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2017年11月19日 (日)

3週間あったのに(呆)(11/18 札幌戦)

 3週間ぶりにJ1再開となった昨日(11/18)、アイスタ日本平の札幌戦を見に行きました。開門前から雨がしとしと降るあいにくの天気でしたが、幸いそれほどの降り方ではなかったですし、試合開始後は雨も止んで、試合に集中できました。

 J1残留争いの直接対決という事で、サポーターは気合が入っていたと思いますが、前半に2点を入れられて殆ど無抵抗のまま敗戦。チーム状態が「どしゃぶり状態」に近い事は分かっていましたが、それを補正するための3週間の猶予がありました。その間に対札幌対策を十分やってくれるだろうと思っていたのですが、実際に見たのは全く無為無策の戦いをしたエスパの姿。ですので試合直後は「お前ら、この3週間何やってきたの?」と呆れるしかありませんでした。

<明治安田生命J1リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 0ー3 北海道コンサドーレ札幌

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 3週間あった準備期間を有効に使ったか否かの差、さらには7月の対戦以降に積み上げてきたチーム力の差がはっきり出た試合でした。特に7月以降にチームとして何の成長もできなかったウチにとって、その差は非常に大きかったです。

 この試合に勝てば他会場の結果に関わらず残留できる札幌は、序盤から積極的に仕掛けてエスパを押し込みます。1トップのジェイへのロングボールだけでなく、こちらのブロックの間に入ってボールを受けてつないでくる事もしてきたため、エスパは後手に回ってブロックを下げるしかなくなります。そして荒野のドリブル突破からこちらに右サイドにはたかれてそこからクロスを入れられ、それを大外から入っていたジェイがドンピシャのヘッドを決めて、一番与えてはいけない先制点を許しました。その後も札幌のロングボールとショートパスを織り交ぜた攻撃に対しボールを奪う事が出来ず、ようやくエスパが攻められるようになったのは札幌のプレッシャーが少し緩んだ25分過ぎ以降。しかし今度は5-4-1でブロックを固める札幌の前に攻め手を見いだせず、ボランチとサイドでボールを動かすだけに終わったり、たまに無理なタテパスを入れてあっさりカットされる事の繰り返し。清水からのクロスへの対応を相手GKが処理し損ねてボールがゴールに入るシーンもありましたが、金子がGKに接触しにいったとみなされてゴール取り消しとなり、その後40分にチャナティップにペナに入られてそこからのつなぎをジェイに押し込まれて2失点目。前半終了間際にセットプレーからゴールに押し込めるチャンスもありましたがそこでも決められず、0-2で前半を折り返します。

 後半、2点差を追いつかないといけないというシチュエーションなので、「頭から変えてくるかな」と思ったのですが、出てきたのは前半と同じ11人。そして後半僕らが見たのは前半半ば過ぎからと同じで、相手のブロックを崩す策を持ち合わせず攻めあぐねるエスパの姿でした。無理をせずに守備に重心を置いた札幌に対し、漫然とサイドからクロスを上げるか無理なタテパスを入れようとしてカットされて逆襲を食らう事の繰り返し。前半よりもセットプレーの機会は多くなりましたが、札幌の高さを超える事は出来ず、あわやと思わせたのは1つだけ。長谷川、テセ、村田と攻撃のカードをどんどん切って打開を図りますが、流れの中からチャンスを作れた事は1度もなく、そのまま0-2で敗戦となりました。

 札幌は7月の対戦時と比べて攻撃力が上がってましたね。ジェイの高さとポストプレーの上手さを使いつつ、それで相手を押し込んだ上でサイドで崩すという攻め方が浸透している感じでした。チャナティップの機動力も活かされていたし、シーズン終盤に向けて帳尻を合わせて残留を決めたのは見事だったと思います。まあウチがブロックを作って守るだけなのを見越して、中盤での繋ぎを増やした可能性はあるかなと思いますが。こちらのボランチの守備の弱さと札幌のフィジカルの強さを見比べて、きっちり対策をしてきたのでしょうね。

 それに対するエスパですが、一応対札幌対策をしてきたはずなのですが、それがあまりに甘かったと言わざるを得ません。ジェイをあまりに自由にし過ぎましたし、「高さでは勝てないだろうからそのセカンドボールに対応する」と言っていたはずなのに、ことごとく札幌に拾われてそれをサイドにつながれるばかり。何より試合後のコメントを見る限りもっとロングボールを多用してくると思っていたみたいですが、実際の札幌の攻め方はよりパスワークを重視し、特にサイドでの数的優位を上手く使っていました。それに対してこちらはただただ後手にまわるばかりでボールホルダーに寄せる事すらできない状態。「ちゃんとスカウティングやってた?」と言わざるを得ない内容で、本当に呆れるしかないです。(本人達が試合後に「予想より云々」というコメントを多く言ってましたからね。)

 何より残念だったのが、「この試合に勝って残留を決める!」という気持ちで札幌に完全に負けていた事。それはルーズボールに対する寄せの早さ、球際での強さにはっきりと表れてました。ジェイに当てた後のセカンドボールに対する対応は非常に重要だったはずなのに、そのことごとくで札幌で拾われていたし、それ以外のルーズボールもそう。球際に感じても先制点での荒野の突破のところで河井など数人が競り合っていたのですが結局振り切られるし、それ以外でも負ける場面が非常に多かったです。球際が重要である事は去年からずっと言われ続けていた事なのに。また攻から守、守から攻への切り替えも前半は完全に札幌の方が上でした。これらの事はチーム戦術というよりは個人戦術および気持ちの部分が大きいと思うのですが、そのことごとくで負けたという事は、「この試合に勝つ!」という思いで負けてたという事でしょ?そんな状態で勝てるわけがないですよ。一緒に観戦していた友人はこの日のエスパの戦いぶりを総評して「みっともないサッカー」と断じていましたが、そこは僕も同感で、さらに気持ちの部分でも負けていたのを見て「こいつら'14年シーズンから何も変わってない!」と思いました。

 これで7試合勝ち無し。しかも5試合連続無得点です。広島が勝って降格圏を脱出し、甲府が16位に沈んだのですが、甲府との勝ち点差は3。得失点差では甲府が上なので、勝ち点が並んだら終わりです。次節にも残留を決める可能性はありますが、今の攻められない、守れないという状態では正直勝てるとは思えません。ただ勝ち点1ずつ積み上げるだけでも相手にプレッシャーを与える事が出来るので、とにかく愚直に守り切る事とし、そのためにどうするかをメンバー構成含め考えるしかないでしょうね。(正直、今の迷いまくりの小林監督にそれが出来るのか疑問ですが)

 次はホーム最終戦。相手は降格が決まった新潟です。ただここ数試合は負けなくなっており、さらに残留争いのプレッシャーからある意味解放された状態なので、非常に厄介な相手です。今言える事は「負けたら切腹、くらいの強い気持ちで最後までファイトしろ!」って事だけですね。

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