今日(7/3)の朝方にかけて行われたW杯決勝トーナメント一回戦、日本は2-3でベルギーに逆転負けを喫し、惜しくもベスト16で敗退する事となりました。
三時に起きる事は出来なかったのですが五時から試合を観始めました。予想以上の奮戦を見せてくれた事で、終わった直後はそれほど悔しいとか悲しいとかいう気分にならなかったのですが、少しずつ悔しさがこみあげてきてますね。一時は2-0で勝っていたわけですから。どうしても「逃がした魚は大きかった」と考えてしまいます。
2点差をつける事が出来て浮かれてしまったのかもしれませんが、その分「ナイーブ」なところが出てしまいましたね。やはり1失点目の仕方が、複数のミスが重なったもったいないものだったし、その後勢いにのって攻めかかるベルギーに対して慌ててしまい、あっという間に2失点目を喫したのも痛恨でした。そして決勝点の場面、本田がなぜあんなに安直にCKを蹴ってしまったのか、山口はデブライネをファウルをしてでも止めるべきだったのでは、とかいろいろありますが、やはりチームとしてのリスクマネジメントが出来ていなかったと言わざるを得ません。
そもそもそれ以前の話として、2点差をつけた時点でもっとセーフティなゲーム運びに切り替えるべきではなかったか。そうした意味の甘さというかナイーブさは感じました。よく「2点差は危険なスコア」ってよく言いますけど、そんな事言ってるの日本だけなんですよ。W杯本大会で2点差を逆転された試合が48年ぶりという事実からも表れています。そこは見る側の問題でもあるかもしれないので、普段Jリーグを見ている時でも「2点差ついてイヤな予感したんだよねー」とかしたり顔で言うのではなく、「なぜ2点差つけてたのに負けるんだ!」という厳しい目を向ける必要があるのでは、と思いました。(もう3点差つけてたのが残り10分で追いつかれるなんて問題外ですよね(爆))
などと厳しい事を書きましたが、大会の二か月前のゴタゴタ以降代表に関して全く期待の持てない状態が続いていたので、これだけの戦いを見せてくれたのは望外の喜びです。JFAやマスコミに足を引っ張られながら、よく戦ってくれましたよ。優勝候補のベルギー相手に殴り合い上等の真っ向勝負が出来るなんて思いもよりませんでしたから。少なくとも個の力は少しずつ世界との差を詰めている事が確認できてよかったです。今は疲れ切っていると思いますが、まずはゆっくり休んで欲しいですね。
それはそれとして、JFAのドタバタとそれに関する私見については、また改めて書くつもりです。
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