AFC U23選手権決勝
昨日(1/30)のAFC U23選手権決勝、日本は韓国を逆転で下して、見事優勝しました。
前半は韓国の早いパス回しと技術に翻弄され、何もできない状態でした。失点時以外でも危ない場面が何度かあり、幻のゴールが前半だけで2回もありました。後半システムを変えて反撃を開始しようとした矢先に、完璧に崩されて2失点目。その後も危険なシュートが何本もあり、「うーん、ここまでが限界か」と思いました。
しかし浅野が1点を返し、その直後に矢島が見事な同点ゴールを決めてから、流れがガラッと変わりました。相変わらず韓国にボールを持たれはしましたが、韓国の運動量が落ちたのはあるものの、日本も粘り強く応対できるようになり、逆に浅野を中心としたカウンターをちらつかせて、韓国守備陣に脅威を与え続けました。そして81分にその浅野が見事な個人技から決勝点を奪い、その後の韓国のパワープレーにもおちついて対応し、見事に2点ビハインドからの大逆転で韓国を下しました。
とにかく「どんな形でもいいから五輪の出場権がとれればいい」と思っていたので、優勝というのは望外の喜びです。チームも個人も非常にたくましくなったなあと思います。戦い方自体は守備をベースにしながらタテに早いサッカーを指向するというこれまでの日本のイメージとは異なるものでしたが、W杯や五輪の本大会はそういう戦いを強いられる事が多いでしょうから、それはそれで悪くないと思います。とにかくチームが成長していく様を見れて楽しい大会でした。
さあここから五輪までは選手個々が自分を磨きながらアピールして、本大会へ向かうチームに選ばれるための戦いに移ります。彼らのリーグ戦での活躍に期待したいし、エスパで出場資格のある石毛、金子といった選手達の奮起も見たいですね。
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