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2017年12月 4日 (月)

自力で残留(12/2 神戸戦)

 昨日(12/2)はJ1最終節。エスパはアウェイでの神戸戦でした。前節があのような結果だったので現地へ行くのをかなり逡巡していたのですが、友人に声をかけられた事もあり、「どうせなら最後まで自分の目で見届けようか」と思い直して、日帰りで行ってきました。

 試合は先制されながら逆転しての勝利。甲府も勝ちましたが、何とか自力でのJ1残留を決める事が出来ました。とにかくホッとしましたし、なにせ約3か月ぶりの勝利だったので嬉しくて、試合後は三宮で友人と祝杯をあげ、良い気分で帰る事が出来ました。

<明治安田生命J1リーグ 於 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場>

 清水エスパルス 3ー1 ヴィッセル神戸

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 相手の調子がいまひとつだった事もありますが、久しぶりに本来自分達がやりたいと思っていたサッカーが出来たんじゃないかなと思います。それで目標をクリアできたというのも良かったですね。

 試合の入りはいま一つでした。ホーム最終戦を何とか勝利で飾ろうと言う神戸に対してやや受けて立ってしまい、ボールをなかなか奪う事ができませんでした。ようやく10分過ぎに北川と金子のワンツーで初めて相手陣のペナに入ってCKをとりましたが、ショートコーナーをしようとしたのを引っ掛けられてのカウンターからあっさり失点。ここまでは完全な負けパターンでした。しかし19分、再び相手陣深くに入ってファウルを誘い、そこで得たFKを北川が見事に相手ゴールに叩き込んで同点。これで落ち着きを取り戻したエスパは、26分に自陣からのFKから相手のウラをとって再びペナ内に進入し、こぼれ球に反応した増田が見事なミドルシュートを突き刺して逆転に成功。これで心理的に優位に立ったエスパは、神戸が最終ラインでボールを持った時は北川、金子、デュークが相手にプレスをかけて自由にプレーさせず、そこを突破されても2ラインでしっかりブロックを作って相手をペナ内に進入させません。攻撃こそ肝心なところでボールがズレたりしてなかなか決定機までは作れませんでしたが、申し分のない形で前半を終える事が出来ました。

 後半、神戸はボランチ二枚を同時に入れ替えてより攻撃にシフトしていきますが、エスパもデュークに代えて白崎を左サイドに入れて、左サイドの守備の安定化を図ります。それにより後半開始当初は神戸に押し込まれましたが徐々に押し返し、57分にサイドからのFKを北川がすらし、そこにテセが飛び込んで3点目をゲット。これで気持ち的にさらに楽になったエスパは、何とか2点を返そうとする神戸に押し込まれはしましたが、2ラインによるブロックをしっかり保って相手の攻撃を跳ね返し、相手の決定機といえるのは2度くらい。アディショナルタイムではこれまで見られなかった相手陣でボールをキープして時間を使う余裕も見せ、見事3-1で勝ち切る事が出来ました。

 前節の反省を活かし、新潟戦の前半のような戦い方を90分間にわたってより効率的な形で再現したような感じかなと思います。ゾーンをコンパクトに保ちながら前からプレスをかけていって相手に自由に攻撃させないようにしつつ、プレスをかわされた場合はしっかり4-4のブロックを作って相手に楽にラストパスやクロスをあげさせないようにするというやり方で、メリハリのついた守備が出来ていたように思います。それにより相手で一番危険な存在のポドルスキにはなかなかボールが渡らず、それを嫌ってポドルスキはボールを受けに下がるようになって危険度は減ったし、もう一人危険な存在の渡邊は失点の場面以外は自由にシュートを打たせる事がありませんでした。前節の新潟のホニのような「これ」という攻め手が神戸になかったのも幸いしましたが、ある程度狙い通りの守備が出来たんじゃないかと思います。一方の攻撃に関しては前節同様北川と金子が効いてましたね。テセの落としに反応したり時にはテセを囮にして自分が受けたりして、何度も神戸守備陣を混乱に陥れました。左サイドのデュークも献身的な動きで貢献してくれましたし、後半から出場した白崎もどちらかというと守備に時間を割かれましたが、エスパがボールを奪った時はボランチと絡みながら時折効果的なプレーを見せてくれました。ボランチの竹内、増田も良いパス出しをしてくれたし、全員がやるべき事をしっかりやっていました。ただ、特筆すべきはやはり北川ですかね。あの直接FKは正直ビックリしましたし、ここのところ守備もしっかりやってくれていて、成長しているなと思います。

 という感じで、ようやく最後の二試合である程度サッカーが出来るようになった感じがします。この戦い方は開幕してからの1~2か月と、7~8月前半の勝ち点を稼ぐ事が出来ていた時にある程度実践できていた事なんですよね。それが8~9月に大量失点を繰り返した事でだんだん全体のブロックを下げるようになってしまい、それによってろくに攻撃が出来ない状態にもつながって、それがこの3か月勝ちがない状態になったと思います。それをようやくラスト2試合で思い出して、ある程度結果が出ていた時にやっていたサッカーを実践できて、どうにかギリギリでJ1残留を果たす事が出来ました。やはりなんだかんだいっても立ち返るべき場所はきちっとあったわけで、それを思い出せたというのは来季に向けて良い材料ではないかと思います。来季の体制はどうなるかわかりませんが、選手達はこの日の感触を忘れないで欲しいです。

 これでJ1は全日程を終了。エスパは14位となりました。何とか来季もJ1で戦える権利を得たのは良かったと思いますが、今季開幕前に掲げた目標は9位以内でした。それをクリアできなかった事は大いに反省しなければなりません。同じく何とか残留できた’14年シーズンと同じ轍を踏まないようにするためにも、何が問題だったかをクラブとしてきっちり検証して欲しいところです。本ブログでも稿を改めて、拙文ながら今季を振り返る記事を書きたいと思います。

 何はともあれ、エスパルスの選手、スタッフ、サポーターの皆さま、今年一年お疲れ様でした!

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