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2018年8月31日 (金)

不思議な勝ち(8/29 横浜FM戦)

 もう一昨日になってしまいますが、水曜はアウェイでの横浜FM戦でした。平日は殆どは行けないのですが、いくつかの好条件があったため、仕事帰りに観に行ってきました。

 90分の中にいろんな場面や流れがあった試合でしたが、その中で幸運にも勝利をつかみ取ったというのがこの試合の評価かなと思います。よく野村監督の言葉として「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」というのが出されますが、エスパにとってみればまさに「不思議な勝ち」でしたね。

<明治安田生命J1リーグ 於 日産スタジアム>

  清水エスパルス 2ー1 横浜F・マリノス

 試合は開始早々に動きます。キックオフ直後のファーストプレーでCKを得た横浜FMがあっさりとモノにし、エスパは早くも苦しい試合となります。その後もエスパの選手達の動きは鈍く、ボールの奪われ方も悪いために再三横浜FMにチャンスを作られます。さらにこの日スタメン出場のクリスランが15分頃に足首を痛めて途中交代。ここまではいいところが何もありませんでした。しかし次第に落ち着きを取り戻したエスパは時間を追うごとにボールを握る時間が増えていきます。そして27分、スローインから左サイドを北川、石毛、松原の三人で崩し、そこからの松原のクロスに金子が合わせてゴール。エスパが前半のうちに同点に追いつきます。その後はどちらかといえばエスパがペースを握りつつ、横浜FMもパスワークで対抗するという展開となり、そのまま1-1で前半を折り返します。

 後半はどっちつかずの展開でしたが、49分、ショートコーナーからドウグラスが見事なダイビングボレーを突き刺して、エスパが逆転に成功します。この後は再びゴールを奪いたい横浜FMが攻め込みますが、エスパもドウグラス、北川の走力を活かしたカウンターで応戦。そして65分、サイドを突破しようとしたドウグラスを相手DFが後ろから掴んでしまい、二枚目のイエローで退場。エスパがさらに優位に立ちます。しかしホームで負けられない横浜FMの選手一人一人が頑張りを見せるようになり、エスパの選手達の足が止まったのも手伝って、残り20分は数的不利の横浜FMがエスパを一方的に攻め立てる展開に。エスパはいつ同点に追いつかれるかわからない状況でしたが、横浜FMの決定力不足に助けられ、何とか5試合ぶりの勝利を手にしました。

 ホームの時は行けなかったので、今季の横浜FMを観たのは初めてだったのですが、噂通りラインが非常に高く、その中でパスを丹念につなぎながら崩していく魅力的なサッカーをしているという印象を持ちました。このように自分達から積極的にゲームを動かしていくチームはJはまだ多くないので、社交辞令でもなんでもなく頑張って残って欲しいな、と思いました。

 そんな横FM相手に久々の勝利をあげたエスパですが、この試合の印象はエスパサポとしてはあんまりよくないでしょうね。何せ試合の入り方と締め方が最悪でしたからね。そりゃ印象も悪くなるってものです。まず試合の入り方に関しては、なぜあんなふわっとした入りになったのかがわからないですね。疲労もあったでしょうし、ヨンソン監督が言うように新しい芝へのアジャストに苦しんだ面もあるかもしれませんが、何にせよここ数試合で一番酷い入り方だったので、まずそこは猛省して欲しいです。相手によっては15分までの間に勝負を決められてましたよ。それ以上に問題視されているのが、試合の締め方。残り25分の間数的優位のはずだったのに、どっちが数的優位なのかわからない内容でした。原因は一つには暑さによる疲労があったでしょう。この日はとにかく蒸し暑くて、、あの湿気は静岡にはないものだったかもしれないので、そこは堪えたのかもしれません。8月は連戦だったにも関わらず中盤から後ろのメンツはほとんど変わってませんしね。それと同じくらい影響したのが、75分の選手交代とそれに伴うフォーメーション変更だったのではないかと僕は思っています。その前からセカンドボールを拾えなくなっていたので兵働を入れて中盤を落ち着かせようという意図はわかるのですが、その代わりに金子を下げたのが悪手だったんじゃないかと。その前から飯田のサイドは結構やられていたのに、同サイドを広範囲にサポートする金子がいなくなった事で、飯田が一人で二人を相手に守らなければならない場面が増えたように思います。おまけに飯田とファン ソッコの間のハーフスペースもいいようにやられていたし、本当に右サイドはガタガタでした。あれなら角田を入れて最終ラインを5枚にしてハーフスペースを潰した方が良かった気がします。結果論ですけどね。何にせよ試合を締める手段であるはずの4-1-4-1で全く試合を終わらせられなかったのは事実なので、今後もこのパターンを続けたいなら、もう少し決め事とかをしっかりしないとダメでしょうね。

 という事で、試合の入りと終わりが最悪だった事で、「勝ったはいいけど」と感じたエスパサポは多かったと思います。ただどういう形にしろ勝ち点3をもぎ取れたのは大きいです。前の記事でも書きましたが、結果が出ないとどうしてもやってるサッカーで大丈夫かって思いも出てきますからね。それに、横浜FMの5バックによる守りが熟成されてなかったという幸運はあったにせよ、最悪だった流れをボールを握る時間を増やす事で自分達に引き寄せた事は事実です。昨季までならあのまま負けていたかもしれない事を考えると、そこは今季のチームの違うところではないかと。90分を通してみた時にチームの戦いの質はここ数試合で一番低かったのは間違いないですが、それでも良い流れの時にポゼッションとカウンターを上手く使いながら攻める事が出来ていたので、そこは自信にしていいでしょう。反省すべきところは反省しつつ良かったところは引き続き続けていって欲しいと思います。

 あと忘れてならないのが審判のジャッジについて。後半にPKかどうか微妙なプレーが二度ありました。僕が観ていたところからは遠かったのでわからなかったのですが、松原のタックルは間違いなくPKですね。勝ち越しゴールの時もドウグラスがわずかながらオフサイドポジションだった模様。前節まではウチが迷ジャッジに泣かされてきて、今度は迷ジャッジに救われた格好になりましたが、こういったシーンが何度もあるのは明らかにおかしいので、JFAは審判のレベル向上にもっと力を入れて欲しいです。

 次はアウェイでの仙台戦。コンディション面で明らかに不利なので、苦戦は必至でしょう。ただどうにか守りつつ数少ないチャンスをモノにする展開にしてくれれば、と思います。

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