ちょっとの差?(6/7 浦和戦)
昨日(6/7)は埼スタでの浦和戦でした。あそこにいい思い出がない上にビミョーに遠いので、スカパーで観戦しました。
結果は0-1で敗戦。相手の優勝を見るハメにはなりませんでしたが、残念な結果に終わりました。せっかく前節に上の順位のチームと勝ち点差が縮まったのにまた離されてしまったので、痛い負けではありますが、相手は首位のチームなので、仕方がないかなとも思っています。
<明治安田生命J1リーグ 1st.stage 第15節 於 埼玉スタジアム2002>
清水エスパルス 0-1 浦和レッズ
思ったよりはやれていた、というのが率直な感想です。もっとやられるかと思っていましたから。ただ、『ここ!』という場面での差は感じました。
前節とほぼ同じメンバーで臨んだわけですが、前節に続いてのアグレッシブな守りはある程度通用していました。決して引きこもる事なく前からプレッシャーをかけ、最終ラインもそれをフォローすべく高いラインを保ち、前半はカウンター以外では浦和に危ない場面を作られる事はありませんでした。攻撃では前で奪ったボールを早めにタテに入れて仕掛ける事がある程度は出来ていましたし、元紀を中心にして相手を慌てさせる場面も作れていました。
ただ、相手は首位のチーム。前からのプレッシャーはこれまでのチームよりも厳しく、なかなか最終ラインからタテにボールをつける事ができず、守備でも個人能力の差で後手を踏む場面が散見されました。何より感じたのは失点の場面とこちらの決定機においての守備陣の集中力の差ですね。失点した場面、興梠は確かに上手かったですが、こちらは人数はそろっていたので、もっとボールに寄せていればと思わずにいられませんでした。一方、後半半ば過ぎに元紀がGKと1対1になりかけた場面では、那須が1歩早く寄せてシュートをブロックしています。このような「ヤバい!」となるかの見極めとそれに対する対応力というか集中力の差が結果となって表れてしまったかなと思います。こうした細かなディテールを詰めていかない限り、「目標は優勝」だなんて口が裂けても言えないよな、という思いを強く持ちました。
ただ、結果は負けてしまいましたが、決して悲観するような内容ではなかったと思っています。といいますか、ようやく戦い方が整理されて、細かなディテールの事を話せる段階に来た事に少しホッとしています。しかし現実は厳しく、17位に沈んだままの状態である事から目をそむけるわけにはいかない事も承知しています。幸い次の試合までに2週間あるので、怪我人も多少は戻ってくるでしょう。この2週間を通して今の戦い方の細かな修正をしていって欲しいと思います。
次はホームでの甲府戦。この試合は絶対に勝ち点3が必須です。ここで勝ち点を失うようなら今度こそ大榎監督のクビは危ういと考えるべきです。
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