W杯準々決勝 1日目
いよいよW杯も準々決勝に突入しました。
○ドイツ 1-0 フランス
ドイツは7人もの選手がインフルエンザにかかったと報道され、コンディションが不安視されていました。実際これまでスタメンだったメルテザッカーやゲッツェが控えにまわっていたし、動きもこれまでに比べるとそれほど良くなかったと思います。それでも試合をコントロールして勝ってしまうあたりにドイツの強さを感じました。ボールをキープする時間を増やしてフランスの勢いをそぎ、終盤足が止まり始めても最後のところは自由にやらせず、決定的なシュートはノイアーが防ぐといった感じで、ソツなくやっていたという印象です。すぐ準決勝があるので、まずはコンディションを整えて欲しいですね。
フランスはやはり早い時間帯に先制点を奪われてしまったのが響きましたね。守備を重視しつつ相手のウラを狙うというのがゲームプランだったと思うので。先制点をとられてからは要所を上手く潰されてしまい、それでも何本か決定機を作ったのですが、ノイアーという壁に阻まれてしまいました。ドイツのしたたかさの前にやられてしまった感じですが、ボグバ、マテュイディなど面白いタレントも出てきているので、この先復権してきそうな感じがします。
○ブラジル 2-1 コロンビア
コロンビアの方が優位かなと思っていたのですが、ブラジルが守備時の集中力の高さでコロンビアをねじ伏せてしまいました。とにかく中盤からの厳しい守備でコロンビア自慢の中盤を自由にさせず、危ないラストパスもことごとくカットして、決定機をさほど作らせませんでした。攻撃陣は相変わらずいまひとつという印象ですが、それでもセットプレー2発で大事な試合をモノにするあたりがサッカー王国たる所以なんでしょうね。次はドイツとの対戦。楽しみです。
コロンビアはブラジルの厳しい守備の前にパスワークを寸断されてしまったのが響きましたね。あと先制されたのも痛かったかと。スコアレスでいっていれば次第にブラジルの焦りも誘えたでしょうしね。ハメス・ロドリゲスもなかなか自由にプレーさせてもらえなかったし、ここでファルカオがいればなぁって思いました。ただ今大会のコロンビアは見ていて面白かったです。まだ若い選手が多いですから、これからが楽しみですね。
で、難敵コロンビアを下して意気上がるブラジルに、ネイマールが腰椎の骨折で残りの試合に出場する事が困難という報道が入りました。これはブラジルにとっては大きな痛手でしょうし、見る側の我々としても残念です。ブラジルの受難はまだ続きそうです。
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