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2014年9月28日 (日)

17位転落(9/27 大宮戦)

 昨日(9/27)はアウェイでの大宮戦。残留を争うチームとの直接対決でした。

 結果は敗戦。この試合の重要性を選手もスタッフもサポーターもみんなわかっていたと思います。それだけに試合後はショックで、声が出ませんでした。試合後挨拶に来た選手達に激励のためのエスパルスコールをしたサポーターは偉いなと思いました。

<J1 第26節 於 NACK5スタジアム大宮

 清水エスパルス 1ー2 大宮アルディージャ

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 敗因を一言で言ってしまえば、「自滅」です。

 ・試合の入り方が悪かった。
 ・決めるべきところで決められなかった。
 ・ミスパスの多さから相手に流れを渡してしまった。

以上の3つが重なってしまったら、そりゃ負けますよ。

 前半、とにかく入り方が悪かったですね。フワッと入ってしまって、気合の入った大宮の勢いにのまれてしまいました。で、大宮の狙いは「サイドのウラを突く」というものだったと思うのですが、それに全く対処できずに簡単に侵入を許し、真ん中は真ん中で相手を捕まえきれていませんでした。失点シーンがその典型で、大宮としたら「してやったり」でしょう。攻撃面も全く前でボールが収まらない状態だったので「こりゃ厳しいな」と思っていたのですが、次第に丁寧にグラウンダーのパスをつなぐようになってペースをつかみ始め、いくつかチャンスを作れるようになったので、「このまま粘り強くつないでいければ」と思っていました。

 後半も前半の終わり頃の流れが続き、50分に本田の芸術的なバイシクル・シュートで同点。その後も前からの積極的な守りでボールを奪って早い攻撃を仕掛けて、完全にウチの時間帯だったと思うのですが、そこで得たいくつかの決定機を決められなかったのが後々大きく響きました(特にノヴァコヴィッチのヘッドは決めて欲しかった・・・)。その後、焦りからまた前へのボールが雑になり、さらに選手交代によりボールを前でよく収めてくれていた河井がWBの位置へ下がった事で前でボールを収める選手がいなくなってしまって、大宮へ流れを渡してしまう事になってしまいました。そしてCKから勝ち越し弾。よく真ん中で守ってはいましたが、あれだけCKを与えていたらそりゃいつかはやられるでしょう。まさに「負けるべくして負けた」試合だったと思います。

 ただ、この試合がたまたま負けパターンにはまってしまったというわけではなく、弱いから負けパターンにはまったというのが実際のところでしょう。この日に限らず、ここのところのエスパは攻守ともにどう戦うのかが見えてきません。特に顕著なのが守備面で、誰がボールホルダーに寄せるのか、誰が相手のトップをつかまえるのか、全てがあいまいです。だから人がいてもただブロックを作っている「だけ」のアリバイ守備になっちゃっていると思います。だから、守備の約束事をきちんと整理するのが急務ですね(もう2か月たつのにこれかって気はしますが・・・)。それにあたり3バックは止めた方がいいです。相手のトップを捕まえられないなら意味ないし、むしろサイドで数的優位を作られて崩されるという弊害を生んでます。4バックのゾーンにして守り方を整理した方がまだマシだと思いますけどね。

 この日C大阪が勝ったため、17位に転落しました。今のチームはJ1で2番目に弱いと思うので、その通りの順位になってしまったと言えます。ここから状況を改善するのは極めて困難ですが、まだ8試合あり、15位との勝ち点差もさほどないですから、簡単にあきらめるわけにはいきません。クラブとしても、例えば齋藤俊秀さんを臨時コーチに招いて守備を見てもらうとか、うてる手は全てうって欲しいし、我々サポーターも全力でサポートするしかないでしょう。(ただ正直、半分は腹を括ってますが・・・。)

 次はC大阪戦。ここを落としたらホントにヤバいです。とにかく死にもの狂いで戦って勝ち点3をもぎ取って欲しいと思います。

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