W杯決勝
日本時間の今朝(7/14)、ブラジルW杯の決勝が行われました。
○ドイツ 1-0 アルゼンチン
僕が今大会で見た試合の中で面白かったです。素晴らしい試合を見せてくれた両チームに感謝したいですね。
試合前はドイツが優位という見方が多かったのですが、アルゼンチンの厳しい守備と鋭いカウンターの前に予想以上の苦戦を強いられました。ボールキープでは優位に立ったものの、なかなか崩しきれませんでした。ただ粘り強く揺さぶり続けた結果、延長後半のゲッツェのファインゴールにつながったわけだし、逆にこれまでとは違って守備陣の踏ん張りが光りました。とりわけシュバインシュタイガーとボアテンクが頑張ってましたね。多少思惑と違った戦いを強いられても粘り強く戦うあたりは、やはり「ゲルマン魂」を継承したチームなんだなと思いました。優勝にふさわしいチームでしたね。
一方、アルゼンチンの奮闘ぶりがこの試合を大いに盛り上げてくれたのは確かです。もっと守り倒してくるかなと思ったのですが、ブロックに入った相手を確実に潰すという戦いはしつつ、点をとって勝とうという意欲が明確に感じられました。特に前半はむしろアルゼンチンペースだったんじゃないかと思います。後半は3トップにしてさらに攻勢を強めたし、決定機はむしろアルゼンチンの方が多かったのですが、結果的にそこで決められなかった事が敗戦につながってしまいました。ただ正直アルゼンチンがここまでやるとは思わなかったし、やはり優勝を経験している国はこういうところで力を発揮するんだなというのがよくわかりました。彼らには敬意を表したいと思います。
今大会は決勝トーナメントに入ってからも接戦が多くて盛り上がりましたが、強豪同士の対決に限ってお互い慎重な戦いに終始するか片一方が壊れる試合になっていたので、それだけが物足りなかったんですよね。それはここ数大会ずっと感じていた事なのですが。それが最後の試合でこのような面白い試合が見れたので、それだけで1か月見続けた甲斐があったというものです。大会前はいろいろ不安視されたところが多かったですが、始まったらすごく盛り上がって、成功といえる大会だったんじゃないかと思います。大会を盛り上げてくれたブラジルの人達に感謝したいですね。
これでサッカーの祝祭は終了です。今週末からは日常が戻って来ます。
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