W杯ギリシャ戦
今朝(6/20)はW杯ギリシャ戦でした。必勝を期して臨んだはずでしたが、何ともいいようのない内容のドロー。普段サッカーを見ない人の中には「オレの睡眠時間を返せ」と思った人もいるでしょうね。
○日本 0-0 ギリシャ
コートジボワール戦よりは前へ出ようという意欲は見てとれましたし、ボールを奪われた時のリスクマネジメントも出来ていました。ボール支配率は前半から7割近かったですし、さらに相手選手が二枚目のイエローで退場となり、優位にたちました。が、結果的にはギリシャにより守り重視の戦いをされて攻めあぐむ事になり、1点もとる事ができませんでした。
が、「ボールを支配しているわりにはチャンスが少ない」という状況は前半からのものでした。ボールはキープしているんだけど、持っている場所は相手のブロックの外というのが非常に多かったと思います。いい時なら相手のブロックの間へのタテパスがどこかで入るんですけど、この日に関してはコートジボワール戦の時のようにカットされるのを恐れてか極端に少なかったと思います。おかげで得意のバイタルでのワンツーによる崩しが全くなく、単調に外からクロスを上げるばかり(内田は工夫してましたけど、長友が・・・)。大体あれだけボールを支配していながらペナの中にボールを持って入る回数が10回かそこらじゃ話になりません。BBCでリオ・ファーディナンドが酷評したみたいですが、言い返す事のできない酷い試合だったと思います。
試合後のコメントを見ても、チーム全体として自信を失ってしまっている感じがしますね。だから勇気を持ってタテパスを入れられないんだと思います。ただ、それで世界を驚かせようなんてちゃんちゃらおかしいのでね。あとはコロンビア戦を残すのみですが、とにかく開き直って「自分達のサッカー」とやらを見せて欲しいです。
なお、選手起用やラストのパワープレーなど、ザッケローニ監督についてコメントしたい事は多々ありますが、それは終わった後に書きたいと思います。
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