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2018年3月 5日 (月)

今年のエスパは弱くない(3/3 神戸戦)

 昨日(3/3)はアウェイでの神戸戦でした。日程が発表された時、これか次節の札幌戦のどちらかには行きたいと思っていたのですが、その後仕事がきつくなってしまったので、やむなくDAZNでの観戦となりました。

 幸先よく2点先行しながら、後半半ばに同点に追いつかれる展開に、昨季のイヤな記憶がよぎったのは僕だけではなったはずですが、その後逆に2点をブチ込んでの快勝。これには正直ビックリしましたし、前節感じた「今年は一味違うぞ。」という感触がさらに確かなものとなりました。

<明治安田生命J1リーグ 於 ノエビアスタジアム神戸>

 清水エスパルス 4ー2 ヴィッセル神戸

 前節課題と書いた攻撃面が機能した試合でした。今のところチームの成長速度が速くて感心しています。 

 ホーム開幕戦でほぼスタンドが埋まったノエスタ。神戸がそんなシチュエーションに燃えないはずがなく、立ち上がりは人数をかけて攻めてくる神戸の前に押されっ放しになりました。しかしそこでのパスミスを逃さずに逆にエスパが押し返したあたりから徐々にエスパが攻撃する場面が増えてきて、そして13分、カウンターから金子が北川の動きにあわせてパスを送り、そのパスに反応した北川がダイレクトで中に返し、それをクリスランが完璧に合わせるという見事な形でエスパが先制。26分には神戸の自陣でのパスミスを拾った石毛がドリブルでペナ内へ進入してラストパス。どフリーの北川が押し込んで2点目を奪います。しかし神戸も反撃に転じ、32分に左サイドを崩されて田中にヘッドで押し込まれます。その後は神戸に終始攻め込まれる形となりますが、エスパも最後のところでは自由にやらせず、また神戸のシュートミスにも助けられ、前半は1点リードで折り返します。

 後半の最初の15分も、攻撃に人数をかけてくる神戸に一方的に攻め立てられる展開。何度も跳ね返しますが、その度にセカンドボールを拾われて二次、三次の攻撃をされるという苦しい展開。中でもペナ内に進入したポドルスキの絶妙のクロスにハーフナーが完璧に合わせた場面が一番危険でしたが、六反がビッグセーブを見せて神戸に得点を許しませんでした。そうしているうちに神戸の方が攻め疲れをおこし、エスパも多少は敵陣にボールを持ちだせるようになりましたが、69分にチョン ウヨンに見事な直接FKを決められ同点に。流れは一気に神戸に傾くかと思われましたが、逆にエスパが前に出るようになり、72分に右サイドで金子が粘った後にインナーラップをかけてきた立田に絶妙のパス。体制を崩しかけながらそれを前に持ち出した立田がGKの脇を抜くプロ初ゴールでエスパが勝ち越し。その後は再び神戸の逆襲を食らいますが、それを嘲笑うかのように82分、デュークが左サイドで石毛に渡すと、石毛は右サイドからどフリーで侵入してきた金子にラストパス。金子がこれを冷静に流し込んで再び2点差に。その後は神戸の攻撃を余裕を持って凌ぎ、エスパが今季リーグ戦初勝利を飾りました。

 まず良かったのは攻撃面ですね。ボールの前への持ち出し方がだいぶオートマチックに出来るようになったなぁと思います。後ろでボールを奪いながらサイドで詰められても二、三人で上手く三角形を作ってボールを前に運べるようになったし、SHとボランチ、あるいはボランチ間で上手くパスコースを作れるようにもなってるな、と思いました。またボールを持ちだせる時とそうでない時の判断が結構的確で、攻め急いで簡単にボールをロストする事が少なくなったように感じます。さらにアタッキングサードに入った時に、サイドの選手間だけでなくてトップの選手に斜めのボールを入れて、そこに三人目、四人目の選手が絡むという場面が増えました。ああいうボールは昨季までのウチにはなくて、結構他のチームがやってきて「イヤらしいパスだな」と思っていたので、ああいうボールがウチでも見られるようになったのは嬉しいですね。まだ連携がかみ合ってなくてそれを最後の崩しにつなげる事までは出来ていませんが、それがハマりだしたら面白いなと思います。個人に目を向けてもトップのクリスラン、北川に加え、SHの金子、石毛がいずれも結果を残しました。特にウチの小柄なサイドアタッカーがどんどん存在感を増しているのが観ていて楽しいですね。

 一方の守備ですが、基本的に選手間の距離感を保った上で前から嵌めていくという守り方は変わらず、それが大きな破綻をきたす事はありませんでしたが、この日のように4バックに対して3トップをぶつけてきて、さらにそこにSBが絡んだ時の守り方が、特に前半は不安定でしたね。特に右サイドの立田が最初に入って来た選手に食いつき過ぎて、後ろのスペースに別の選手に入り込まれてフリーでクロスを上げられる場面が何度もありました。左サイドも右ほどではなかったものの、不安定でしたね。SBのウラというのは昨季も結構やられてましたし、今季も狙い目にされる恐れがあるので、そこは早いうちに修正する必要があるかと思います。幸い後半にはしっかり修正されて、サイドで後手を踏む場面が減りましたけどね。あとは、前節もそうなのですが、結構長い時間押し込まれる事があるので、そこでいかに下がり過ぎずに踏みとどまるかというのも課題だと思います。あれだけ長い時間押し込まれるとどこかで綻びがでる可能性が高まるので、どうやって押し返すかというのを考える必要があるように思います。

 とはいえ、昨季は2点先行しながら逆転負けをした試合が2試合もありました。それがこの日は同点に追いつかれてからわずか3分後に再び勝ち越してそのまま逃げ切ったわけですから、昨季と違ってチームがいい状態にあるのは間違いないと思います。それに相手は個の力では明らかに勝ってましたからね(神戸サポには失礼ながら、組織、特に守備組織がかなり未熟だな、とは思いましたけど)。前節の良い内容のドローで得た自信を、この日の勝利でさらに深める事が出来たと思うし、そんな彼らをサポートする我々も、「今年のエスパは弱くないぞ!」と少し自慢気に言えるようになったかも、と感じてきています。まあ「強い」というには早すぎるので、今はこんなところでしょうか。

 次節は再びアウェイで札幌戦。ここ二年で公式戦五連敗を喫しているチームとの対戦です。厳しい戦いになるのは間違いありませんが、この日と同じく粘り強く戦って勝ち点をモノにしてくれれば、と思います。

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