育て上げました。エスパルスをはさんで名古屋にいってからも効果的な選手補強により、クラブ初のリーグ制覇に貢献されました。
エスパルスにいた2003年からの5年間も、運営会社が変わって以降外部からの有力選手獲得ができなかったところにスカウトに関するノウハウを持ち込み、兵働、藤本、原といった大卒の有力選手を次々獲得しました。この時持ち込まれたノウハウは、例えば去年の高橋、西村といった選手の獲得時にも活かされているのではないかと思います。今年副社長兼GMとして再びエスパルスに復帰されましたが、フリーになっていたヨンソン氏の監督としての招へいを進言したのが久米さんだとも聞いています。そうしたいろんな功績をクラブに残して下さいました。左伴社長との二頭体制は頼もしかったし、今オフも辣腕をふるってくれるだろうと思っていた矢先なので、本当に残念としか言いようがありません。
ただ、一番無念なのは久米さんご本人だと思います。一方で久米さんの思いは、薫陶を受けた強化スタッフの方々が必ず引き継いでくれると思います。僕らもそれを信じてしっかりエスパルスをサポートしていかなくてはならないですね。
とにかく、ありがとうございました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
試合については、あまりにいろいろあったので、試合の映像を見直した後で改めて書きたいと思います。
※ブログランキング参加中です。
| 固定リンク
コメント