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2015年6月20日 (土)

最下位転落(6/20 甲府戦)

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 今日(6/20)は2週間ぶりのJ1リーグ開催日。エスパルスは甲府をホームに迎え撃ちました。

 勝てば順位が上がる事は確実だった事、前々節の川崎戦の良いイメージがあった事から、それなりに楽しみにして観に行きました。が、結果は完敗。内容的に見るべきものが殆どない酷い試合を見せられて、はらわたが未だに煮えくりかえっています。以下、その気持ちそのままに書き連ねる事をお許し下さい。

<明治安田生命J1リーグ 1st.stage 第16節 於 IAIスタジアム日本平>

 清水エスパルス 0-2 ヴァンフォーレ甲府

 前半の入りは悪くなかったと思います。アグレッシブへ前へ出る動きが多く見られ、何度かペナ近くまで侵入する事ができました。が、11分に右サイドでのボールの処理にもたつく間に逆サイドにクロスを入れられて失点。つなぐのが難しければ切れば良かったのに、まったくつまらない失点でした。その後はより守備へ重心を移した甲府の守備網相手に攻めあぐねるシーンが続きました。サイドを使おうという意図は見えたし、何度か枝村がフリーで侵入してクロスを上げたのですが、ことごとくクリアされるか真ん中と合わない事の繰り返し。もう少し工夫するなり長沢を早めに入れるなりしないと厳しいと思いました。

 後半もエスパが攻めて甲府が守るという展開が続きましたが、カウンターから2失点目を食らってからは、もうパニック状態。あわてて長沢を入れても、長沢を入れて3~4人が前線で待つだけで中盤はスカスカ。精度の低いクロスを入れては撥ねかえされる事の繰り返し。偶然得たPKは止められるし、全くいいところがないまま甲府に対清水戦リーグ初勝利を献上する事になってしまいました。

 この試合はJ1残留争いをしているチーム同士の直接対決であり、非常に重要な試合でした。それに臨むにあたって、攻めではサイドを意識する事、守りではバレーにボールを渡さない事の2つの狙いは見えました。ただ、逆に言うとそれだけ。そもそも今の戦い方は先日のナビ杯の神戸戦から採用し始めたもので、その戦い方をブラッシュアップするためにもこの2週間のブランクは絶好のチャンスだったはず。にも関わらず、先制点を奪われてからチームが思うように機能していなかったのはなぜか? 僕にはチームが怠けていたとしか思えません。石毛、水谷は殆ど機能しなかったし、デュークの馬力も甲府の守備網の前に消されるだけでした。選手達は「この試合の重要性はわかっていた」と試合後に語っていますが、「ホントか?」と疑いの目を向けざるを得ません。少なくともこの試合にあたっての準備は甲府の方がしっかりやっていたと思いましたから。

 あるいは選手達は「川崎戦のような「自分達のサッカー」をやれば勝てるさ」とか軽い気持ちでいたのかもしれません。その結果がこの体たらくです。何度も書きますが、僕達はJ1に残ったチームの中で一番弱いんですよ。おまけに今季J1に上がったチームから勝ち点1しかとれなかったんですよ。だから今、最下位にいるんです。その事実と向き合おうとせず、仲間内でプロサッカーチームごっこをやり続けるのなら、僕はあなた方を応援する気はない! 少なくとも今日プレーした選手の中でエスパルスのユニフォームを着る資格があるのはデュークとウタカだけです。それ以外の選手は丸坊主にして出直して頂きたい。

 そして大榎監督へ。なぜ本田でなく八反田をアンカーで使ったのですか? なぜ選手交代枠を1人余らせたのですか? いや、それ以前に守備組織の整備が1年近くたってもまるで出来ていない時点で、あなたにJ1の監督を務める資格はない。即刻辞任して下さい。(それか強化部が辞めさせるべきだ。この体たらくで続投なんて、ありえない!)

 かく言う僕も、川崎戦で楽観的になり過ぎたかなと思います。もっと現実を見すえないといけないですね。その意味では次のF東戦も全く期待できないので、行くのが辛いです。

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