たかが1勝?されど1勝?(4/22 ナビ杯仙台戦)
昨日(4/22)はナビ杯予選グループの仙台戦。何とかリアルタイムでスカパー観戦できました。
週末の名古屋戦がアレだったので全然期待してなかったのですが、終了間際の勝ち越し点を何とか守りきり、ナビ杯では初勝利。何より思ったのが「ここまで長かったなぁ」ですね。なんせ3月初旬の開幕戦以来1度も勝ってなかったわけで、約1か月半ぶりの勝利ですからねぇ。勝ったら何するんだっけって、半分マジで思っちゃいました(汗)
<Jリーグヤマザキナビスコカップ 予選グループ第4節 於 IAIスタジアム日本平>
清水エスパルス 2ー1 ベガルタ仙台
まずは公式戦連敗ワースト記録をストップできた事を素直に喜びたいと思います。このままでは内容がさらに蝕まれるところでしたから。
この日のエスパはスタメンだけでなくフォーメーションも変えてきました。竹内をアンカーに据えた4-1-4-1に。これにより中盤の4人が相手の誰を見ればいいかがはっきりしたため、少なくとも前半は、名古屋戦で見られた「待ちの守備」は少なくなっていました。攻撃も、まず1トップの長沢にボールを預ける事を基本としつつ、時には最終ラインからつなぐ時もあり、アタッキング・サードの崩しにしても中央でのパス交換ありサイドからのアーリークロスありと臨機応変な対応を行う事ができていました。前半終了時点で同点でしたが、少なくとも名古屋戦よりはマシな戦いができているので、このまま粘れればと思っていました。
後半は、相手の1トップの金園がこちらの最終ラインと中盤との間でボールをおさめるようになり周りの選手もどんどんフォローのためにこちらのブロックの間に入ってきたので、どうしてもそれにつられてしまい、あげくに中盤のラインまで下がっちゃって中盤に吸収される事が多くなり、「待ちの守備」が復活してしまいました。おまけに向こうはウィルソン、梁といった主力を途中投入して攻めの姿勢を強めてきたので、「これはドローで御の字だな」と思ってました。が、途中投入の澤田がやってくれました。元紀の落としも見事でしたが、彼の持ち味のスピードとゴール前の冷静さを活かした「ゴラッソ」だったと思います。試合終了間際に超決定機を2度許しましたが、いずれも杉山力がグッドセーブで防ぎ、何とか逃げ切る事ができました。
繰り返しになりますが、公式戦連敗記録を止める事ができたのが最大の収穫でしょう。カップ戦の連敗を止めただけなので「たかが1勝」ではあるのですが、ほんの少しでもチームが自信を取り戻す事ができたと思うので、その意味では「されど1勝」と言えるかなと思います。その他にも、怪我で出遅れていた村松が1試合通して問題なくプレーできた事、抜擢された若手がそこそこの活躍を見せた事、期待されていた新加入組の澤田が結果を出した事など収穫も多々ありました。もちろん前述の守備面など課題も多々あります。何よりこの結果を次につなげないと意味はないので、ホッとしている時間はないと言えるでしょう。
ちょうど一昨日の決算発表記者会見にて、「リーグ戦10試合を終えた時点での結果および内容が評価ポイントとなる」という話が出たと聞いています。5/6の鳥栖戦がちょうど10試合目にあたります。その時点での結果および内容が現体制の見極めのポイントとなる事を、我々応援する側も頭の片隅に入れておく必要があると思います。
次は週末にアウェイでの広島戦。どちらかというと苦手にしているチームとの対戦です。メンバーやフォーメーションがどうなるかはわかりませんが、この日の勝利を無駄にしないようにして欲しいと思います。
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