「惜しかった」ではダメ(9/21 G大阪戦)
先週金曜(9/21)はホーム・アイスタ日本平でのG大阪戦でした。平日の日本平での試合では行けるはずもなく、速報メール頼りでした。
結果は敗戦。金曜にも関わらず1万4千人もの観客を集め、ここで勝てば残留争いからも解放されるはずだったのに、という事で、敗戦を知った時には憮然としてしまいました。ただ三連休で時間があった事と、試合終了間際の猛攻を評価する人が多かった事で、珍しく負け試合をDAZNで観ました。
<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>
清水エスパルス 1ー2 ガンバ大阪
まずG大阪が良くなってましたね。全体をコンパクトにしてそこからプレッシャーをかけ、そこで奪ったボールを2トップに預け、そこで遠藤、今野のベテランボランチを軸にしてボールを回してこちらに穴を作ろうとする。特に前半に関してはウチがやりたかったサッカーをやられてしまった感じでしたね。
ただそれにしてもウチがやられ過ぎです。原因は試合開始直後に失点してしまった事でしょう。角田が簡単に食いついてしかも後ろへの展開を許すし、松原は前に出た選手に置き去りにされるし、フレイレもファン ウイジョに簡単に前に入られるし、で、「集中力を欠いていた」と言われても文句の言えないプレーです。2失点目にしても、確かに相手のプレーは上手かったけど、あれだけ人数がいたのにあんな場所まで侵入を許すのは論外です。このプレーもスローインからだし、この場面も集中を欠いたとしか思えません。前半は全般を通してG大阪にペースを握られ、なかなか自分達の思ったようなプレーが出来ませんでしたが、それならそれでまずはしっかりとブロックを作って最低でも1失点で凌いでおけば巻き返すチャンスを作れただけに、要所で集中を欠きボールホルダーへの寄せが甘くなってしまった事が残念でなりません。
一方で後半は、ドウグラスと北川のポストプレーを軸とし、中盤の4人が相手ブロックの間へ入る事で優位性を保ち、細かいパス交換から何度もチャンスを作る事が出来ました。さらに途中からは3バックにして攻撃の枚数を増やし、さらにクリスラン、長谷川を入れて前線に高い選手を揃えてさらにG大阪を押し込んで、もう少しで同点というとこもろまで持っていく事ができました。これを見て、G大阪戦の評価がそれほど低くない理由が理解できましたね。気が付くと今のエスパって攻撃力の高いチームになってるんですよね。前線はタイプの違う選手が揃っているし、中盤の四人も前線と絡んでアクセントを付けられるので、遅攻でも速攻でも得点を狙えるチームになっている。そこが今のチームの強みかな、というのを改めて確認できました。
だからこそ、不用意な失点はなくして欲しいんですよね。7月のリーグ戦再開以降で無得点に終わったのは鹿島戦だけです。にも関わらず守備では複数失点を食らう試合が多く、そのせいで勝ち点3をとれる試合を簡単に落としてしまっている。しかも失点の内容って殆どがこちらのミスが原因ですからね。集中を保ってボールホルダーに厳しくアウローチできていれば防げたはずなんです。だから僕は惜しくも追いつけなかった事よりも不用意なミスで失点を重ねた事を糾弾したい。こんな事を続けていて上を狙うなんておこがましいです。上を狙いたいなら90分間集中して安易に失点しないようにして欲しいです。
次はアウェイでFC東京戦です。味スタではここのところ勝っていないし、相性もあまり良くないですが、相手もここのところ勝っていないので付け入るスキはあるはずです。何とか勝ち点を持ち帰って欲しいと思います。
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