ニューイヤーカップ北九州戦
鹿児島キャンプも今日(2/11)で最終日。昨日(2/10)はニューイヤーカップ最終戦の北九州戦が行われ、エスパルスはセットプレーでの1点を守り切って勝利し、2勝1敗で大会を終える事ができました。
<スカパーニューイヤーカップ 於 鹿児島県立鴨池陸上競技場>
清水エスパルス 1ー0 ギラヴァンツ北九州
しかし内容的にはあまり褒められたものではありませんでした。守備に関しては前の2試合と同様攻から守への切り替えが早くなった分、昨季に比べてカウンターを受けるシーンは格段に減りましたが、中央のマークが甘くなって2~3度北九州に決定的な場面を作られたし、全体的に初戦の鹿児島戦と比べると球際が緩くて、「ここがボールの奪い所」というところで奪えない場面が目立ちました。この2点については修正が必要かなと思います。
攻撃に関しては、やはりテセの不在が響きましたかね。ボールを丁寧につなごうという意思はあるのですが、いざという時にボールを預けられる選手がいなかった分、パスまわしが慎重になり過ぎて、なんかパスを回させられているという感じになってしまいました。SBがSHを追い越すとかウラを狙うとかいう動きも少なくて、何よりタテへのスピードが鹿児島戦より明らかに遅かったです。鹿児島戦は逆に「急ぎ過ぎかな」と思ったので、そのあたりのバランスが難しいですが、いかにパス回しに変化をつけるか、そしてテセや元紀が不在の場合に誰がその穴をカバーするかが課題でしょうね。
最終戦が小林監督曰く「まったりした試合」になってしまったのは残念です。ただ守備は昨季の今頃に比べればはるかにマシな状態なので、ある程度戦える形は出来始めているかなと思います。あとは開幕までの2週間でどう攻撃面を上積みするかでしょう(開幕してからも試行錯誤するのかもしれませんが)。三保に帰ってから非公開の練習試合を2試合こなす予定なので、そこで少しでもチームの形を作ってくれれば、と思います。

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