2か月ぶりの勝ち点3(7/29 横浜FM戦)
昨日(7/29)はアウェイの横浜FM戦でした。行けなくはなかったのですが、試合終了が21時半と遅かったので、家に帰ってスカパーで観ました。
いくらこのところ勝ってないとはいえ、ここ数年苦手中の苦手にしてきた横浜FMが相手なので、正直勝てるとは思っていませんでした。ですので試合終了後は嬉しかったというよりは「おいおい、勝っちゃったよ」みたいな気分でした。とはいえ、横浜FMにリーグ戦で勝ったのはたぶん2010年のアウェイ以来だと思うので、この勝ち点3は大きいと思います。
<明治安田生命J1リーグ 2nd.stage 第5節 於 日産スタジアム>
清水エスパルス 2ー1 横浜F・マリノス
この試合に向けて大榎監督はフォーメーションを4バックの4-2-3-1に変えてきました。それが機能したかというと、「うーん、どうだろう」という気がします。確かにヤコヴィッチとキャラの2CBは強固で何度か相手の危険なシュートを防ぎましたが、両サイドは川崎戦のようにやられ放題にはならなかったもののやはり不安定で、先制点も藤本への犬飼のチェックが甘くて右の枝村も簡単にウラをとられてのものだし、SBとしては2人とも不安定で、他のチームだったらやられていたかもしれないなと思います。とはいえ全体としては、急造にしてはバランスよく守れていたと思うし、前節までの変則3バックよりは守りやすいと思うので、この後の2週間のブランクを使って熟成していってほしいと思います。
攻撃に関しては、前半は全くダメでした。鄭大世と元紀は中澤とファビオに睨まれて全くボールを触れなかったし、サイドにボールを預けても前への推進力がほとんどなくて、全く攻め手のない状態でした。前半のうちにもう1点とられていたら、たぶん負けていたでしょう。が、前半を1点差で凌ぎ、後半開始時の村田を右サイドへ入れてデュークを左サイドへ入れるという珍しく早い交代策で、チームが息を吹き返しました。村田は相変わらずの積極的な突破で右サイドを活性化させたし、左サイドに移ったデュークも再び水を得た魚のように何度も左サイドを突破するようになりました。さらにそれによって2トップへのマークが少し甘くなって、その分2人がいい形でボールを触れるようになりました。同点弾は村田、デュークのサイドハーフ2人が絡んでいるし、逆転弾は鄭大世の質の高いラストパスと元紀の動き出しの良さが生み出したもの。後半開始時にボランチに下がった白崎も攻撃面で良い働きをしたし、この日の勝利は後半開始直後のメンバー交代が見事にハマった事によるものだったと思います。
8戦勝ちのない横浜FMにいつもの勝負強さが感じられなかったのは割り引いて考えなくてはならないと思います。ただ、後半の戦いは今後につながるものだったと思います。前述の通り後半開始での交代策が一番大きな勝因だと思うので、今までをふっきったようにそれを行った大榎監督は評価に値します。ただ、ウチはここのところずっと連勝がないし、後半の戦いにしても守備面は修正すべき点が多いと思うので、いつまでも浮かれる事なく、オフ明け後はしっかりとチーム立て直しのための練習をして、次の湘南戦に備えてほしいです。
次からはホームでの試合が2つ続きます。特に2試合目の新潟戦は非常に大事な試合です。そこに勢いをつけて臨む意味で湘南戦も重要になると思うので、繰り返しになりますが、オフ明けのトレーニングで最善の準備をして欲しいです。
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P.S 記事冒頭にとんでもない誤植がありましたので、修正しました。お詫びいたします。
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