女子A代表、リオ五輪予選敗退
先週から女子サッカーのリオネジャネイロ五輪最終予選が行われています。日本は3試合を戦って勝ち点わずか1しか奪えず、今日(3/7)の夕方の試合で中国が勝って勝ち点を10まで伸ばしたため、日本の予選敗退が決まりました。
1つの時代が終わったなというところでしょうか。5年前のW杯優勝とその翌年の五輪銀メダル獲得を頂点にして、日本は女子サッカーでトップクラスの地位を築いてきました。それが色あせる事はありません。しかし昨年一昨年あたりからどこかだましだまし戦っているような姿が見受けられるようになり、その歪みが一気にこの予選で表出しちゃったというとこでしょう。5年前からスタメンはほとんど変わっておらず、戦術的な上積みもなし。その間にアジアの周辺の国が日本に刺激を受けてテクニックでも日本に引けをとらなくなってきた結果が、この体たらくを招いたと言えます。
まあ言いたい事はいろいろありますが、一番の責任は協会にあるような気がしますね。大事な最終予選前に強化試合を1試合も組まなかったというのはどうにも納得がいきません。地元開催だし余裕だろ、とか思っていたんじゃないですかね。組織の長たる大仁会長が「日本は古いチーム」とか他人事のような事を言っているようじゃ話になりませんよ。今回の事態を受けて日本の女子サッカーが再び冬の時代を迎えないように、協会は全力でA代表の強化と若い世代へのサッカーへの普及の方策を練り直して欲しいと思います。
それにしても「今回はやばいかも」と思われていた男子が予選を突破して、女子が予選2試合を残して本大会を逃すとは・・・。サッカーはやっぱり怖いですね。
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