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2018年10月 8日 (月)

圧巻(10/7 磐田戦)

 昨日(10/7)はホーム・アイスタ日本平での磐田戦でした。開門2時間半前くらいに着いたのですが、とにかく大変な人出で、本当ににぎわっていました。一方、台風が逆に災いしたのか季節外れの厳しい日差しと暑さに見舞われ、その影響からかドリンク類が早々に売り切れになったりして、暑さをしのぐのが大変でした。

 両チームのサポーターがコレオを用意するなどして選手を鼓舞し、それに応えるかのように選手達も気合の入ったプレーを見せましたが、結果は5-1で完勝。昨季は0-3で完敗して本当に悔しい思いをしたので、この日の試合には溜飲が下がる思いでした。また選手達が本当にうれしそうにしていたのも印象的でしたね。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

    清水エスパルス 5ー1 ジュビロ磐田

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 試合は開始早々に動きます。センターライン付近で上原からボールを奪ったドウグラスが前にボールを持ち出した後北川にスルーパス。これを受けた北川がファーサイドへボールを流し込み、開始わずか1分でエスパが先制に成功します。その後は磐田が逆襲に転じ、ファウルをもらってはセットプレーを得ますが、エスパは落ち着いてはね返してチャンスをほとんど作らせず、中盤での磐田の激しい当たりにも負ける事なく対応する事で、少しずつ自分達に流れを引き寄せます。そして38分、またセンターライン付近で相手のパスをカットした北川が相手最終ラインのウラへ出ようとしていたドウグラスへスルーパス。これを受けたドウグラスが相手DFを三人引き連れながら左足でボールをゴールへ流し込んで、エスパが2点目を奪取。前半はこのまま2-0で終了しました。

 後半、二枚を代えて攻勢に出ようとする磐田に対し、最初は落ち着いて対応していたエスパでしたが、51分、松原のパスが緩かったのをカットされてカウンターに持ち込まれ、最後は田口に押し込まれます。これで勢いの出た磐田の前にエスパは劣勢となり、特に55分あたりに途中投入の荒木にきわどいシュートを打たれます。しかしどうにか失点せずに乗り切ったエスパは落ち着きを取戻し、61分、センターラインからのフィードを胸トラップしたドウグラスが北川とのワンツーで前へ抜け出し、今度は右足でゴールへ流し込んで3点目を奪取。その後は少しでも追いつこうとする磐田の攻めを落ち着いて凌ぎながらチャンスを伺い、72分、フレイレが自陣でパスカットしてオーバーラップしドウグラスへボールを預けると、ドウグラスはダイレクトでスペースに出てきた石毛へパス。これを受けた石毛はラインのウラへ出ようとしていた北川へラストパスを送り、北川が落ち着いて流し込んで4点目。これで完全に気持ちの切れた磐田に対し、エスパは容赦する事なく決定機の山を作り、90+4分には途中投入の村田がゴラッソを決めて5点目。結局5-1という9年ぶりの大差をつけて、エスパが昨季の雪辱を果たしました。

 まあ戦い方としてはこれまでの試合とそれほど差があったわけではないと思っています。ぶっちゃけて言ってしまうと「今年一年間チームとして積み重ねてきたものの差」が点差となって表れた気がしてます。磐田はこちらがブロックを作ってさえしまえば、その周りでステーションパスを繰り返すばかりで正直怖さを感じなかったし、それに対してウチは4月のアウェイでのダービーと比べて見違えるほど攻撃力が上がってますからね。むしろ河井が不在だった事とダービーというシチュエーションからかいつもに比べると少し攻め急ぎ過ぎている感がありました。F東戦なんかはもう少しボールを握りながら相手を揺さぶる場面があったと思うので、早々に先制したというシチュエーションがあったとはいえ、そこは少し物足りないところではあります。

 ただ守備に関しては本当に気持ちが入ってましたね。前半は本当に中盤での激しいつぶし合いになったのですが、そんな中でも決して怯まずに戦ってました。また決して熱くなり過ぎないところも良かったです。磐田のプレーには時に挑発じみたものもありましたし、主審の判定も不可解(というかどちらかというと磐田寄り)だったのですが、そんな中でも熱くなり過ぎず冷静さを保ちながら戦えていたのは、選手個々の成長を感じました。そういった冷静さと常にブロックをコンパクトにした上でパスコースを丹念に潰していくいつも通りの守備を披露。これを90分間続けられたのが勝因でしょう。一方攻撃に関しては、ダービー特集の取材の際に北川が言っていた「相手がブロックを作り終える前に攻め切る」というプレーをチーム全体が忠実に実行できていましたね。何せ1,2,4点目がボールを奪ってからのカウンターですから。特に1,2失点目に関しては、「ウチ相手にあんな危ないところでボールロストしたらそらやられるわ。」って形でしたしね。その原動力は何といってもドウグラス、北川の2トップのわけですが、その他の選手についてもボールを奪った時に前にスペースがあったらガンガン上がっていくという約束事をしっかり実行しているから、あれだけの攻撃が出来るわけです。この日に関してはそういういつも通りの攻撃をより高いテンションでやりきったからああいう結果になったと思っています。

 これで昨季の屈辱を倍返しで晴らす事が出来ました。それを2万近い観衆の前で出来たのが嬉しいですね。また春先のダービーの感想を読み返しましたが、その時はまず堅固な守備を構築するところから始めた段階で攻撃に関してはこれからという感じでしたが、そこからわずか半年で現在リーグ2位の得点数を誇るチームに仕上げてきたあたり、ヨンソン監督の指導力には舌を巻くばかりです。またこの日出たメンバーの半数以上が、小林前監督の下でJ2から鍛え上げられてきたというのも感慨深いです。今のチームは、まあ時折脆さも見せますが、観ていて面白いチームになってきているので、あとリーグ戦5試合しか観れないというのはちょっと残念です。まあ来季に関しては久米GMを中心に主力選手のプロテクトに全力を尽くしてもらうとして、今は残り5試合でどこまで上位に食い込めるかを見届けたいと思います。

 今週は代表マッチウィークなので、次の試合は来週アイスタ日本平に広島を迎えての試合です。現在の力を測るのにこれほどぴったりの相手はいないので、臆せずに全力で戦って欲しいと思います。

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