4連勝ならず(11/2 湘南戦)
今節のエスパの試合は金曜のアウェイでの湘南戦でした。あそこはスタジアム内はともかくスタジアム外のグルメが充実しているので、土日であれば間違いなく行ったのですが、残念ながら速報メールが頼りとなりました。
結果は久々に無得点に終わってのドロー。今季初の4連勝はなりませんでした。内容的にもあまり良いところのない試合となったので、落胆した方も多いかと思います。ただ試合は相手があっての事なので、湘南が上だったと認めざるを得ないでしょうね。
<明治安田生命J1リーグ 於 Shonan BMWスタジアム平塚>
清水エスパルス 0ー0 湘南ベルマーレ
この日についてはまずは湘南の出来が良かった事を認めないといけないと思います。中二日での3連戦という事で相当疲労があったと思うのですが、そうとは思えない走力はハンパじゃなかったです。122Kmですからね。さすがにルヴァン杯を獲っただけの事はあると思いました。
それに対してエスパの方は、そんな湘南の勢いにのまれちゃいましたね。最初の20分くらいはカウンターのチャンスを作る事ができましたが、とにかく走り回る湘南の前に次第に攻め手をなくし、自陣に押し込められる展開となってしまいました。特に切り替え、中でも守から攻への切り替えのところがピリッとせず、湘南のプレスの前にあっさりボールロストする場面が頻発したのは残念でした。現代サッカーにおいて攻守の切り替えは非常に重要ですので、そこで後手を踏んでしまったらそりゃきつくなりますよ。それだけ湘南の攻から守への切り替えが早かったという事でしょうし、ウチは昔からガツガツプレスに来るチームは苦手ですが、そこを上手くいなす事ができるようにならないと、この先上位を目指していく事は出来ません。チームとしてこの課題をどうクリアするかを考えていって欲しいと思います。
という事でボールを相手に握られ続けたため、決定機は後半の白崎のダイビングボレーくらいでしたが、一方で湘南の決定機もそれほど与えてないんですよね。流れの中では前半岡本に強引にドリブルで切り込まれた時と、後半小川にスルーパスで抜け出されたくらいでしょう。だからあれだけシュートを打たれたわりには決定機を作られてないんです。これは評価して良いと思います。自陣に押し込まれた状態が続きましたが、4-4の2ラインを維持しつつ、相手のWBが上がってきた時にサイドハーフのどちらかが最終ラインに落ちる事で対応し、真ん中をきっちり締める事で湘南の攻撃をほぼ両サイドからのクロスに限定させる事が出来ました。確かに湘南のアタッキング・サードでの精度がいまひとつだった事に救われた面はありますが、エスパの守備陣もきっちり対応できていたからでもあると思うので、その点は評価すべきだと思います。
チームとしては「残り試合全勝してACL出場権を獲る!」というのが大きな目標になっていたので、この試合を引き分けた事で若干その可能性が遠去かったのは残念ではあります。ただ、夏場だったらどこかでつまらないミスをして勝ち点1すら逃していたように思うんですよね。それを今回はスコアレスドローに持ち込んで相手から勝ち点2奪う事が出来た。長いリーグ戦ではこういう試合で勝ち点をしぶとく取る事が重要だと思うので、広島戦に続き2試合続けて勝ち点を獲れたのは、チームの成長を表しているんじゃないかと僕は思ってます。ウチはまだまだ成長途上のチーム。これからですよ。
といいつつ、今季はもうあと3試合なんですよね。で、相手は残留争いのただ中の名古屋。何かホームの残り2試合のチケットが争奪戦になっており、次の名古屋戦も結構な観客が駆け付ける模様です。となると、当然相手は必死になってくるでしょうが、こちらも大観衆を前に下手な試合は出来ませんから、そのために最善の準備をして欲しいと思います。
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