来季もJ1で戦える事が決まりホッとしていた矢先、早速大きなニュースが飛び込んできました。
昨季からトップチームの監督を務めていた小林伸二監督の契約解除が発表されました。
今季の成績を考えると致し方ないかな、と思います。最終順位は目標の9位に対して14位と遠く及ばない成績だったし、特に8月の柏戦以降の13試合でわずか2勝というのはいかにも印象が悪いかと。戦い方にしても、失点が多くなるにつれて最終ラインを後ろにして守備をより重視するサッカーにシフトしたものの(それについてはブログ中で僕も支持していましたが)、攻撃の選手との意識合わせが出来ずにスペースを開ける事になったり、逆に全体が引き過ぎて攻め手が全然なくなってしまったりして、思うように勝ち点を重ねる事が出来ませんでした。選手起用にも「迷っているのかな」と思わせる向きもあり、「これだと来季も、とは言えないな。」とは思っていました。
とはいえ、一昨年にJ2に降格した時点で崩壊してしまっていたチームを、昨季一年かけて試行錯誤しながら立て直し、一年でJ1昇格まで成し遂げたのは、紛れもなく小林監督の功績です。それに、カテゴリが違うとはいえ、昨季河井をボランチに抜擢してからのサッカーは、得点はバカスカ入るし見ていて非常に楽しいサッカーでした。それに今季最後まで苦しみながらも最後の二試合でようやく形を取り戻しJ1残留を勝ち取れたのも、昨季小林監督が作ってくれた形があったからだと思います。その二つの点において、小林監督に対しては大きな恩を感じていますし、それを忘れる事はありません。まだ現場で指導を続けたいと思っていらっしゃると思うので、新天地での活躍を心からお祈りいたします。
小林監督。二年間ありがとうございました!
後任の監督は外国人を軸に検討中との事。それについては続報を待ちたいと思います。一方で、監督のクビをすげ替えたから下位に低迷した事に対する禊は済んだ、なーんてクラブ、特に強化部には思って欲しくないんですよねぇ。それも含めた今季の反省点については稿を改めて書きたいと思います。
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