W杯7日目
グループリーグ2試合目に入り、決勝トーナメント進出を決めたチームが出て来ました。
○オーストラリア 2-3 オランダ
オーストラリアの勇敢な戦いにより、白熱した好試合となりました。前半はオーストラリアの高いゾーンとそこからのプレスによってオランダがあたふたする展開となりましたが、後半に通常の4-3-3に戻してからオランダ本来の良さが出たかなと思います。ファン・ペルシー、ロッベンは相変わらず好調ですし、デパイという新たなタレントも出てきて、いい形でグループリーグを突破する事が出来ました。あとはグループ1位になってブラジルとの対戦を避ける事が出来れば言う事なしでしょう。
敗れたとはいえオーストラリアはいい戦いをしました。積極的なプレスとタテへの推進力はオランダを大いに慌てさせました。またこのチームは世代交代が上手くいっていないという印象があったのですが、とんでもない話で、いいタレントがいっぱいいますね。これからも日本のライバルとして立ちふさがってくる事になりそうです。
○スペイン 0-2 チリ
前回のチャンピオンがあっけなく敗退しました。チリの前からのプレスに苦しみ、最後までらしさを見せる事ができませんでした。リーグ戦やCLの疲れが抜けきらなかった事など原因がいろいろ分析されていますが、メンツが4年前から殆ど変わらなかった事による金属疲労が一番大きかったんじゃないかと思います。やはりどんなに強くても終わりは来るんだなと実感した日でした。
一方のチリは勝つべくして勝ったと思います。前線、中盤での労を惜しまないプレスはスペインのパス回しを狂わせ続けたし、ボールを奪ってからのパスのつなぎも見事でした。平均身長が日本より低いのにあれだけのチームが作れるというのは、日本にとっては励みになります。サポーターも熱狂的だし(やり過ぎはあったみたいですが)、この先も旋風を巻き起こすのではないでしょうか。
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