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2016年8月 1日 (月)

危なげない勝利(7/31 岐阜戦)

 昨日(7/31)はホーム・アイスタ日本平での岐阜戦でした。

 梅雨明け後に日本平へ行ったのは今年初めてですが、とにかく「暑い!」の一語でした。いつも観戦場所はメインスタンドなのですが、西日が差し込んで暑いのなんの。スタジアムに着いてすぐかき氷を食べにいったし、その後も日陰を求めてさまよってました。試合が始まる頃には陽がくれたので普通に見る事ができましたが、当然熱気は残っていたでしょうから、プレーしている選手達はさぞ大変だったろうと思います。

<明治安田生命J2リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 2ー0 FC岐阜

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 もちろん危ない場面が全くなかったわけではありませんが、基本的には危なげのない試合運びをして勝った試合じゃないかなと思います。

 岐阜は監督が代わって間もないため、どう戦ってくるかが全く読めなかったのですが、4-1-4-1でしっかりブロックを作って、その上で前4人でプレッシャーをかける戦いをしてきました。それに対して序盤は苦戦しました。相手のプレスに慌てる場面が多かったし、ボールが落ち着かない展開が続きました。しかし15分くらいから次第にボールを落ち着いてまわせるようになり、ボランチ2人を中心にしながら落ち着いて相手のブロックをはがしにいけるようになりました。ただなかなかタテへのボールが入らずに苦戦しましたが、35分に竹内がいったんロストしたボールを奪って中にクロスを入れ、そこにテセが反応して先制。その後も落ち着いてボールをまわすいつも通りの戦いをして、前半を1-0で折り返しました。

 後半、岐阜は3バックにして中盤の守備を厚くしましたが、大した効果はなく、エスパがボールを支配する時間帯が続きます。しかしなかなか最後のところの精度が上がらずにいるうちに、次第に岐阜にもボールを持たれるようになってきて、70分くらいにはクロスバー直撃のシュートを浴びますが、どうにかそれを耐えしのぶと、73分に村田の突破とパスからテセが振り向きざまのシュートを決めて、2-0。その後は何とか一矢報いようとする岐阜相手にバタバタする時間が続きましたが、相手が前に出ればその分村田、北川らの交代選手によるカウンターもできるようになるわけで、実際決定機はエスパの方が多かったのですが、3点目まではとれず、結局2-0で終了となりました。

 岐阜とは5月初旬に当たっていますが、その時は相手の厳しい当たりに対して後手後手になってしまい、特に後半はいいところなく終わっていました。2試合目を戦うにあたってそういう相手の当たりの激しさに対応できるようになっているかが個人的な注目ポイントでしたが、そこは合格点が与えられるかなと思いました。相手の厳しい当たりにも臆する事なく対処して、時には逆にこちらが厳しく当たってボールを奪い取る場面もありました。また相手のフォーメーション変更にも落ち着いて対処できていたし、やはりビルドアップ能力は5月初旬の頃よりも確実に上がっているのも感じました。そういうチームとしての成長を感じ取る事ができたのは嬉しかったですね。

 もちろん反省点はあります。前半はなかなかタテのボールが入らなかったですし、後半は前半よりは入るようになりましたが、せっかく受けたボールの落としが周りと合わずにボールをロストしてしまう場面が何度もあったのは注意しないといけません。カウンターの上手いチームだったら確実にシュートまで持っていかれますからね。また守備に関しては残り10~15分くらいから相手に最終ラインの前で簡単に前を向かれてドリブルで侵入を許す場面が何度もありました。これももっと攻撃力の高いチーム(岡山とか)だったら確実にやられていたと思うので、まず簡単に前を向かせない事、前を向かせた時はズルズル下がるんじゃなくて誰かがチャレンジにいかないといけません。そういったところはきっちり修正して欲しいですね。

 次はアウェイで首位・札幌と対戦します。あの堅守を崩すのは簡単ではないと思いますが、テセが調子を上げているのは心強いです。厳しい戦いになるのは間違いないですが、何とか勝ち点をとって上位への挑戦権を手に入れて欲しいと思います。

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