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2016年4月18日 (月)

ぬるい!(4/17 讃岐戦)

 昨日(4/17)の讃岐戦は、夕方からどうしても抜けられない用事があったため、スカパーでの観戦でした。TV画面からも雨粒が見えるような状態だったので、現地で生観戦された方はさぞ大変だった事と思います。お疲れさまでした。

 試合に関しては「憤懣やるかたない」という言葉がぴったりくる感じでしたね。TV観戦の僕ですらそうなのだから、現地で荒天の中観戦された方の気持ちはさぞやと思います。

<明治安田生命J2リーグ 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 2ー2 カマタマーレ讃岐

 讃岐は予想以上に攻守ともよくまとまった好チームでした。リーグ序盤とはいえ4位につけるだけの事はあります。が、それ以上にエスパがぬる過ぎました。

 前半開始1分たたないうちの失点がその最たるものでしょう。なんとなくって感じで試合に入ったら、簡単に右サイドのウラを突かれ、中央の選手のマークもあっさり離して失点。ここまでクリーンシート4試合してきたのが信じられないひどい失点でした。まあその後落ち込む事なく試合に入り直し、右サイドの村田のクロスに元紀が合わせて同点。その後のボール回しも、引いた讃岐に対して落ち着いたパス回しが出来ていました。サイドに預けたかと思えば中央にタテパスを入れてボールを出し入れし、相手の守備の綻びを誘おうとする事が出来ていました。守備面もそれほど危ない場面は作られなかったし、この調子ならどこかで点をとれるだろうと思っていました。1点とった事で多少なりとも肩の力が抜けると思ってましたしね。

 ところが、後半開始早々に讃岐がメンバー交代をしてフォーメーションも3-4-3にしてより攻撃的な布陣にしてきた事に対し、エスパ側が完全に慌ててしまい、何度か危ない場面を作られるようになってしまいました。このあたりの慌てぶりもメンタルのぬるさ、脆さの表れですよね。それでもカウンターからテセが逆転ゴールを決めてくれたので、これで少しは落ち着くだろうと思いました。が、これでチーム全体に「これでいける!」というぬるい気持ちが芽生えてしまい、讃岐のさらなる攻勢を浴びる羽目となってしまいました。そして失点シーンですが、簡単に滑ってしまった河井もさる事ながら、ボランチとCBは何突っ立ってたんでしょうね。確かに見事なゴールでしたが、それ以上にウチのぬるさが際立つ酷い失点でした。その後は慌てて必死になって再度勝ち越しを狙って攻めますが、讃岐の身体を張った守備を上回る事ができず、無念のドローとなりました。これでホーム19試合勝ち無しだそうです。

 とにかく選手がぬる過ぎる、それがこの試合のエスパに対して感じた事です。セカンドボールや局面での球際で負ける事が多く、前半の後半20分を除いて、思ったような戦いをできませんでした。これがリーグ開幕以降ずっとこんな感じだったらもう少し怒りも少なかったと思いますが、少なくとも開幕後の3試合は球際で負けたり攻守の切り替えで後手を踏むような事はなかった。それがC大阪戦や讃岐戦では見られていない。要は出来ていた事が出来なくなっているという事にものすごい怒りを覚えます。アウェイで連勝して気が緩んだというとこでしょうが、その後の大事なホームゲーム2試合でこの体たらくでは話になりません。社長曰く「走力」「球際」で負けないサッカーを目指すんでしょ? だったら毎試合それを見せて下さいよ。少なくともこの日見せた「ぬるい」気持ちのままでいたら、1年でJ1復帰どころか一生J2の沼地でズブズブ過ごす事になりますよ!

 小林監督が試合後に試合運びの拙さを指摘してくれた事が救いです。監督はもっと選手に厳しく要求した方がいいですよ。自分のぬるさを自覚できない甘ちゃん揃いだから。それかゴトビ監督みたいな鬼軍曹的な人に監督をやってもらうしかないですかねぇ。(もちろん小林監督は信頼できる人だと思っているので、代える必要はないですが)

 次はアウェイで北九州戦。今は下位に低迷していますが、アウェイだし侮れない相手です。今回は選手達を散々罵倒させてもらいましたが、それを見返すような戦いを選手達には期待したいです。

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