W杯準決勝 1日目
W杯もいよいよ準決勝。大詰めとなってきました。
○ブラジル 1-7 ドイツ
欧州と南米をそれぞれ代表する国同士の一戦という事で、白熱の展開を期待しましたが、目にしたのはドイツによるブラジル惨殺劇でした。
とにかくドイツが強かったです。選手1人1人がブラジルのブロックの隙間に走り込んでパスをもらって少ないタッチではたいてまた別のスペースへ走っていくというのを忠実にやっているのが、印象的でした。それがムダ走りにならずに連動していてパスも回るからすごいです。おまけに攻守の切り替えは早いしテクニックも高いとあっては、そりゃブラジルもたまらないでしょ。理詰めなんだけどすごく美しい、そんなサッカーでした。あとは大勝した後の気の緩みだけが心配ですが、そこは確かな手腕を持つレーヴ監督がいますし、決勝でどこと当たるにしてもドイツ優位でしょうね。
ブラジルはチアゴ・シウバとネイマール不在、特にチアゴ・シウバの不在が痛かったとは思います。が、彼がいたとしても勝てたかどうか・・・。今大会のブラジルは地元サポーターの大声援をバックに個人の能力とフィジカルで強引に押し切るサッカーでここまで勝ち上がってきましたが、それで押し切れるほど甘くはなかったという事でしょう。正直、過去のセレソンに比べると凡庸なチームだったと言わざるを得ません。ただ、このセレソンが大会の盛り上げに一役かってくれたのは確かなので、しんどいとは思いますが3位決定戦に向けて気持ちを切り替えて欲しいです。
しかし、スペインvsオランダに続いてまた歴史の変わり目を見てしまったという感じです。セレソンのメンバーはこれから辛いだろうな。特にフレッジは国内でまともにプレーさせてもらえるのか心配です。
※ブログランキング参加中です。
| 固定リンク
コメント