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2017年6月18日 (日)

アンラッキーなドロー(6/17 C大阪戦)

 昨日(6/17)はアウェイでのC大阪戦でした。僕は現地には行かずにDAZNで観戦しました。

 開始早々に先制して、その後C大阪に終始押し込まれる展開になったもののどうにかしのいでいたので「これは逃げきれそう」と思っていたのですが、アンラッキーなハンドをとられてしまいPKで失点。9試合ぶりの勝利はなりませんでした。選手達はよく頑張っていただけに勝たせてあげたかったですね。

<明治安田生命J1リーグ 於 ヤンマースタジアム長居>

 清水エスパルス 1ー1 セレッソ大阪

 内容的にはドローが妥当な結果だったと思います。あまりにも受け身になってしまったのがドローに終わった原因といえるでしょう。

 試合開始早々に先制できたのは良かったと思います。あの場面はチアゴ アウベスがスローインをダイレクトで中へ入れた判断とテセのポジショニングの良さによる見事なゴールでした。今のC大阪相手に先制を許せばかなり苦しくなると思っていたので、その点は良かったです。ただそれ以降はC大阪にボールを支配され押し込まれる展開が続きました。こちらは先制できた事で割り切って守る事に重点を置くことが出来たのは良かったのですが、逆に受け身になり過ぎてチアゴ アウベスがボールを持った時くらいしかチャンスがない状態になってしまいました。幸い前半与えた決定機はオフサイド見逃しによる杉本のシュートくらいでしたが、もう少し攻める時間を増やさないと厳しいぞ、と思って見てました。

 後半、C大阪は清武を頭から投入して、攻勢を強めてきました。それに対してエスパは前半よりは何とかつなごうという意識が出ていたものの結局相手陣に入る前にボールロストする事を繰り返し、前半以上にC大阪の猛攻を受ける形になってしまいました。後半エスパが放ったシュートってカウンターからデュークが打った1本くらいではないでしょうか。それ以外はほとんどエスパ陣内でゲームが進んでいました。ただ真ん中のところがしっかり跳ね返せていて、C大阪も時間を追う毎に焦りが出てきて、終盤はパワープレー一辺倒になっていたので、逃げきれそうな雰囲気でした。が、アディショナルタイムにアンラッキーな形でハンドをとられ、そのPKをゴールに沈められ同点。鳥栖戦に続きあと一歩というところで勝ち点3を逃してしまいました。

 まああれだけボールを支配されて左右に振り回されたらいつかは失点するでしょ、って感じだったので、繰り返しになりますがドローというのは極めて妥当な結果だったと思います。むしろよく1失点で凌いだな、という感じですね。特にCBはカヌと二見という初めての組み合わせだったのでどうかな、と思ったのですが、予想外に良かったですね。カヌは高さを活かしてよくはね返してくれていたし、二見もくさびが入った時にボールホルダーを自由にさせないように粘り強く対応していました。そしてこの日は何より六反が良かったですね。ファインセーブが少なくとも二本あったし、クロスボールにもよく反応してくれていました。彼ら三人が頑張ってくれていたので、勝ち点3という形で報われて欲しかったのですが、また新しいCBの組み合わせで真ん中をしっかり固める事が出来たのは大きな収穫だったと思います。

 問題は攻撃ですね。攻め手がなさ過ぎです。特に前半はボールを奪っても相手のプレスに耐え切れずに蹴ってしまう場面が多すぎました。あれでは攻撃にならないです。後半は前半よりはつなぐ意識は出てましたけど、結局前の方で孤立してボールを奪われる事を繰り返していました。まあ相手が2位のチームなのである程度守勢に回らざるを得ないところはありますが、それにしてももう少しボールを持つ時間を増やさないと厳しいですよ。何より気になったのは、切り替えのところ、特に守から攻への切り替えのところで相手に負けていた事。J1のレベルにアジャストするのにどんだけ時間がかかっているのか、と思っていましたが、そもそもチームの中でどう相手のプレスをかいくぐってボールをつなぐのかについての共通のイメージが出来ていないんじゃないか、と思い始めています。だから選手によってすぐパスコースを作ろうとする選手とホッとしてしまう選手とで意識のズレが出てしまって、結果としてボールをロストするのではないかと。何となく試合後のコメントにそういうズレが見られるので、何よりもそこを修正して欲しいです。次の甲府戦は勝ち点3が必須なので。

 これで9試合勝ち無し。ただ相性の悪いアウェイの地で勝ち点1だけでもとれたのは良かったとも思います。ただ、繰り返しになりますが、次の甲府戦は勝ち点3が必須です。この日の試合とは全く逆でボールを持たされる展開になるように思いますが、何としてもゴールを奪って勝って欲しいと思います。間に天皇杯の北九州戦が入りますが、甲府戦までとらえた準備をしっかりして欲しいですね。

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