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2017年5月 7日 (日)

価値のある勝ち点1(5/5 G大阪戦)

 もう一昨日の話になりますが、吹田スタジアムへ行ってきました。エスパのJ1復帰が決まってからずっと行きたいと思っていたので、行けて嬉しかったです。バックスタンドの二階席から見たのですが、本当に見やすくていいスタジアムでした。ただ難点は一番最寄りの公共交通機関に4万人をさばく能力がない事。特に帰りはあれだとちょっときついな、と思いました。

 前節が酷い出来だったので「まずはスタジアムを楽しむ事。結果は二の次」と、選手達に失礼な事を考えていました。奪えた勝ち点は1だけですが、G大阪にはここのところずっと負け続けていたので、それを思うと上々の結果だと思います。

<明治安田生命J1リーグ 於 市立吹田サッカースタジアム>

 清水エスパルス 1ー1 ガンバ大阪

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 前節の不甲斐ない敗戦からリカバリーできているかが最大の焦点だったわけですが、そこがきっちり出来ていたのが良かったですね。J1上位のG大阪に劣る事のないサッカーをしていたと思います。

 前節の敗戦を受けて小林監督はスタメンをいじってきました。CBには相手のモビリティを考慮して二見を起用し、ボランチには怪我で戦列を離れていた竹内が復帰。そして金子に代えてチアゴ アウベスを最初から使ってきました。特にチアゴ アウベスの起用によって守備が弱体化しないかが心配だったのですが、それは杞憂に終わりました。金子がやっていた役をテセがやる事になりましたが、それによって最終ラインからのパスコースを限定し、特に相手のサイドハーフにボールが入ったところで四人の中盤が激しくプレスをかけ、何度もそれによってボールを奪取し、素早い攻撃につなげる事ができました。また攻撃時には竹内が上手くボールを散らし、そこに六平が絡む事でここ数試合にはなかった良質のビルドアップが出来、さらにチアゴ アウベスが前でボールを収めたりウラへの抜け出しを狙ったりと良いアクセントになって、迫力のある攻撃が出来ていました。ポゼッションでは相手に上回られましたが、チャンスの数はエスパの方が多かったので、あとはそのチャンスを確実に決める事が出来れば、という感じの前半でした。

 後半も入りは悪くなく、エスパが主導権を握ります。そして左サイドで松原が潰れたところを白崎がフォローしてクロスを上げ、チアゴ アウベスがボレーでゴールに叩き込み、エスパが先制に成功します。さらに前でのボール奪取からテセとチアゴ アウベスが決定的なシュートを放ちますが、GK東口に防がれてしまいます。ここで決めていればグッと楽になったはずなんですけどね。その後G大阪は二人選手を交代し、それによってポジションがどう変わるかを見定めているスキを付かれ、真ん中を割られて失点。ボールホルダーにいこうとした竹内が滑ってしまうという不運はあったものの、ここもCBの甘さが出たなという気がします。その後は途中投入の遠藤によってボールを支配したG大阪相手に押し込まれましたが、ボランチとCBが中をしっかり閉めてバイタルエリアを自由にさせず、同点ゴール以降の被決定機はゼロ。ただエスパの方もカウンターの精度が低くて決定機を作るまでには至らず、1-1のドローに終わりました。

 反省点は、攻守ともに「詰めが甘い」という事でしょうか。攻撃に関しては何よりも先制してすぐ後の決定機で得点できなかったのが悔やまれるところです。相手のミスをついてのショートカウンターという狙いとしていた形のはずですからね。前半についてもせっかくのチャンスでシュートが枠に行かなかったりその前のラストパスの精度が低くて決定機まで至らない場面が多かったので、そういう「詰め」の部分をもっと磨く必要があると思います。守備に就いても90分間ほぼ狙い通りの形ができていただけに、同点を許した場面だけが悔やまれます。二見がもうちょっと相手に寄せていれば倉田へのリターンパスは防げたと思うので、その点は本当に残念です。やはりJ1の上位チームだとそういう詰めの甘さは見逃してくれないので、攻守ともにそういう「詰め」の部分をもっと磨いていって欲しいと思います。

 ただ、前節が今季最低の出来だった分「今節はボコボコにされるんじゃないか」という不安があったので、それを考えるとよくリカバーしてくれたと思います。それを行うにあたって小林監督は「攻撃的にいく」と再三コメントしてましたが、実際に展開されたのは「良い守備から良い攻撃につなげるサッカー」でしたね。そこがブレなかったのは小林監督らしいな、と思います。ただ、単純にベタ引きに守るんじゃなくてラインを高くして全体のブロックを上げ、パスコースを限定してボールを絡め取るという守り方が出来ていたのも好印象です(まあ正直G大阪のパス回しは川崎ほどの怖さがなかったですが)。個人に目を向けても、リーグ戦初先発で結果を残したチアゴ アウベスや、ようやく戻ってきてくれた竹内と、その竹内に引っ張られるかのようにしっかりした潰し役をこなした六平など、今後に向けて明るい材料は多いです。まあ前述の「詰め」が甘くなければ勝てたよな、というのはありますが、この日の試合をベースにしてくれればそう簡単には負けないと思うので、選手達にはそれを心がけて欲しいと思います。

 リーグ戦はこれで1か月勝ちなしですが、今節明るい材料がいくつか出てきたので、「次こそは」と思わずにはいられません。チームはルヴァン杯の磐田戦がありますが、例によって11人総とっかえでいいと思うので、怪我から復帰した北川やこの日スタメンを外されてしまった金子あたりがさらに良い材料をもたらしてくれる事を期待したいと思います。

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