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2016年6月27日 (月)

6月は無敗(6/26 山口戦)

 昨日(6/26)はアウェイでの山口戦でした。日曜のナイトゲームでは家に帰れないので、スカパーでの観戦でした。こういう時はJ2でも生中継してくれるスカパーはありがたいです。

 試合は4-0で勝ち。山口が昨年J3をダントツで優勝して今季もJ2で上位を走っていて、戦いぶりもショートパスを多用した攻撃的なサッカーをすると聞いていたので、ここまで差をつけて勝てるとは思っていませんでした。おかげで家で飲んだお酒が美味しかったですね。

<明治安田生命J2リーグ 於 維新百年記念公園陸上競技場>

 清水エスパルス 4ー0 レノファ山口FC

 90分を通してほぼゲームプラン通りに戦えたんじゃないかと思います。それをアウェイでやれたのは、今後に向けて自信になるのではないでしょうか。

試合を通して守備が安定していたのが大きかったと思います。山口はボランチの庄司を軸にしてパスをつないでくるチーム。したがって庄司を自由にさせないというのが大きなテーマだったと思うのですが、90分間それがほぼできていました。まずテセ、石毛を中心にした4人で最終ラインにプレッシャーをかけてなかなか中盤にボールを出させないようにし、たまに出てくると河井、六平の両ボランチプラス前4人のプレスバックで中盤でパス回しをさせない守備が出来ていました。結果、山口はロングボールを蹴るしかなくなり、最終ラインが難なく処理。たまにこちらの右サイドをつながれたりバイタルエリアで相手に前を向かせる事もありましたが、そこは犬飼、三浦を中心として粘り強く対応して、相手にシュートを打たせませんでした。結局、決定機はほとんど与えなかったと言ってよく、守備に関しては本当にゲームプラン通りだったんじゃないかと思います。

 攻撃に関しても、前述の「良い守備」を「良い攻撃」につなげる事ができていましたね。1点目はいったんボールを取られかけたのを再びひっかけて石毛から白崎へのスルーパスにつなげているし、2点目も相手のミスとはいえ石毛があそこまで追い込んだ事によるものですからね。得点機以外でも、両ボランチはそれぞれの持ち味を出して前線にボールを供給する事ができていたし、前線ではテセがポスト役として非常に効いていました。この3人を軸にしながら、最終ラインからのロングパスによる攻めあり、ピッチを広く使いながら丁寧につなぐ攻めあり、とバリエーションが豊富でした。得点機以外でも点をとれそうな場面は何度かあったし、攻撃に関しても収穫の多い試合だったのではないでしょうか。

 もちろん課題はあります。試合序盤は入り方が悪くて山口に攻め込まれたし、何度か右サイドを崩されかけた事も気になります。攻めでももう少し最後のところの精度を高めたいし、何よりセットプレーでもっと圧力をかけられるようになりたいですね。ただ全体で見ると、ここにきてようやく各ポジションの役割分担やすべき事が整理されてきて、みんなが同じイメージを持って試合に臨めているように感じます。それが6月を3勝2分け無敗で乗り切った事につながったのでしょう。7月も厳しい戦いが続きますが、今の感覚を大事にしつつ修正すべきところは修正していってくれれば、目標に到達する事ができるのではないかとおもいます。

 次はまたアウェイで岡山戦。また順位が1つ上の相手との対戦です。この日の試合以上に厳しい戦いを強いられるでしょうが、上位に食らいついていくためにも何とか勝ち点3を持ち帰って欲しいと思います。

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