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2014年6月26日 (木)

W杯13~14日目

 グループリーグもあと2日となりました。昨日から今朝にかけて行われた試合の中の2試合の感想です。

○イタリア 0-1 ウルグアイ

 初戦のイングランド戦の時点では、まさかイタリアがグループリーグで敗退する事になるとは思いませんでした。この日にしてもドローでもOKだった分手堅く戦ってましたし、2度決定機は作られたもののウルグアイを上手くいなしていたと思います。それは1人退場になってからも変わらなかったのですが、セットプレーでのゴディンのヘディングシュートで一気に奈落の底へ突き落とされた格好となってしまいました。結局パス回しは上手くなっていたんだけど、コスタリカやウルグアイのような守備が強固な相手には「回させられているだけ」という日本と同じような感じにしかならなかったのが敗因なんでしょうね。

 一方のウルグアイも決していい戦いができていたわけではなく、イタリアに上手くいなされていた感じでした。決勝点の直前は攻め疲れの気配も見せていましたし。ただこういう時にセットプレーで一気に流れを引き寄せるあたりは南米でもまれた勝負強さゆえなんでしょうね。前途揚々ってわけにはいかないでしょうが、どういう戦いを見せるか注目です。

 それはそれとして、またスアレスやっちゃいましたね。映像を見る限りではクロでしょ。FIFAの調査がどうなるかわかりませんが、残念ですね。

○スイス 3-0 ホンジュラス

 開始早々のシャキリのファインゴールで勝負は半ば決まったようなものでした。あとは基本はホンジュラスにボールを持たせながら、要所でカウンターをみまって2得点。暑さで終盤は足が止まってオープンな展開になりましたが、トータルで見るとスイスが力の差を見せつけた感じです。アタッカーや前線に若いタレントが揃っているのがいいですね。次のアルゼンチン相手にも食い下がってくれると面白いのですが。

 一方序盤の失点で苦しい展開となったホンジュラスですが、最後まで勝負を捨てずに戦った事には好印象を持ちました。他の中米の国と同じく技術はしっかりしてましたし、サイドから崩そうという意図も感じました。ただ決定力がなかったのが残念でしたね。W杯初勝利はお預けとなりましたが、また次の大会でも挑戦してくるでしょう。

 あとは残り4試合ですね。

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