W杯準々決勝 2日目
今朝(7/6)は準々決勝の残り2試合が行われ、ベスト4が出揃いました。
○アルゼンチン 1-0 ベルギー
アルゼンチンが試合運びの上手さで勝利をモノにしました。早い時間帯で先制点を奪うと、ベルギーにスペースを与えない事を重視してボールを奪ったらカウンターを仕掛けるという戦い方を徹底しました。こういう戦い方をさせたらゴールを奪えるチームはそうはないでしょうね。イグアインが大会初ゴールを決めたのも好材料でしょう。ただディ・マリアが前半途中に筋肉系の怪我で交代したのは痛手ですね。大会出場は難しいという話も聞こえてきますし。このままアルゼンチンが、という感じにはならなさそうです。
ベルギーは開始早々の失点が誤算でしたね。おそらくは守備を重視しつつカウンターでオリジのスピードを活かすというゲームプランだったと思うのですが、失点でそれが崩れてスペースを与えてもらえずブロックの前でボールを回すだけという戦いに終始してしまいました。アザールも本来の調子を出せずに途中交代してしまうし、ちょっとアルゼンチンとは試合運びの面でレベルが違ったなという印象です。タレントは揃っているだけに、もうちょっと熟成が必要ですね。
○オランダ 0-0(PK 4-2) コスタリカ
オランダが、というよりファン・ハールがまた株を上げたなという印象です。コスタリカの粘り強い守備の前に攻めあぐみ、やっと決定機をつかんでもGKのハメスとポスト、バーに阻まれて、焦りを感じないはずがなかったと思うのですが、PK戦に入る直前になんとGKを代えるという今冬の富山一高も真っ青の策を講じて、そのGKのクルルが2本止めちゃうんですからね。ファン・ハールの冷静さと選手掌握能力に舌をまくばかりです。キッカーも冷静だし、チームがまとまってきていますね。
敗れたりとはいえ、コスタリカの健闘には心から敬意を表したいと思います。ペースは終始握られて続け、シュートも4~5本しか撃っていないと思うのですが、延長終了間際にはあわやというシュートもあったし、オランダを最後まで苦しめました。また決してベタ引きではない事はオランダのオフサイドの数が表しているんじゃないかなと思います。胸を張って帰国して欲しいですね。
ベスト4の顔ぶれは優勝経験国が3つ、唯一経験していないオランダにしても3度準優勝している実績のある国が揃う事となりました。どこも一長一短があるので、どこが優勝するか全く読めないですね。準決勝が楽しみです。
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