W杯ベスト16 1日目
日本時間の今日(6/29)の1時からいよいよ決勝トーナメント(ノックアウト・ラウンド)が始まりました。今日は2試合とも南米勢同士の対戦でした。
○ブラジル1-1(PK 3-2) チリ
チリが非常にいい戦いをしました。前線から激しくプレスをかけてブラジルの攻撃の勢いを減らし、特にネイマールにはボールを持った途端に2~3人で囲んで自由にさせませんでした。GKのブラボも良かったですし。攻撃は手数は少なかったものの何度かブラジルをあわてさせましたし、特に延長終了間際のピニージャのシュートとPK戦5人目のシュートがほんのちょっと内側にいっていればと思います。悔しいでしょうが、胸を張って母国へ帰れると思います。
ブラジルは首の皮1枚つながったというのが正直なところでしょう。ブロックを作られネイマールを封じられると何も出来なくなる事がこの日も露呈しました。フッキのドリブルに重量感が戻ってきたのは好材料ですが、他が・・・。特にCFはフレッジもジョーもいまいちですね。守備がそこそこ安定しているので何とかなっているものの、次のコロンビアにはこの日以上に厳しい戦いを強いられる事になるのではないでしょうか。
○コロンビア 2-0 ウルグアイ
コロンビアが強かったですね。1点目のように個の力でゴールを奪う事も出来れば、2点目のようにチームとして完璧に崩す事も出来るというところが強みだと思います。1点目のハメス・ロドリゲスの胸トラップからのボレーも見事ですが、個人的には2点目の崩し方が好きです。あれだけ両サイドに振られたら守備の固いウルグアイでもどうしようもないでしょう。守備も安定しているし、これでファルカオがいたらどんな恐ろしいチームになるのかと思います。今のままでも十分ブラジルには脅威となるでしょう。
スアレスが出場停止となったウルグアイにしたら守備重視でロースコアの勝負に持ち込みたかったのでしょうが、ハメス・ロドリゲスの1点目で完全にもくろみを崩された格好となってしまいました。後半前への圧力を強めようとした矢先に失点してしまうし、終始コロンビアに主導権を握られたまま終わってしまいました。やはりスアレスの欠場は痛かったですね。たた4年後もスアレス・カバーニの強力2トップは健在でしょうから、捲土重来に期待したいです。
明日はオランダvsメキシコが注目かな。
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