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2016年11月14日 (月)

難産の末の貴重な勝ち点3(11/12 岡山戦)

 いつもより1日遅れての投稿です。

 一昨日(11/12)はホーム・アイスタ日本平に岡山を迎えての試合。今年のリーグ戦のホーム最終戦でした。この日に向けてクラブからサポーターに来場を呼び掛けた甲斐もあって、1万六千人という今季最多の観客動員となりました。

 前半のうちに2点リードしたので、その分1時間早くキックオフ始まった松本の試合を気にする余裕がありました。しかし、後半は一転して終始押し込まれる展開。アディショナルタイムには、なぜクリアできたのかわからないような絶体絶命のピンチが二回あり、本当に肝を冷やしました。改めて「J2は恐ろしいリーグ」というのを思い知りました。

<明治安田生命J2リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 2ー1 ファジアーノ岡山

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 植草がインタビューで言っていた通り「非常にタフなゲーム」でした。後半の出来を考えると、勝ち点3をとれたのが不思議に感じるような試合だったと思います。

 前半に関しては、ほぼいつも通りの試合が出来ていました。河井、竹内の両ボランチが巧みにボールを散らし、サイドを効果的に使いながら何度も岡山のゴールを襲いました。特に効果的だったのはSBからのサイドチェンジのパスですね。1点目はまさにそれによって相手DFラインを崩してのものでした。枝村、白崎も相変わらず気の利いた顔の出し方をしてエスパのビルドアップを助けます。2点目はその白崎のピンポイントクロスからテセがヘッドで決めたもので、ボールの質もさる事ながら、DFに後ろから競られながら決めるあたりはさすがとしか言いようがないです。その後は少し岡山にボールを持たれる時間が増えましたが、前半は前からのプレスがきっちりハマって何度かボールを奪う事が出来たし、危ないと感じたのはセットプレーの時くらいでした。もう1点くらいとれるチャンスはありましたが、申し分のない前半だったと思います。

 後半になると、岡山が反撃すべく前からプレッシャーをかけるようになりました。それに比例するかのようにエスパの前への推進力がガタッと落ち、前へ出そうにも出し所がなくて困っているうちに相手に詰められて仕方なくGKに戻してそこからのロングフィードに頼る以外の攻め手がなくなってしまいました。それでも守備はそれほど崩れる事はなく、岡山の攻めを落ち着いていなしていたのですが、途中出場の豊川のゴールで1点を返されてからは、俄然勢いを増した岡山の攻撃に後手を踏むようになり、殆ど攻める事ができなくなってしまいました。ゴール前できっちりブロックを作る事で、流れの中から決定機を作られる事はなかったものの、何度もCKなどのセットプレーを与えてしまいました。特にアディショナルタイムに相手GKの中林が上がっての二度のCKでは、正直どうやってクリアできたのかわからないような感じで、本当に肝を冷やしましたが、何とかこれをしのぎ切って8年ぶりにホーム最終戦を勝利で飾る事が出来ました。

 前半と後半で全く別のチームになってしまった事は猛省すべきでしょう。後半はいいところが殆どありませんでした。前節の讃岐戦にしても今節にしても、相手のプレスがきつくなった途端に機能不全に陥ってしまったのは問題でしょう。特に両CBの判断の遅さが目立ったのと、ボランチにボールを引き出す動きが殆どなくなってしまったのが非常に気になりました。確かに岡山の最終ラインへのプレスは厳しいものでしたが、正直あれくらいのプレスはJ1レベルでは普通でしょう。前節にも書きましたが、あれくらいのプレスでバタバタしているようでは先が思いやられます。次の対戦相手の徳島も、確か岡山と同じ3-4-3のフォーメーションだったと思いますし、現在調子がいいですから、後半のウチのバタバタぶりを考慮して、同じように前からプレスをかけてくると思います。それをどういなしながらタテへボールをつけていくかというのを、今週はきっちり練習する必要があると思います。前へボールを運べさえすれば、ウチが誇る2トップや両SHが必ず点をとってくれますから、そこを重点的に修正して欲しいです。あと1失点の仕方が、前節の讃岐戦と殆ど同じで、犬飼のケアが甘かったからやられたと思うので、そこも見直して欲しいです。

 後半の出来があまりにも悪かったので、後半戦に入って好成績を残している徳島との戦いが、今からとても不安ではあります。ただ、バタバタしながらも「もう1点もやらない!」という思いの下、全員が体を張って守った点は、出来の悪い試合の中で数少ない収穫でした。特にアディショナルタイムの二度の被決定機を防いだのは、もう理屈じゃないですね。岡山も「せめて勝ち点1を!」と必死に攻めてきましたが、それに負けない思いで必死にゴールを守ったのは、「勝ちたい!」という気持ちの強さからきたものだと思います。あんな姿はここ数年なかった姿で、1年間J2の厳しい戦いの中で培われた力だと思います。それは今後に向けて大きな財産になると思うので、あの時の感覚を忘れる事のないようにして欲しいです。

 松本が敗れたため勝ち点で松本と並び、得失点差で自動昇格圏の2位に浮上しました。次の徳島との試合で勝てば、文句なしにJ1昇格が決まります。しかし、あくまで自力で自動昇格を手にする権利を得ただけです。まだ何も手に出来ていません。そこははき違えないようにする必要がありますが、テセがインタビューの中でその事をしっかり自覚している発言をしてくれたのは心強い限りです。とにかく「今年、このチームで、J1へ昇格する」という目標を達成するまで、あと1勝です。選手達に意識するなと言っても難しいかもしれませんが、いつも通りの力が出せれば勝てるはずです。小林監督の仰る通り、自分達が作り上げてきたサッカーをきっちり表現して欲しいと思います。

 当日は徳島で観戦予定です。他にも大勢のエスパサポがやって来るでしょう。エンディングセレモニーで左伴社長が仰ったように、スタジアムをアイスタと同じ雰囲気にすべく、後押ししたいと思います。

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