U-19 またもアジアの壁を破れず
昨日(10/17)行われたU-19アジア選手権準々決勝、日本は北朝鮮にPK戦の末に敗退し、4大会連続でU-19W杯の出場権を逃してしまいました。
PK戦は運だと思っているので、PKを失敗した南野を責める事はできません。悔やむべきは決めるべき時に決められなかった事。前半の半ば過ぎまでは北朝鮮を圧倒し、何度も決定機を作ったのに決められませんでした。そこで1点でもとっていればもっと楽に戦えただけに、それが残念です。
あと1失点してからは北朝鮮が引いて1点を守りにきたのですが、それをなかなか崩す事が出来ませんでした。結局同じようにパスをまわすばかりで突破を試みたのがわずかしかありませんでした。相手にとってみたら守りやすかったと思います。日本はこれまでは「苦手のフィジカルコンタクトは避けて、ボールを速く動かす」事に腐心してきたと思うのですが、もうそれ「だけ」では限界が来ているのではないでしょうか。今回のチームでは南野の力が突出していて金子の突破力にも光るものがありましたが、そういった状況を打開する力を持った個の育成というのを、育成年代の指導においてもっと考えるべき時に来ているかなと思います。
今回のチームにはエスパのトップチームから3人、ユースから1人入っていただけに、余計に残念です。選手達は無念でしょうが、この悔しさをリオ五輪で晴らすべく頑張って欲しいと思います。
最後に1つ。今年はA代表、U-16、U-19といずれも結果を残せずに終わりました。この期に及んでまだ責任をあいまいにしたままなあなあで済ます事が許されるとは思いません。強化責任者だった原専務理事、あるいはその上司となる大に会長のいずれかは退任すべきと考えます。
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