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2015年9月14日 (月)

これで勝てないか・・・(9/12 鳥栖戦)

 一昨日(9/12)はアウェイでの鳥栖戦でした。行く間際にちょっとバタバタしてしまいましたが、何とか飛行機で福岡まで行き、現地で友人とも合流して、生で観戦しました。

 試合が終わった時の感想は、タイトルの通りで、「これで勝てないかぁ」でした。後半はほぼゲームを支配し、相手にそれほどチャンスを与えなかっただけに、この内容で勝てなかったらどこで勝つのかと思ったし、残りの対戦相手を考えると勝っておきたい試合だっただけに、非常に落胆しました。

<明治安田生命J1リーグ 2nd.stage 第10節 於 ベストアメニティスタジアム>

 清水エスパルス 0ー0 サガン鳥栖

 お互い守備に不安を抱えるチーム同士の戦いだったからか、前半は両チームとも手堅いサッカーをしていたという印象でした。エスパはF東戦と同様に、球際の強い鳥栖の選手達に食い下がり、相手に自由を与える事はそれほどありませんでした。ただ攻撃の時のつなぎが雑で、また選手同士の意図がかみ合わない場面が多く、フィニッシュの手前でボールを奪われてはロングボールを食らう場面が何度もありました。自陣ゴール前にこられるとスローインでも危ない場面を作られるし、紙一重でクリアしては今度はCKを与えてしまう場面が相次ぎ、決定機こそ1度くらいしか与えなかったと思いますが、前半の半ば過ぎからはどちらかというと鳥栖ペースだったなと思います。

 後半も前半と同じような流れかなと思っていたのですが、監督からの指示でボールを大事につなぎながらサイドを重点的に攻めるようになって、それによって相手を終始押し込むようになりました。サイドからの面白いクロスが何本もあったし、サイドに広げてから中央を突くパターンもあって、非常に分厚い攻めが出来ていたと思います。時折カウンターを食らいそうになる場面もありましたが、角田、平岡の両CBを中心に落ち着いて対応できていたので点をとられる気はしなかったし、逆に「もうひと押しすれば」という試合展開でした。が、鳥栖も前節の大量失点の反省から体を張って守っていたし、GKの林も非常に当たっていて、結局あとひと押しが足りず、無念のドローとなってしまいました。

 アウェイだった分、慎重にならざるを得なかったところはあるでしょうが、後半のようなプレーが前半から出来ていればと、思わずにはいられません。また、この日もチョン テセとウタカの2トップだったのですが、2人が連動して崩す場面が相変わらず殆どなく、同じような役回りを2人でやっている感じだったので、2人のうちどちらかを元紀と組ませた方が良かったんじゃないかな、という思いもあります。まあ2人とも途中から投入して流れを変えられる選手というタイプではないので、難しいですけどね。

 この日は15位の新潟も引き分けで終わったため、まだ首の皮一枚つながった状態にあります。ただ残りはもう7試合しかない中で勝ち点5差を追いつかないといけないので、状況はより厳しさを増しつつあります。何かのきっかけがあれば変わりそうな雰囲気もあるだけに、後半頭から選手や配置を変えるとかいうような何か吹っ切ったような采配も必要な気がしています。もっとも天皇杯で使える選手と使えない選手との差が大きい事が明らかになったので、田坂監督もやりにくいとは思いますけどね。

 次はほぼ中立地といえるエコパでの浦和戦。非常に手強い相手ですが、今の状況でそんな事は言っていられません。明日からの練習で、勝つための最善の準備をして欲しいと思います。

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